(遠くに日本海海戦紀念碑の立つ大峰山が見える)
この小さなレンガ作りは
「塩倉庫」と呼ばれてきた。
ここには大きな塩田が
あったらしいから、
倉庫があっても良い
のだが、これは倉庫というには誰がみても小さすぎる。塩の等級を決める
検査場だったのだろうとか言われてきた。
後ろの干潟でカブトガニ
の調査に来ていた九州
工業大学の院生と学生
が興味をひかれた。
日本に残る塩田の施設
を調べて歩き、ついに卒論にまとめあげたという。それを聞かせてもら
う機会を得た。旧大蔵省熊本塩務局津屋崎出張所は7等級の施設と
いうことがわかり、このレンガは文書庫であり、ほかに庁舎と倉庫が
あったはずである。広大な塩田のすぐ横に位置し、反対側には積み出
奥の文書庫から手前
左には漁業関係の
古い倉庫が並ぶ。
案外、当時も
このようであったの
文書庫の屋根は朽ち
て、蔦におおわれて
しまっている。
文化財指定の話が
出ているようだが、
所有者はこわしてしまおうかというところまできているらしい。
保存するには金も労力もかかり、維持費もかかっていくだろう。
レンガ作りだけでなく、「塩田とその歴史にみる付帯設備一式」
なあーんてことになると、それこそ大変なことになりそうだ。
さて、どうなっていくのだろうか。
(古い塩田の写真)
向こうに盛山と
丸山が見える。
塩倉庫の話、懐かしい・・・聞いていて楽しかったです。
ひとつのことを調べていくっておもしろいですよね。
それにしても塩倉庫!綺麗。
ぜひ残して欲しいですね。
風邪などひかないようにご注意下さい。
塩倉庫の話を学生さんに聴かせてもらったので
それをテーマに広報誌を作成しました。
もうすぐ完成しますので、また見てください。
広報誌、楽しみにしています!
竹細工の同好会で昔は、塩田が盛んだったという話は聞いたことがありましたが、
塩倉庫なるものが跡地にしても残っていることを知りませんでした。
福津市にきて何年にもなるのに、本当に知らないことが多すぎる・・・ですね^^;
お魚祭り歩きと「塩倉庫コンサート」と
ほぼ12時間稼働でしたので、そこそこ
疲れてしまいました(^^; でも、
夜はバグースでおなかいっぱい食べて
ビールとお湯割りなどいただいて、
ご機嫌でした。ははは・・
「塩倉庫コンサート」などという突拍子もない
ことを企画する埼玉から津屋崎にまちおこし
に来たおにいちゃんも、相当な冒険野郎です
ね。
(古墳でフルート聴かせるのと比べると
どうなんだろう?)
少しめげているですか。
う~ん、私などもしょっちゅうめげておりますが、
たいてい一杯のお湯割りで立ち直ります(^^;
というか、忘れてしまうように飲んでいるというほうが
当たっているかもしれません。
根が単純で、こらえ性がないせいでしょうか。
ゆうべは、野外コンサートに行きましたが、
たき火のそばにくっついて、ホットワインをいただいて
おりましたが、それでも寒くて、約1時間で途中退席
してしまいました。
(はじめから、2時間の野外など無理と思ってましたけど
よくやるですよ、埼玉から来たおにいちゃんとその一党)
でも、こんな催しの積み重ねがまちおこしになっていく、
と信じてやっていくしかないのですね。
(ムリムリ)という人たちと、(むりかな)という内心の
つぶやきとに向き合いながら、また何かをやらずに
いられない。という気持ちに値打ちがあると思うのです。