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弥勒菩薩

2017-10-29 18:23:18 | 日本の仏さま
🌸🌸弥勒菩薩(みろくぼさつ)🌸🌸


静穏✨に思索🌸する像で有名な未来仏☀


菩薩🌸の中では、弥勒菩薩🌸が最も早く成立☀しました。

将来、仏になることが約束✊されているので、「未来仏」とも呼ばれ🎵ます。

いまは、兜率天(とそつてん)という神々☀の住む世界で修行⚡していますが、

釈迦の入滅から56億7,000万年後にこの世に下生し、

悟り✨を開いて釈迦の代わりに救済💕することになっています。


仏教🌸では、釈迦✨の死後1500年(2000年という説もあり)以上経つと、

仏の教えだけが残り、修行⚡する人も悟る人✨もいなくなって人の世界も最悪💀になる時代、

すなわち、末法(まっぽう)時代が訪れると考えられています。😊

これを「末法思想」といい、

すさんだ世の中から救ってくれる弥勒菩薩への信仰🙏とあわせて広まり☁ました。

日本では平安時代後期から末法時代になったため、

後世に教え🌸を残そうと、経巻を銅製の筒に納めて土中に埋める

「経塚(きょうずか)信仰🍀」が盛ん💕になりました。

このころから弥勒菩薩🌸は、菩薩形🌸ではなく如来形✨で作られるようになります。

ですから、実際の像には菩薩形🌸と如来形✨があります。

基本的な菩薩形🌸とは、釈迦✨の出家前の姿で、

貴人👑の服装👚です。

宝髻(ほうけい)を結って、宝冠👑をかぶり、

肩から条帛(じょうはく)をかけ、

下半身には、裙(くん)を巻き、天衣(てんね)をまといます。😊

胸飾(むねかざり)や瓔珞(ようらく)、腕釧(わんせん)、臂釧(ひせん)などの装身具💍💎で飾る✨のが特徴🌸です。

鎌倉時代までは菩薩形🌸の方が多く見られましたが、

時代が下るにつれ、如来形✨の作例が増えてきました。

如来形は小さな仏塔🏯がシンボルです。

地・水・火・風・空の5大要素を象徴した五輪塔がよく用いられており、

仏塔🏯は、足の上に組んだ手や、手に持った蓮華の上にのせられています。

また、代表的な菩薩形🌸の作例が半跏思惟(はんか しゆい)です。

頬に手を添え、憂をを帯びた表情🌸は、

どのように人々を救済✨しようか思案しているのだといわれています。


(「日本の仏さま」より)

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