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肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 市川】 だし麺屋 うみのいろどり「饗 だし麺 塩(1300円)」

和出汁の旨味が押し寄せる「うみのいろどり」

JR市川駅の北口から歩いて3分ほど。市川グランドホテルの東側、商店街の一角に2023年8月14日にオープンした「だし麺屋 うみのいろどり」へ。コチラは世田谷区上野毛に本店を構える「だし麺屋 ナミノアヤ」の5つ目となるフランチャイズ店だ。動物系不使用の「だし」と羽釜炊きの「白米」が推しのグループである。

店内は白木のL字カウンターに10席。麺メニューは「だし麺」「だしつけ麺」とも、塩、醤油、濃厚、辛の4種類をラインナップ。さらに「まぜそば」に加え季節限定麺もあって11月~12月は秋鮭の肉と白子を使った「鮭だし麺」だそうだ。ほか海鮮だし茶漬けに加え、肉汁餃子、鯖幽庵焼き、悶絶海鮮の各定食も用意。

なお麺メニューを頼めばライスは無料でついてくるのだが、有料で餃子やミニ海鮮だし茶漬け、日替わりの混ぜご飯、TKG、肉寿司をセットにそえることも可能だ。そして餃子、鯖の幽庵焼き、鶏のニラ和え、チャーシュー盛り合わせ、海鮮皿、豚ロースの香味油焼きなどサイドメニューも充実。一杯飲ることも出来る。

ちなみに店は朝8時から夜11時までの通し営業で、朝10時までは朝だし麺、海鮮茶漬け、おにぎりといったライトなメニューで営業している。今回は夜の訪問なので「だし麺」の「塩」を、特製トッピングの「饗 -もてなし-(1300円)」で注文。なおライスはサイズを小、中、大、マンガ盛りから選べるが、中サイズでお願いした。

着丼までは7分ほど。麺の上にはカイワレのみ。基本のトッピングは別皿での提供だ。また副えられる羽釜炊きのご飯は北海道産の「ななつぼし」。これは豪華な布陣である。スープは動物性出汁不使用で、煮干し、節、昆布など海産物のみでひいているそう。甘みはさほど強くなく、出汁の香ばしさと旨味が押し寄せてくる。これは沁みる。

そこに合わせるのは菅野製麺所の全粒粉入りの中細ストレート麺。低加水で歯切れよく、出汁との相性も抜群だ。チャーシューは低温調理の鶏むね肉が4切、レアな仕上がりの豚肩ロースが3枚、同じく肩ロースを炙ったものが4切ほど。麺と食べても良いが、スープに潜らせて白ご飯と一緒に掻き込むのもまた良い。

ほかトッピングは、黄身がサラリとほどける味玉、スープに解くと清涼感が広がる海苔ペースト、太メンマ、白髪ネギ。またカウンターの引き出しを開けると山椒、山葵、辣油、醤油、塩、生七味といった調味料があるのでお好みで味調整を。和出汁の魅力を前面に押した一杯、あっという間に完食した。今度は海鮮モノも頂いてみたい。

<店舗データ>

【店名】 だし麺屋 うみのいろどり
【住所】 千葉県市川市市川1-3-5
【最寄】 JR総武本線「市川駅」北口徒歩3分

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