平井の実力店「カキマゼヌードル チドリ」
JR平井駅の北口から新小岩方面へ歩いて4分ほど。すずらん通り沿いで2017年4月1日から営業する「カキマゼヌードル チドリ」へ。屋号の通り、まぜそばで人気のお店である。オープンした年に業界最高権威とされるTRY=東京ラーメン・オブ・ザ・イヤーの新人賞で「汁無し部門」優秀賞を受賞した。店内はL字カウンターに9席。
麺メニューだが、油そば、海老しお香味油そば、台湾まぜそば、汁なし担々そばの4種に加え、この日は限定で「ネギ油そば」も提供していた。麺大盛は150円。ほか味玉、温玉、追いチーズ、鶏チャーシューに加え、ガリマヨ、ベビースターと天かすとオニオンフライの「ザクザク」、油そば用「スキヤキ」、激辛「南極」を追加可能だ。
またサイドメニューには、ごはん、追い飯用の半ライス、たまごかけごはん、お肉ごはん、トリチャごはんといった飯モノや、サラダ、肉サラダ、おつまみ3種盛りなどもあり、一杯飲ることも出来る。今回は、サラダと味玉が付いた「チドリ特製油そば(1250円)」に、評判の高い「お肉ご飯(300円)」を加えてオーダーすることに。
まずは提供されたのは木製のボウルに盛り付けられたサラダだ。シャキシャキのレタスやグリーンリーフ、赤と黄のパプリカ、刻んだ紫玉ネギ、フライドオニオンをクリーミーなドレッシングでまとめている。野菜も新鮮で彩り鮮やか、量も十分。これは嬉しい。サラダを食べ終わるころに丁度「お肉ご飯」と麺丼が到着。
「まぜそば」は丼の底に甘さと塩味が同居する醤油ダレが沈んでいるので、箸とレンゲでよく混ぜてから啜っていく。動物系のコクがあるが、亜麻仁油を使っているそうでサッパリとした仕上がりに。一方の麺は三河屋製麺のモッチリした中太麺で、タレとの相性は抜群だ。チャーシューはレアな肩ロース肉が2枚トッピングされる。
ほか黄身ネットリの味玉、穂先メンマ、玉ネギ、紫玉ネギ、青ネギ、そして麺の下にはバラ海苔が。よく纏まった旨い一杯である。そして「お肉ご飯」は、炙って香ばしい肉に甘めのタレを絡め、刻みネギ、黒胡椒をトッピングしたもの。ライスが進むこと間違いなしの逸品だ。あっという間にすべて完食。次回は辛いメニューを啜ってみたい。
<店舗データ>
【店名】 カキマゼヌードル チドリ
【住所】 東京都江戸川区平井5-25-6
【最寄】 JR総武緩行線「平井駅」北口徒歩4分