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肥宝館 -貧すれば丼する-

【西葛西】 麺や えいちつー「特製ラーメン ~えいちつー麺〜(1300円)」

西葛西駅前の行列店「麺や えいちつー」

東京メトロ東西線・西葛西駅の北口から歩いて2分ほど。りそな銀行とみずほ銀行の間の通りを東へ進んだ先にある「麺や えいちつー」へ。創業は2019年8月10日。屋号は共に店を支えてきた2人の店主、廣田英樹氏と三村光氏のイニシャルがともに「H」なので「えいちつー」としたとか。常に行列をなす人気店で早仕舞いもある。

店内はカウンター7席と4人がけテーブル1卓の計11席。麺メニューは基本的に豚骨醤油の「ラーメン」一本勝負で、チャーシュー、味玉、メンマ、ネギ、コーン、ワカメ、辛子高菜、玉ネギ、生たまご、海苔を追加可能だ。ほか「魚変玉」や、肉モリモリの「極肉麺(2500円)」、数量限定の旨辛「東熱辛麺(1300円)」なんてのも。

今回は店イチ押しの特製ラーメン、通称「えいちつー麺(1300円)」 を注文した。着丼までは6分ほど。サラリとした飲み口のスープは豚骨をベースに魚介や野菜の出汁も加えた白湯で、表面にはコクのある鶏油が浮かぶ。醤油のカエシは控えめで出汁の味を前面に押したバランスに。豚骨醤油といっても家系とは一線を画す味わいである。

コクはあるが重過ぎず旨いスープだ。そこに合わせるのはコシがある平打ち麺。ややハードな食感でスープとの相性は抜群だ。そして特製の一番の魅力は、やはりチャーシューのボリューム感だろう。大判で厚めにカットされた豚肩ロース肉が3枚と、さらにブロックで3つ。ホロリと柔らかで、肉の旨味を存分に楽しめる逸品である。

ほか黄身がトロリとした味玉、甘めの味付けで歯ごたえのあるメンマ、シャキシャキの刻みネギ、海苔、ゴマがトッピングされる。卓上には黒胡椒、ニンニク、お酢があるのでお好みで。味もボリュームも大満足だ。この日は夜9時の閉店時間を待たず、私の4組後に売り切れ30分の早仕舞い。確実に啜りたい方はお早目にどうぞ。

<店舗データ>

【店名】 麺や えいちつー
【住所】 東京都江戸川区西葛西5-5-13
【最寄】 東京メトロ東西線「西葛西駅」北口徒歩2分

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