11月なのに夏日とか、寒暖差にやられそうです。
連休を利用して、島根県に行ってきました。
近くは何度も通ったことがある「石見(いわみ)銀山」。
石見銀山は1000近くある間歩(まぶ)と呼ばれる坑道で「龍源寺間歩」を見るだけでなく、主に町並み地区と銀山地区に分かれていて、江戸時代の街並みを見ながら鉱山へ行くという観光になります。
観光地としてパーク&ライドを推奨していて、車で訪れた場合はまず「石見銀山世界遺産センター」に車を停めます。
ここでマップをゲットしてバスで一番西側の代官所前ひろばに行きます。(7~8分 ¥240)
ここから街並みを見ながら龍源寺間歩(坑道)まで登るのですが、歩くと小一時間かかります。
天気も怪しかったので、レンタサイクルを借りました。(2時間700円)
電動アシスト自転車で、坂道も楽々でした。
行きは一気に坑道までひたすら登りました。
ここでチケット(¥410)を買い、入坑します。
坑道の中は天井の低い場所もあり、ライトアップはされていますが薄暗いため、ちょっと注意が必要でした。
メインの坑道から左右に細い坑道が掘られています。
これだけの坑道をノミと金づちで掘っていくには、相当の労力を要したのだと想像ができます。
坑道を出て、道を下っていきながら、街並みを見学します。
雨が強くなったので、途中にあった古民家カフェで休憩しました。
ランチもできる「Cafe 住留」で、街並みに合った雰囲気の店でした。
町並みを意識した自動販売機。
各家の軒には、花やススキが飾ってあります。
理容院。
郵便局。
「羅漢寺 五百羅漢(入場料¥500)」は、銀山で働き亡くなった人や祖先の霊を供養するため501体の石仏が安置されています。
ここは、写真撮影不可でした。
「いも代官ミュージアム(¥600)」は、江戸時代の飢饉の時にサツマイモを植えた代官や銀山関係の資料が展示してあります。
今回は、観光エリアのど真ん中にある「石見銀山の宿 ゆずりは」に泊まりました。
部屋数は多くないですが、静かで趣のある造りでした。
増設された離れの部屋だったので、施設も新しくきれいでした。石風呂も用意してありました。
観光地内なので、大浴場はありません。
到着前にコンビニで必要な品を買ってチェックインするほうが良いです。
夕食付プランの夕食は、近くの温泉にマイクロバスで移動して入浴と夕食を取るプランでした。
今回見られなかった施設などもあり、ゆっくりと巡ったり撮影するのであれば、坂道はちょっとしんどいけれど、自転車ではなく、歩いていくのがベストだと思います。
昔は、ここで取れた銀を中国山地を越えて3泊4日で尾道まで運び、そこから船で輸送していたようで、「銀の道」として中国山地の道に名残を見ることもできます。
今回もう一つ感動したのは、生まれて初めて乗った「電動アシスト自転車」です。
あの踏み込んだ時の加速にビックリ!
一台買おうかな。
ご覧いただきありがとうございます。
夕菅(ゆうすげ)