写真にチャレンジ

広島県や近県をバイクや車で巡って、風景や花の写真を撮っています。

廿日市 ベニマンサク

2023年10月29日 | 写真

日本各地でクマの被害が報じられています。

森や山を散策して写真を撮る身としては他人事ではないので、熊鈴をポチりました。

 


「ベニマンサク」という木をご存じでしょうか。

「マルバノキ(丸葉の木)」というのが正式名称ですが、葉っぱがハートの形をしていて10月半ばから紅葉します。

日本で見られる群生は、ここ以外では、中部・近畿・四国の一部にあります。

三重県・岡山県・高知県・広島県・富山県・滋賀県では、絶滅危惧植物とされており、広島県では、天然記念物に指定されています。

 

今週は、そんなベニマンサクの群生を見に、広島県廿日市市のおおの自然観察の森に行ってきました。

 

広島市からはR2を西へ進み、「妹背の滝」を目指して右折します。妹背の滝の先は道が狭いため、離合場所を確認しながらの運転になります。

途中、案内板が出ているのでそれに従い進むと1時間ちょっとで到着します。

 

駐車場にはトイレもあります。

飲み物などの自販機は無いので、あらかじめ準備する必要があります。

この日は土曜日で天気も良かったのですが、車は10台くらい止まっていました。

多くはここに車を置いて、登山、ハイキングに向かわれるものと思います。

 

駐車場から5分くらい歩いた所に「自然観察センター」という管理棟があります。

登山か散策に関わらず、ここで入園の手続きを行います。

といっても入園日・どこから来たか・人数を記入するだけです。

ここには動植物の説明と展示がしてあり、観察室には望遠鏡がセットされていて湖の鳥などを見ることができます。

 

いろいろなイベントも企画されているようです。

 

メインの遊歩道は、舗装されていませんが、広くて割とフラットなので歩きやすいです。

 

この湖は「ベニマンサク湖」と呼ばれ、色々な鳥も見られるようです。

 

ちょっと歩くと、モリアオガエルの池がありました。

梅雨の期間には産卵が見られるようです。

 

その先には、野鳥の観察広場がありました。

鳥に気づかれずに観察するために、木の覆いが設けてあります。

 

しばらく歩くと、ベニマンサク広場に到着します。

沢山のベニマンサクが生えていて、少し緑のもの、真っ赤なもの、枯れ始めて赤褐色のものなど様々な葉が見られます。

 

下から見上げたベニマンサク。

 

水に浮かぶ葉っぱ。

 

トンボ。

 

ムラサキシキブ。

 

紅葉の数々。

 

学習広場と名付けられた広場。

ここからシジュウカラの森に行けるようです。

 

今回はここまででやめましたが、「カブトムシの森」や「ウグイスの丘」、「ルリタテハの林」などの自然観察できる場所があります。

また、メインの遊歩道から脇に入る小路が沢山あります。

おむすび岩」まで登れば山々の景色が見られるようです。

紅葉を散策するにはメインの遊歩道をのんびり歩くのが良いようです。

 

管理もしっかりしていて、整備も行き届いており、多くの自然や動植物を見ることが出来るのですが、アクセス道が狭いこともあるのか、観光客は多くないようです。

季節の良い時なら、静かな道を歩くだけでも心がリフレッシュされます。

トレッキングの準備をして、軽い登山をするのもいいでしょう。

紅葉はやはり11月が見頃かなと思いました。

 

ご覧いただきありがとうございます。

                        夕菅(ゆうすげ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ススキ 雲月山

2023年10月22日 | 写真

急に寒さを感じるようになりました。

少しずつ山々も赤みを帯びています。


紅葉の前に、今週はススキを撮りに出かけました。

場所は広島県と島根県の県境にある雲月山

広島側では、「うづつきやま」と呼ばれ、島根側では、「うんげつさん」と呼ばれるようです。

毎年4月に山焼きが行われ、草原の景観が維持されています。

911mの高さで、2時間ほどで周遊できます。

 

広島から2時間くらいで行くことができます。

R54→R191、加計からR186でも行けるのですが、現在は温井ダムの先が落石で迂回しなくてはならないので、R191からユートピアサイオト方面に行くのが良いです。

 

なお、現地直前は道が狭く、離合に気を付けなくてはなりません。

バイクだと、落ち葉や道の中央部の苔に注意です。

 

駐車場は2つあり、今回は手前の砂利の駐車場に止めました。

 

土曜日ですが、車が5台くらい止まっていました。

人影が見えないので、ここに車を停めて登山に行かれたのでしょう。

 

駐車場のトイレ。

 

駐車場から見た中国山地の山々。

 

駐車場から5分も登れば展望台があります。

山頂(写真中央上)がすぐそこに見えるので、行けそうな気もするんですが、外気温が10℃しかなく、風も強いので、今回登山はせずに、展望台(写真右上)まで登ってみました。

 

下に見えるのが駐車場です。

 

奥の駐車場に続く道。

 

展望台からの景色。

 

一面、という訳ではないけれど、ススキが茂っています。

 

天気が良く、青空とススキが良くマッチします。

 

でも、風が強くて、うまくシャッターチャンスを捕えるのが難しいですね。

 

道端にいくつかの花が咲いていました。

名前は良く分からいので、調べましたが、合ってるかわかりません。

 

クリフタマネギ。

 

シラヤマギク。

 

アキノキリンソウ。

 

ツリガネニンジン。

 

冬場は、通行制限が行われるようなので、次回は夏に登ってみようと思いました。

道中の山は、一部が赤くなっていますが、中国山地の紅葉はやはり11月のようでした。

 

ご覧いただきありがとうございます。

                           夕菅(ゆうすげ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世羅 香山ラベンダーの丘

2023年10月15日 | 写真

あちこちの木の葉が色づいてきました。


今週は天気がイマイチなので、車でコスモスを撮りに出かけました。

地元のテレビなどで報道されていた香山ラベンダーの丘に行ってみました。

9月半ばからコスモスフェスタが行われており、流石に三連休は人が多いと思い、一週間ずらしました。

 

広島からは山陽道でも行けるのですが、下道を利用しても約2時間ほどで到着します。

 

ナビが「細い道に入ります」とアナウンスしてからしばらく細い道が続きます。

駐車場は広く、受付前にトイレもありました。

 

受付の自販機で入場券を買って入ります。JAF会員の1割引きを利用し720円でした。

ここは黒瀬農園という会社が運営していて、4月~5月はポピー、6月~7月はラベンダー、8月はブルーベリー、9月~10月はコスモスが見られます。

 

ここが入り口です。

 

コスモスの数としては、他の農園でもっと多い所もありますが、種類が多く、写真付きで確認できるようになっています。

 

あちこちに「映え写真」用のグッズが配置されています。

 

ベンチ。

 

額縁?

 

どこでもドア。

 

鐘。

 

ブランコ。

 

コスモスには色々な種類があり、名前が付けられていました。

 

ソナタ レッドシェード。

 

キャンパスイエロー。

 

ビッキーフォーミュラー。

 

シーシェル。

 

ダブルクリック。

 

アポロラブソング。

 

ピノキオ。

 

畑全体にミツバチが多く、気になる人は気になるかもしれません。

 

この日は、曇り空だったので、イマイチでした。

 

農園のあちこちにハンモックが設置してあり、くつろぎながらゆっくりと見て回るのが良いかもしれません。

 

花時計のある所に、シャボン玉の製造機(?)があり、ボタンを押すとシャボン玉が出てきます。

花の色がシャボン玉の表面に映り、とても綺麗です。

 

園内にあるカフェ。飲み物、ソフトクリーム、軽食を取ることができます。

 

この日は、ラベンダーソフトクリームをいただきました。

紫の粒が入っていて香りも良かったです。

 

別な所に摘み取り用の畑があるようです。

一人10本までのコスモスを摘み取って持ち帰ることができます。

 

園内全体によく管理されており、歩道のアップダウンも大きくありません。

犬を連れている方も見られました。(カフェ内は不可)

小一時間、映え写真を撮りながらゆっくり回るのが良いようです。

 

ご覧いただきありがとうございます。

                        夕菅(ゆうすげ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呉・町田 フラワー通り

2023年10月08日 | 写真

いきなり秋がやってきた感じです。

去年も同じように感じてましたが、日差しが弱いと寒いですね。


今週は、コスモスを撮りに呉に行きました。

世羅方面に行けば、数千本のコスモス畑が見られますが、三連休ということもあり、イベントが行われていて人出が多いのは予想されます。

 

呉市の町田という所に、地域のボランティアの方が管理されているコスモス通りがあるとのことで、行ってみました。

広島からは、R31→R185→R375で2時間もあれば到着します。

 

観光地ではないため、駐車場は特になくて、道端に2~3台が停められるようになっています。

 

黒瀬川の川土手に、100m~200mくらい渡ってコスモスが植えられています。

 

私が訪れた時には誰もおらず、近所の方が犬を散歩させているだけでした。

三分の一くらいは、枯れてしまっているものもありました。

 

農園に植えられたコスモスはその数で圧倒されますが、ここは日常の風景に咲いている花に何か安らぎを感じることができます。

 

この日は風が強くて、写真が撮りにくかったです。

 

川べりののどかな雰囲気もいいです。

 

川の中州に鳥が止まっていましたが、今日のデジカメでは遠くて撮ることができません。

目線を変えると、大きな鳥らしきものが飛んでいるのを見つけました。

 

これなら撮れるかとズームしてみると害鳥よけ(?)の鳥の模型でした。

 

テレビのニュースになるような、広いコスモス畑をイメージして行く所ではありません。

街中の喧騒から離れて、静かな場所で花を見ながらゆっくりくつろぐのに丁度良いです。

40分ほどの滞在でしたが、訪れて良かったと思います。

 

ご覧いただきありがとうございます。

                   夕菅(ゆうすげ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸花2023

2023年10月01日 | 写真

バイクで走ると季節を如実に感じます。

先週は夏用のライディングジャケットでしたが、それでは少し肌寒く、今週は革ジャンを着込んでも丁度いい感じでした。


今年はいつまでも真夏日が続き、彼岸花も一週間遅れで見ごろを迎えているらしい。

彼岸花の見頃は2~3日と言われていますが、日の当たり具合などにより一斉にピークを迎えて一斉に枯れるということはありません。

先週からピークを迎えて徐々に枯れつつあるものも見られました。

今年は秋分の日から1週間たった今週土日で、2か所を巡りました。

 

一か所目は、三次市の辻ヒガンバナ群生地です。

 

広島から下道で2時間くらいで到着します。

 

幟が立ってはいますが、車を停める場所がカーブの曲がり角にあり、ともすれば見逃してしまいそうです。

 

駐車場などは無くて、道路の端が少し広くなったところに6台くらいは車が停めることができます。

ここから道路を挟んだ反対側に仮設のトイレがあります。

 

車を停めるところに案内板があります。

 

この橋を渡るとすぐです。

 

ウエルカムボード。

 

群生地自体の半分くらいがすでに枯れていましたが、残りは見頃を迎えていました。

 

ヒマワリの種を袋詰めしたものが置いてあり、ご自由にお持ち帰りくださいとありました。

私は毎年庭にヒマワリを植えるので、頂いて帰りました。

 

群生地維持の足しになるように、少しばかり寄付をしました。

 

栗の木もありました。

 

看板の奥に見える建物に管理人らしい方がおられ、ここで取れたお米を販売しておられました。

 

写真撮影も含めて、滞在時間は40分くらいかな。

 


二か所目は、島根県吉賀(よしか)町にあるひがん花の里です。

広島からは、中国自動車道を使って1時間ちょっと、下道でも2時間あれば到着します。

今回は吉和から先の道が狭く、時間がかかるので吉和ICまで下道で行き、吉和ICから六日市ICまで中国道を利用しました。

六日市ICを出て右折。R187→県道16号で約10分で到着。

 

この幟が目印でした。

 

この道を通って、駐車場に行きます。

 

駐車場は未舗装ですが、20台くらいは停められそうです。

 

料金は500円の無人料金箱。

施設維持の寄付の意味もあるかと思います。

 

ここは、かなり広範囲に渡って彼岸花が育成されています。

そのため、枯れ始めている所もあれば、満開の所もあり長い期間に渡って、彼岸花を楽しめるようになっています。

 

日曜日ということもあり、一眼を持ったカメラマンや観光客が入れ替わり立ち代わり訪れていました。

 

トイレも仮設ではなく、きれいなものでした。

 

ここにも栗の木がありました。

 

青空とのマッチング。

 

滞在時間は写真撮影も含めて1時間くらいかなと思います。

 

2日間バイクや車で移動する道すがらにも彼岸花は咲いています。

道端の赤い花はやはり目を引きます。

学名リコリスのこの花は、曼殊沙華・死人花など多くの名前を持ちますが、主に不吉な名前が多いですね。

有毒で動物除けということで人為的に植えられていたりします。

群生地は意図的に生育させた場所で、維持管理にも手間がかかるようです。

限られた時期しか見られないため、撮影したい衝動に駆られるのかもしれません。

 

ご覧いただきありがとうございます。

                      夕菅(ゆうすげ)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする