朝晩は涼しさを感じ、一日の寒暖差が大きくなりました。
この時期にバイクに乗ると、着るものを考える必要があります。
早朝に家を出ると、山沿いは手が痺れるくらい寒いです。が、昼間になると暑くて革ジャンを脱ぎたくなります。
午前中だけとか、午後だけとかならいいんですが、一日かけて遠くへのツーリングを計画するとき、グローブは夏用と秋用の二種類を準備します。
面倒だけど、気持ちよくバイクに乗りたいので仕方ないですね。
彼岸花を撮りに島根県大田市に行ってきました。
広島市からはR261を北上し、川本町から県道に入り、約3時間で到着します。
鬼村と呼ばれるこの場所は、彼岸花だけでなく、鬼岩と呼ばれる奇岩を見ることができます。
ここが駐車場。5~6台は停められるでしょうか。
これが鬼岩。鬼の伝承が伝わる巨岩です。
高さ15m、幅は南北15m、東西5mあり、側面には穴が並びます。
穴は風食作用で出来るようですが、海岸から離れた場所で塩類風食が見られるのは珍しいことから、2007年に県の天然記念物に指定されました。
鬼岩と鬼の像。
ここでは絵馬の代わりに、願い石に願い事を書いて、台座に置きます。
石はちなみに500円でした。
この願い像に手を添えてパワーをもらうということです。
彼岸花を撮りに来られた方に、岩の上に登れるという話を聞いたので、登ってみました。
手すりの付いた階段を登っていきます。
結構急で、最後の10mほどは道らしい道も見られず、木の枝を持ちながら登りました。
岩の穴にお地蔵さんや祠があります。
頂上からは近くの風景が見渡せます。
岩の淵は危険なので近寄らないようにと注意書きがありました。
確かに怖い。
これは、山の尾根からせり出した「傘岩」。
目的の彼岸花は時期が早い様で、少ししか咲いていませんでした。
電気柵が張ってあるので、近づくことは難しいです。
来週あたりには満開になるのかな。
近くにバイオトイレなるものがありました。
これは、便器の中に堆肥が貯めてあり、そこに放尿されることにより、良質な堆肥が作られるという仕組みのようです。
せっかくなので、使ってみました。
使用後ボタンを押すと、機械が作動して堆肥を混ぜ返します。
ひっそりとしていて、ほとんど人はいません。
土曜日でしたが、私が滞在した小一時間、観光客は2組3人。
管理されてる方が時折軽トラで来るくらいでした。
ひたすら静かに、穏やかに時が流れるのを感じました。
冬季は雪深く訪れるのは難しいと思いますので、彼岸花の時期に行くのがベストと感じました。
ここだけを目的に来るのではなく、近隣の三瓶とか石見銀山の大森地区とかを併せて巡るのが良いでしょう。
ご覧いただきありがとうございます。
夕菅(ゆうすげ)
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