写真にチャレンジ

広島県や近県をバイクや車で巡って、風景や花の写真を撮っています。

呉市 倉橋桂浜

2023年11月29日 | 写真

ここずっと山間部ばかり行っていたので、久しぶりに海を見に出かけました。


行先は呉市倉橋町の桂浜

濃い緑の松林と白砂の海岸が続き、「日本の白砂青松100選」「日本の渚・百選」にも選ばれた浜辺です。

夏には海水浴客で賑わう場所です。

広島市からはR31で呉市まで行き、県道を通って2時間ほどで到着します。

 

桂浜温泉館の駐車場(135台無料)に車を停めることができます。

 

この時期は、海水浴客の姿も見えず、静かに波の音を楽しむことができます。

 

 

強い緑のコントラストを見せていた松も当然枯れていて、冬の海辺らしい雰囲気を感じさせます。

歩道以外は立ち入り禁止となっていますので、テントなどは張れません。

 

釣りをしている人が数組見られますが、ほとんど人はいません。

 

冬場でも管理されているのか、浜辺はゴミもなく水もきれいで澄んでいます。

 

トイレとシャワー。

海水浴場として管理されているわけではないので、夏場でも監視員等はいないそうです。

 

隣接する桂濱神社。

 

橋のように曲がる松。

 

船渠(せんきょ)跡。いわゆるドック跡です。

 

潮の干満を利用して、この入り江で造船や船の修理をしていた。

 

戦没者慰霊碑。

 

キャンプ用の炊飯場。

 

テントサイト。

 

御座船(ござぶね)。

この三艘に神輿などを乗せて、厳島神社の管絃祭に出向く。

 

近くには、カフェや食事をする場所もあり、家族でドライブなどもいいでしょう。

桂浜温泉館があり、日帰り入浴を楽しむこともできます。

 

この浜には高校生の頃バイクでキャンプに来た覚えがあります。

その当時からメジャーではない海水浴場でした。

それから半世紀近く経つけれど、変わらない風景を見るにつれ、当時の思い出が沸々と蘇えり、しばらく想い出に浸っていました。

 

帰り道の音戸大橋と紅葉。

 

音戸の瀬戸公園のモミジ。

 

ご覧いただきありがとうございます。

                            夕菅(ゆうすげ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東広島 仙石庭園

2023年11月23日 | 写真

紅葉マップも山の方から「落葉」のマークが多くなりました。


紅葉情報を収集していて、東広島に庭園があるのを知りました。

仙石(せんせき)庭園なんですが、石が中心の庭園らしいです。

 

広島市からは山陽道 西条ICが最寄りですが、R2→R375で行っても1時間半あれば着きます。

 

看板に従って駐車場へ。

100台収容の駐車場は、日曜日でしたが車は多くなかったです。

マイクロバスが止まっていたので、団体客もいる模様。

 

駐車場から歩いて70mで入り口が見えます。

 

この庭園は、東広島市在住の医師 山名征三さんが2000年頃から私財を投じ、全国から庭石を集めて日本庭園を造ったということで、2022年に公益財団法人化。

 

自販機でチケット(1000円)を買って、機械に通すとゲートが開きます。完全自動化されていて人はいません。

 

中に入るとまさに「石の庭園」の意味が分かります。

とにかく石(というか岩)だらけ。

また、量が半端ない。

 

クラゲ石。

 

天狗石。

 

 

人型石。

 

カメレオン石。

 

 

3か所の池を配置して、その周りに日本各地の銘石、奇石が置いてあります。

見学用のベンチ。

 

ベンチに座るとこのように見えます。

 

池への入り口。

 

樹木も見栄え良く植えられており、面積も予想以上に広いです。

 

 

入り口左のもみじ園は、すでに枯れ始めていました。

 

ほとんどの道は砂利が敷いてありますが、この歩道は車いす対応となった道です。

 

3つある池のひとつ、仙石湖。

カメの形をした石。

 

池の中に石がしいてあります。

 

振り返ると仙石富士と呼ばれる小山。

 

 

トイレは園内中央部に1か所ありました。

 

トイレから北に行くと伏龍湖があります。

 

ピザ窯。

 

バーベキューが出来る釜が沢山あります。

要予約でバーベキューサイトも利用できます。

 

伏龍湖のそばにある仙神大滝。

小さいながらも庭園の雰囲気にとても合っています。

シャッタースピードを1/5秒にしてみました。

 

枯れ始めですが、モミジを撮ってみました。

 

イチョウ。

 

竹と石。

 

鹿威しと鯉。

 

庭園の端にお食事処「石庭」(2021年8月オープン)がありました。

ランチは完全予約制で、親子丼や天ぷら御膳などが食べられます。

 

写真を撮りながらゆっくり回ると1時間くらいかかりました。

ファミリーが楽しむ場所ではありませんが、大人がゆっくりと歩きながら景観を楽しむところですね。

庭園に入ってしまうと、日常から離れ「庭の風景を楽しむ」ことに没頭できるのが良いです。

 

「雨に打たれると、石は美しい」という看板がありました。

水が滴る石は、また別の表情を見せるのでしょうか。

また訪れたい場所のひとつになりました。

 

ご覧いただきありがとうございます。

                          夕菅(ゆうすげ)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安芸太田町 吉水園

2023年11月19日 | 写真

広島県も北部は雪の便りが聞かれるようになりました。

もう少し秋を満喫したかったような気がします。


以前から行ってみたいと思っていた安芸太田町加計の吉水園に行きました。

 

広島市からは一般道(R191)でも1時間ちょっとで着きます。

 

吉水園は、江戸時代半ばに山荘として、佐々木八右衛門正任が作った廻遊式の庭園で、現在は加計正弘氏が所有しています。

この庭園は、1年間に初夏と秋の2回だけ一般公開されます。

 ●6月は、 第1土曜日・日曜日と第2土曜日・日曜日

 ●11月は、第2土曜日・日曜日と第3土曜日・日曜日

と決まっています。

1年のうち8日しか公開日がないので、なかなか都合が合わないと行くことができない場所です。

初夏はモリアオガエルの産卵が見られ、秋は江戸モミジの紅葉が見られます。

 

吉水園完成以来、多くの著名な人々が訪れているようで、近年では河東碧梧桐、山口誓子、湯川秀樹夫妻、岸信介などが来園されたということです。

 

駐車場はここには無いので、太田川交流館かけはし前駐車場(無料)に車を停めて10分弱歩いていくことになります。

 

この日は加計の「五サー市(ごさーいち)」というイベントが行われていました

中央はステージで歌や演奏、奥は屋台が出ていました。

 

ちょっと有名な鯛焼屋 よしお。朝から行列が出来ていました。

 

受付に入園料200円を払って、この入り口から入っていきます。

 

入り口のすぐ上にある吉水亭に靴を脱いで中に入ります。

 

外の景観を見るために作られたような部屋から紅葉や山並みを見ることができます。

まるで額縁の中のような風景が見られます。

 

江戸モミジは、紅葉半ばという感じで、ピークは来週くらいかなと思います。

 

庭園に向かう道のマンホールはモリアオガエル。

 

吉水園の少し下に保育園施設を改装した木炭自動車とレトロ車館に寄ってみました。

 

木炭を利用したエンジンを積んだ自動車の展示がされていました。

なぜか奥にホンダビートとスカイラインRSターボがあります。

 

昭和45年式 マツダT2000。運転席と荷台の間に、木炭エンジンを積んでいます。

 

昭和44年式 トヨタクラウン。リアトランクに木炭ガス発生機(?)。

 

昭和50年式 ジープ。

 

昭和44年式 マツダポーター

 

昭和39年式 ダイハツミゼット。

 

車に興味が無い人には「何なの?」っていう感じでしょうね。

昭和の初め、油が手に入りにくい中で木炭で一酸化炭素を作り、それを燃やして車を動かすなんてことをよく考えたものだと思います。

 

吉水園は広くないので、1時間もあれば写真を撮りながらでも十分回れるところです。

ただ、一般公開日が少ないため、都合が合えば一度訪れるのも良いと思います。

今度は初夏のモリアオガエルを見に来たいと思います。

 

ご覧いただきありがとうございます。

                       夕菅(ゆうすげ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島根 石見銀山

2023年11月11日 | 写真

11月なのに夏日とか、寒暖差にやられそうです。


連休を利用して、島根県に行ってきました。

 

近くは何度も通ったことがある「石見(いわみ)銀山」。

 

石見銀山は1000近くある間歩(まぶ)と呼ばれる坑道で「龍源寺間歩」を見るだけでなく、主に町並み地区と銀山地区に分かれていて、江戸時代の街並みを見ながら鉱山へ行くという観光になります。

 

観光地としてパーク&ライドを推奨していて、車で訪れた場合はまず「石見銀山世界遺産センター」に車を停めます。

 

ここでマップをゲットしてバスで一番西側の代官所前ひろばに行きます。(7~8分 ¥240)

 

ここから街並みを見ながら龍源寺間歩(坑道)まで登るのですが、歩くと小一時間かかります。

天気も怪しかったので、レンタサイクルを借りました。(2時間700円)

電動アシスト自転車で、坂道も楽々でした。

行きは一気に坑道までひたすら登りました。

 

 

ここでチケット(¥410)を買い、入坑します。

 

 

坑道の中は天井の低い場所もあり、ライトアップはされていますが薄暗いため、ちょっと注意が必要でした。

 

メインの坑道から左右に細い坑道が掘られています。

 

これだけの坑道をノミと金づちで掘っていくには、相当の労力を要したのだと想像ができます。

 

 

坑道を出て、道を下っていきながら、街並みを見学します。

 

 

雨が強くなったので、途中にあった古民家カフェで休憩しました。

ランチもできるCafe 住留で、街並みに合った雰囲気の店でした。

 

町並みを意識した自動販売機。

 

 

各家の軒には、花やススキが飾ってあります。

 

理容院。

 

郵便局。

 

「羅漢寺 五百羅漢(入場料¥500)」は、銀山で働き亡くなった人や祖先の霊を供養するため501体の石仏が安置されています。

ここは、写真撮影不可でした。

 

「いも代官ミュージアム(¥600)」は、江戸時代の飢饉の時にサツマイモを植えた代官や銀山関係の資料が展示してあります。

 

今回は、観光エリアのど真ん中にある石見銀山の宿 ゆずりはに泊まりました。

部屋数は多くないですが、静かで趣のある造りでした。

増設された離れの部屋だったので、施設も新しくきれいでした。石風呂も用意してありました。

観光地内なので、大浴場はありません。

到着前にコンビニで必要な品を買ってチェックインするほうが良いです。

夕食付プランの夕食は、近くの温泉にマイクロバスで移動して入浴と夕食を取るプランでした。

 

今回見られなかった施設などもあり、ゆっくりと巡ったり撮影するのであれば、坂道はちょっとしんどいけれど、自転車ではなく、歩いていくのがベストだと思います。

 

昔は、ここで取れた銀を中国山地を越えて3泊4日で尾道まで運び、そこから船で輸送していたようで、「銀の道」として中国山地の道に名残を見ることもできます。


今回もう一つ感動したのは、生まれて初めて乗った「電動アシスト自転車」です。

あの踏み込んだ時の加速にビックリ!

一台買おうかな。


ご覧いただきありがとうございます。             

                        夕菅(ゆうすげ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする