めっきり春めいてきたので、梅を撮りに行ってきました。
近所にも梅の見どころはあるのですが、ドライブを兼ねて島根県の三隅梅林公園を選びました。
広島市から一般道で約3時間、中国山地を越えるわけですが、県境の山影にはまだ雪が残っていました。
午前中は山地で10℃くらいの外気温でしたが、浜田市に降りる頃には22℃までになっていました。
ナビに従いR9から離れて数分。
三隅神社が見えてきました。車はこの神社の駐車場に置きます。
昭和12(1937)年に完成したこの神社は、南北朝時代の名将・三隅兼連を祀ってあります。
神社に隣接する三隅公園は、三隅神社の創建以来、多くの人にお参りして欲しいと願い地元の人々が周辺にツツジを植え続けたことから、現在では中国地方屈指のツツジの名所としても親しまれています。
参道左手に神社のトイレがあり、ここで済ませて登るのが良いと思います。
右手の山道を登っていきます。
山道は階段になっており結構急なため、休み休み登るようになります。
途中に水道などは無いので、駐車場脇の自販機で飲み物を買って持っていくのがいいかなと思います。
少し登ると小さな広場に出ます。
イノシシが土の中の虫を穿り出して食べた後が見られます。
簡易トイレ、机やベンチがある休憩場所になっており、公園の説明版がありました。
昭和47年に入学、卒業、就職、結婚、出産、新築記念等で植栽された梅林で、面積1.9haの中に約1,000本の梅の木が植えられているそうです。木々には植えたであろう人々の名前が記されていました。
この公園をさらに上っていくと一面の梅の木が見られます。
かなりの斜面に植えてあります。
所々にベンチが置いてあり、山の上から下の町並みを見渡せます。
頂上から見下ろすとこんな感じです。
奥の橋は国号9号線です。
更に上には「野鳥の森」があるようなので、ウグイスでも撮れたらと思い少し登ってみましたが、鳥の姿は見ることができませんでした。
この日は赤・ピンク・白の梅の花が満開でした。
ツバキの花も咲き始めていました。
遊歩道は整備されていますが、傾斜が結構あり階段が多いため、お年寄りには辛いかと思います。
今度はツバキの頃に来てみたいと思います。
ご覧いただきありがとうございます。
夕菅(ゆうすげ)