連日の酷暑でエアコンなしの場所にはいられません。
それでも、写真を撮りに出かけたくなって、山陰を目指しました。
行く途中、やってしまいました!
ほぼ20年ぶりくらいにいただいた、青い切符。
R191、島根県に入って下り坂が続くところ。
アクセルを踏んで加速をしていたわけじゃなく、惰性で下っていったときに66㎞/hになってたようです。
16㎞/hオーバーの¥12,000。
1BOXカーに連れ込まれ、書類作成。
警察車両のドアが開けっぱなしだったので、途中ハチが入ってきた。
「こんなとこでハチにでも刺されたら、正に泣きっ面にハチじゃねえか」と内心思いながらも、淡々と処理されて署名捺印。
3か月間違反が無ければ、ゴールド免許のままだと言われていたので、少し気を付けとこうか。
反則金は、前回は銀行に振り込みに行ってたけど、今時はネットバンキングでも振り込みできるんですね。
気が滅入りそうになったけど、切り替えて当初の予定通り、山口県の「須佐ホルンフェルス」に行ってきました。
山口県と島根県の県境近くに位置し、海に向かって大きく張り出した高さ約15mの海食断崖です。
広島からは、R191を北進して約3時間で着きます。
案内に従って進むと、一部道が細い所もありますが、すぐに駐車場に着きました。
このそばにトイレがあるのでここで済ませておくのが良いと思います。
駐車場からの眺めはこんな感じ。
案内板によると3か所見る場所があるようですが、酷暑のため、メインの畳岩だけを見ることにしました。
看板に従い道を降りていきます。
最初はこんな感じの道。
少し降りると細い道。
岩場の方は更に細い道。
岩場は滑りやすいので履物には気を付けた方が良いです。
坂道を7~8分降りると、岩場に出ます。
崖の突端まで行こうと思ったんですが、これくらいが限界。
これより進むのはちょっと怖い。
岩場を歩き、この階段から下に降りてみます。
このアングルが一番良く見える。
チョコレートケーキとかティラミスとか言われる画。
縞模様に近づいて触ってみると、色により微妙にザラザラ感が違います。
この日は風も弱く波も穏やかでしたが、日本海の波が岩場に打ち付けます。
観光客がいれば写真の中に入れて、岸壁の大きさが分かるのですが、生憎私一人だったので、大きさが分かるように持ってきたカバンを置いてみました。(赤い矢印がカバンです)
とにかく暑くて、落ち着いて写真など撮る気がなくなってきます。
20分ほど撮影して、来た道を戻ります。
当然上り坂なので汗だくになりました。
涼を求めて、駐車場の「つわぶきの館」に入りました。
ここで休憩しながら海を見ることができます。
ホルンフェルスの説明がありました。
ご当地サイダーをいただきました。
海底に堆積した砂岩に、高温の火成岩が貫入してその熱で変成したと言われる縞模様は自然が作り出した芸術品のように感じます。
それが1500万年に出来たと思うと、純粋にすごいなぁと思います。
ただ訪れるのはもう少し涼しい方がよかった。真夏の真昼間なので、土曜日といえども観光客もまばらで、ゆっくりと見ることはできたのですが。
今回は岸壁の間近に行きましたが、別の場所からも見ることができるようなので、次は少し離れた所から見てみたいと思いました。
岩場を歩くにはやはりスニーカーなどの方が良いでしょう。冬は風も強く吹くらしいので着るものも考えた方がいいかな。
つわぶきの館には食事を取ることは出来そうにないのですが、帰路、駐車場のそばに食事処があったように見えました。
ご覧いただきありがとうございます。
夕菅(ゆうすげ)