ハナザクロ
八重の花が咲く代わり、実のならない花ざくろです。
裏の塀ぎわに植えたのがバサバサに茂ってじゃまになり、夫の母が夫の父に怒られて泣く泣く根元から切ったのが十数年も前でしょうか。よほど丈夫なのか細い枝をまた出しているなと思っていたら、あれよあれよと大きくなって元通りの大きさに。
もう少し樹形にまとまりがあるといいんですけど。とにかく花はきれいです。
紅一点、という言葉はざくろの花から出たのだと今回初めて知りました。実のなるざくろの花のことだろうとは思いますが、濃い緑の艶やかな葉と、真っ赤な花の対比が印象的なのは八重の花も同じです。
ハナザクロの白花
ハナザクロの斑入り
花ざくろが3本あるのかと思うでしょう?これ、根元はひとつなんです。
どうなってるんでしょう、同じ株から三種類の花が咲いているように見えます。
と言っても混じって咲くわけではなく、根元をたどってみると切り株から何本もの幹が立ち上がっている、その幹ごとに、この幹は赤い花を咲かせ、この幹は白い花を・・・となっているようです。
これ、接木だったのかなぁ。伐られた結果、ほかの色の花にお宿を貸していた根っこが自己主張し始めたのか、それとも三種類くっつけて植えたのが押し合いへし合いでひとつに見えているのか、それとも元々花ざくろってこういうものなんですか?
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