フローライトほどではないにしても、沼が深く、熱烈なファンも多い石ですね。
あちきはあんまり近寄らないようにしていて、たまーにちょっと触っては逃げるという繰り返し。(なんか煮え切らん態度w)
有名どころでは、ウォーターメロン、バイカラー、パライバなんてのがありますね。
どれもだいたい高いけど最近はさらに高騰しているとか。もっとも円安で海外物はどれもでしょうけど。石屋さんも大変だ。出品を中止しているところぽちぽち。
あちきなんぞの出る幕ではないのだけど、ちょっと変わりものを。
まずはイエロー・トルマリン。あんまり多くないみたい。エヌズさんやVecさんにもない。特別な宝石名がないというのもあまり流通しないからかも。
茶色っぽく濁ったビーズなんかは安価であるけど、純粋な黄色のルースなんかはけっこう高価。
これはヤフオクで出ていた小さな原石。澄んだ原石なんてけっこう珍しいのではないかと思うのだけど、安かった。ザンビア産。
ほのかな色がいいですね。トルマリンの色というのは、どことなく渋さがある。うちのカミさんは「昭和ガラスみたい」と表現したけど、確かにそんな感じ。この黄色も少し渋みを帯びてなかなかの味わい。
そしてベルデライト。グリーン・トルマリンの宝石名。ヴェルデはラテン語の「緑」由来で、英語だとヴァーディライトでしょうけどね。東京ベルディのファンはこれを持たないといけないでしょう。(おいw)
エヌズさんより。ミナスジェライス産。
深い緑でちょっと見は暗いのだけど、差し込む光が結晶面で反射してちらりちらりと美しい青緑が輝く。ちょっとぞくっとしますね。
透過光だとかなり明るい緑になる。
派手ではないけど、奥深い感じのするいい石です。
まあ人気の中心をはずすというのは、人間がひねくれているからでしょうかね。(そうだろうね)
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