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カウンター

「迷い人」・4枚目の絵・

さがす人
待ちつづける人
そしてあなたは迷い人

見えない不安
逢えない悲しみ
交差点で立ち止まる

心配いらないと
いつかは絆の糸が
引き寄せてくれる

迷った分だけ
出会えたときの幸せを
迷った分だけ
深い想い出を

いまはすこしの迷い人
この街に呼ぶ声が聞こえる

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「6月の風」・3枚目の絵・

6月の風に吹かれていると
このまま身をまかせて
どこか遠くへ飛んでいってしまいたい


(とか
センチメンタルなことを書いてみたくなる
ぼくはいちおう詩人だから)

6月の風は爽やかで
ぼんやり吹かれていると
生きてるっていいものだなと感じる

(とか
ポジティブなことも書いてみたくなる
これでもぼくは詩人だから)

6月の風に吹かれていると
ひとりでいても満ち足りた気持ちになるので
不思議なものだ


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すてきな時間―詩画集  発売中。
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「コンビニにて」・2枚目の絵・

カウンターに本を差し出すと
無表情をよそおっているかのように
君はレジを打ちはじめるが
分かっているさ
その奥の冷ややかな視線を
グラビアを見ながら絵を描くって
中年の変態呼ばわりされないだけ増しってことか

君だって気が付いているはずさ
ぼくがガム一個でたびたび買いにきていることを
君とぼくはよくある客と店員のままで
君の未来とぼくの未来が重なり合うことは
100万年もないってことさ
アダルト雑誌一冊で
いまさらどうってこともないはずなのに

君のレジを打つそのほそい指は
いったい今夜は誰を抱くのか
そんなことまで気になりはじめるのさ

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「リハビリ」・1枚目の絵・

色・色・色・色・色
点・点・点・点・点
線・線・線・線・線
面・面・面・面・面
形・形・形・形・形
塗・塗・塗・塗・塗

「いわゆるこれが芸術ってやつですね」
「いえ リハビリです」

頸椎症・側湾症・神経症・依存症・不眠症

「だからリハビリなんです
筆を動かして
前腕から上腕さらに肩甲骨に至るまでの筋肉を
鍛えています」

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絵を描く日です

9時半起床。晴れ。気温22度。ひんやりしている。
今日は絵を一日描こうと思うが、やや気分が乗らない。
さっきからパソコンの前に座りっぱなし。どうなることやら。
描いたらすぐUPします。

起きたて、友だちから携帯メール届く。本のこと。
そういえばみんな元気かな。
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Bellアート通信 最終号

●Bellアート通信● 2007年5月30日 最終号
●My Gallery

無題

友だち

もうずっとまえ
宇宙人と遊んだことがあった

ぼくはそのとき
まだ宇宙と地球の区別がつかなかったから
みんな仲間だと思っていた

ぼくたちは
たしかこんな約束をしたんだ
「昼間はおかあさんがいないから
いつでも遊びにおいでよ」

それからふたりで遊んだのは
二、三度だけ

ある日
おかあさんが血相かえてやってきて
追いかえして
あれからもうしばらく会っていない

DETA:27cm×19cm:紙・水彩

●新刊案内 -5月18日-

すてきな時間―詩画集  鈴木宏幸 著

B5変形版:56ページカラー:翔雲社 定価1575円(税込み)
”10編の詩と27作の絵の世界”  あなたの心にやさしいTea Timeを。

・アマゾン・bk1などで発売中。
わたしのサイン入りを希望される方は、直接メール下さい。

●館長のつぶやき

・みなさん、こんにちは。
しばらくぶりにメルマガを発行しました。
半年ぶりなので、なにを今さらって感じでしょうが、
お知らせしたいことがあったので、ノコノコと書いています。

 じつは今まで発行していた「Bellアート通信」の絵や詩から選んで、
出版社より一冊の本を発行しました。

 このメルマガは大体、3年半くらい続けていましたが、
途中で挫折してしまい、休刊状態で今に至っています。
ただ、せっかく書いた絵や詩なので、
なんらかの形に残しておきたいと思い、本にしてみたわけです。
本に載せたのはごく一部ですが、
読者のみなさんに支えられながら、絵を描いてきたので、
本を発行できたのは、このメルマガ(読者)のおかげだと思っています。

 もし、よろしかったら買って下さい。↑↑新刊案内参照

 それから、このメルマガは、今回で本当の廃刊にしたいと思います。
すでに忘れられていると思うので、改めて言うことでもないと思いますが、
一応、発行登録は今号で区切りをつけます。
読者のみなさんには、大変お世話になりました。

 これからは絵や詩はブログの方で、定期的に公開していきます。
Webリアル公開制作なども行いますので、たまには覗いてみて下さい。
・ブログ→「制作日誌」

 先の予定は分かりませんが、
また新しいメルマガを半年後くらいには発行したいと考えています。
今度は途中挫折しないよう、責任をもってやりたいと思っています。
読者の方と繋がりを感じるのは、やはりメルマガだと思いますので。

 お付き合い有り難うございました。
今日は宣伝ばかりでごめんなさい。
頸椎症に悩まされているBellでした。
それでは、またお会いしましょう。     館長:Bell

●感想用のフォームです。
●購読解除・変更はここから。
●原画購入希望はメールにて。
●あなたのアート情報をお寄せ下さい。(掲示板)

発行者・鈴木宏幸
毎週火曜日発行
Webサイト 陽のあたる部屋

・このメールはオンラインで開いてください。
・無断転載・転送・引用は禁止です。

●発行部数合計:199部  
(まぐまぐ:135部  melma:30部 メルマガ天国:15部 E-Magazine:6部 Yahoo!メルマガ:13部)  
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絵を描く予定(6月)

6月2日(土)は絵を描く日にします。
即興で絵プラス詩をUPしますので、良かったら見に来てください。
何枚描けるかな。        ※体調によって中止の場合あり。

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制作終了~

本日の制作はこれで終了です。
久しぶりに仕事をした感じです。
もっと10枚くらい描けるかと思っていたけど、
結局一日で5枚でした。
詩を書くのも悩んでしまいました。

なにか感想がありましたらどうぞ。
また体調が良いときに、描いてUPしたいと思います。
では、おやすみなさい。
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「300メートルの旅人」・5枚目の絵・

旅に出たいものだ
行き先も決めず
気の向くまま足の向くまま
たどり着いた先々で
絵をかき詩をうたい
わずかばかりの小銭を稼ぎながら
放浪を続ける

いいじゃないか
孤独を愛する旅人の画家と呼ばれて
さながら山頭火のようだな

――家の近くの橋までの距離300メートル
久しぶりに散歩へと出発する
このところの運動不足がたたってか
車椅子をこぐ腕が痛い
あきらめて橋上手前でUターン
自動販売機でジュースを買って帰宅する
たった300メートルで30分の旅人か
孤独など愛せるものかと寝返りをうった

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「田舎の空の下で」・4枚目の絵・

ぼくの住む町は
田舎の方すみの小さな一角で
すこし前は畑ばかりの風景で
のら着姿ばかりが目に入ってきた

そんな町に生まれて
どこに出ることもなく暮らしてきた
ときおり平凡な日常に嫌気がさして
都会に憧れたころもあったが
家を離れる
勇気までは持っていなかった

ぼくの住む町から見える空は
電線が何本も揺れていて
いつ眺めても変わり映えのない空に見える
ある日ぼくは思いをはせる

きっとこの空はとおくアメリカまで繋がっている
さらにはアフリカ シベリア 北極までだって
ぼくの町から眺める空は
はるか宇宙にだって繋がっているのだ

そう思ったら
ぼくはこの田舎から見える空が
急に好きになった

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