絵や詩をかいています。
制作日誌
素描
(室内)
花器 薄型液晶テレビ ガラパゴス携帯
赤外線ストーブ 書架 リクライニング椅子
犬のぬいぐるみ 屎尿器 首のかしいだ扇風機
ペットボトル 修正液 四色ボールペン
(カルトン)
うたたねしとやかさやけきかろやかさする
くしけずるめくるなめるたかぶるあふれる
ふくよかのたうつもんどりうつそりかえる
すくうあびせるひろげくっるくつはるなれ
(輪郭)
さあ窓をあけよう 日一日と生まれかわる
細胞はよみがえり 風が吹きぬける
衣を脱ぎすて 賑わいの丘をのぼる
雫のきらめき 太陽の輝き
(陰影)
闇の寝息は子守歌
湿潤な窪地のうねり 花びらの影
芳香をはなつ黒毛 半開きの唇
前腕の肉塊をかじる
(背景)
挫折―目的や続けてきたことなどが中途でくじけて
だめになること。「―感を味わう」
旺文社国語辞典第十版より引用
自己分析―熱しやすく冷めやすい 飽きっぽい
(提出)
モノトーンからの創世がはじまる
合歓のささやき
休憩を 溺愛を
束縛を 破滅を
過剰な期待は禁物だ
たびたびの作業をくり返すだけの
それでもまだ信じられぬと云うのなら
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 達磨寺の鐘 | ハルミ » |
すごく新鮮です。
今回は現代詩風に書いてみました。
かっこいいかなと思って。
出来映えは判らないですが、新鮮と言ってもらえて嬉しいです。
ご訪問有り難うございました。