絵や詩をかいています。
制作日誌
電動車いすで世界広がる
子供の頃から障害があり、車いすを腕の力でこいできた。最近は加齢で筋力が低下し、2年前に電動車いすに乗り始めた。
ひと昔前、私にとって電動車いすは「動けない人が乗るもの」というやや暗いイメージだった。最近は行動範囲を広げるために、残存能力のあるうちから利用するという前向きな捉え方で普及してえきた。電動車いすの性能が良くなったほか、シニアカーも含めて種類が多くなったことにもよるだろう。それぞれの障害に合わせて選びやすくなった。
一方、不規則な路面は転倒の危険性もあり、操作の練習や注意力が必要となる。私も初めは怖かったが、近くで練習してだんだん慣れていった。今では、コンビニや隣町のスーパーまで、一人で買い物に行けるようになった。
近所には、花が群生する場所があれば、住宅街や公園に茂るさまざまな木々など、初めて見る風景も多く、新しい発見もある。カメラを持って出かけるのも、楽しみの一つだ。小型のものだったらノンステップバスにも乗れる。ユニバーサルデザインタクシーや電車などの公共交通も試してみたい。体力をつけて旅行に行ければ、と夢はふくらむ。
(上毛新聞「ひろば欄」2020/1/16付)
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ある迷い
過去から現在までの
大切な出会い
つながる
つながらない
つなぎたくない
不定期なやりとりも
こちらからは
ただ待つだけの
増えも減りもせず
いつかもしかのときにと
放置してきたけれど
ちらちらと
切り抜かれた想い出が
スクロールされて
誤ってタップしたら
勘違いだったなんてことも
ありそうだし
意外にあっけなく
消えるときまで
このままにしておこうか
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