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新日曜美術館より(石田徹也さんのこと)

先日(17日)NHK教育の「新日曜美術館」で石田徹也さんという、
あまり知られていない作家の特集を放送していた。
この番組にしては珍しいなと思って見ていたら、
どうもどこかで見た覚えのある絵だなと思って、ぼくの持っている資料を調べたら、
1998年のリキテックス・ビエンナーレ展で奨励賞を受賞されていた。
ちょうど、ぼくも出品していたので、その図録に彼の絵が載っていたわけだ。

正直言って、パッと見たとき気持ちの悪い絵だなと思っていた。
シュールというよりグロテスクな感じがして、
見れば見るほどその絵に引きずり込まれるような感じがして、
凝視できなかった覚えがある。
その気持ちの悪さが、ぼくの記憶の中にずっと残っていたわけだ。
それにしてもその石田徹也さんが、すでに事故で他界されていたと初めて知って、
さらにビックリしてしまった。
才能のある画家は、なぜか夭折が多い感じがする。

・画像は「第7回リキテックス・ビエンナーレ展」の受賞作品集から、転載しました。
無断で転載しましたので、指摘があったら消しますね。

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