hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

Paris (その5)

2010-03-20 07:52:09 | Reise
Paris4日目

この日は、
モンサンミッシェル日帰りツアー

なんと5:30起床

7時集合で、モンサンミッシェル手前のレストランに着いたのが13時ころ。
途中、下記のブブロン村やトイレ休憩があったのですが、それでもバスに揺られる時間は4.5~5時間
かなり爆睡しました

50名以上のバスは満席。グループ参加や家族参加以外に、一人参加の人もチラホラ。
でもって私の後ろが男女一人ずつの一人参加で、即席カップル
往復ずっと、良い感じの会話をしていました~
素敵な出会いとなって、今後うまくいくといいですね~、
なんて、ちょっとワクワクしちゃいます


で、本題。

途中休憩があったとはいえ、4時間ほどバスに揺られて、ノルマンディの小さな村
ブブロン村
へ到着。


↑ ブブロン村:
2~3分で一周できてしまいそうな小さな村。
その中に、工芸品や名産のリンゴのお菓子、パンなどのショップが並んでいます
なんとなく心和む村です



↑ カルバドスとリンゴのビール
カルバドスは、口直しや食後酒として飲まれる強いリキュールで、これを飲むと胃がすっきりとするために、「胃に穴を開ける」お酒とも呼ばれているらしいです。
リンゴのビールは、ここの特産品を使ったビール。リンゴの香りがするピルスナーのような味でした、美味



↑ 三毛猫
三毛猫って日本の猫じゃなかったでしたっけ?
いかにも三毛猫という猫がいたので撮っちゃいました


そこからさらにバスに揺られて小一時間ほど。



↑ 昼食のオムレツ

モンサンミッシェルのオムレツは、ラ・メール・プラールというレストランで有名なのですが、ツアーでそのレストランには入れず、近くの大きなレストランで食事。
まぁ、味はこんなもんですかね?
いわゆる日本人が想像するオムレツとは別の食べ物です。
クレープ状の焼き卵(写真のちょっと茶色っぽい部分)の皮の中に、泡立てた卵(写真の白い部分)が入っているような状態。4人分で一つで、それを目の前で切り分けてくれます。
一度、お試しあれ


お腹いっぱいになったところで、遂に、



↑ モンサンミッシェル
に到着

さすがにここまで長く、やっと着いた~、という感じ。
でもその疲れを吹き飛ばすくらいな景観です。
運よく、天気もすばらしく、青空の下のモンサンミッシェルは圧巻です


聖オベールが、サンミッシェルのお告げを聞いて建てた修道院。
巡礼の地から、百年戦争の要塞、牢獄として使われ、今は世界遺産。
元々はロマネスク様式で建築され、その後ゴシック様式が加え/造り替えられています。



↑ メインストリート
修道院まではこのような細いストリートを歩きます。
両端には、お土産屋、レストランなどがぎっしり。

10分ほど歩いて、修道院に到着


↑ 西のテラスからの風景
よく晴れていて、遠くまで見渡せ気持ちいい~



↑ 教会のパイプオルガン
シンプルなオルガン。



↑ 教会
内装は、質素な造りで、厳しい修行僧の生活がうかがわれます。
金銀で飾られたロマンチック街道の教会達とは別世界。



↑ 砂地を歩くガイドツアー
我々は参加しませんでしたが、このようなツアーもあります。
ここの砂、粘土質で一度沈みだすと抜けられなく、なので、ガイドに従って歩くツアーがあります。


元々は引き潮時に歩いて渡った場所、今は堤防ができています。
ただ、この堤防の影響で、藻や草が大量発生してしまったらしく、数年のうちに橋に造り替えるとのこと。
巡礼の地を観光地にすることによる影響が出ていますね


滞在時間は2時間ほど。
往復の時間に比べると余りに短いですが、その間に得られたインパクト、経験はすばらしいです。
おススメ!!

帰りもまた4~5時間ほど揺られてパリへ
パリの夜景がやたら印象的でした


続く、、、






Paris (その4)

2010-03-19 08:36:16 | Reise
本日、無事に帰ってきました~

でもアップは3日目の内容です
遅くてすみません

まずはオペラ・ガルニエへ


↑オペラ・ガルニエ
いわゆるパリ・オペラ座です。

しかしこの日は、リハーサル中で客席&舞台には入れないとのこと。
しかたなく後日に回すことにしました

仕方なく、ラファイエット食品館で食糧を調達し、部屋で簡単な昼食

そして、気を取り直してモンマルトルの丘へ


↑ サクレ・クール聖堂
天気が良かったので、青空に白い建物が映えます



↑ 丘の上からの景色
パリ一望です。

聖堂内は撮影禁止だったので写真は撮れませんでした。
でも撮影禁止の方が、皆神聖な気持ちになって良いかも、と思いました。
落ち着いた堂内で、良かったです。
塔にも登ろうかと思ったのですが、子供も同一料金だったのと、
聖堂前の景色でも十分だったのでパス。


聖堂前の階段では、



↑ ヴァイオリンを弾くオジサン
とっても温かみのある音色、味のある演奏でした。
しかも、とても豊かな音量。
かなり丘の下の方でも聴こえてましたし、そもそもオープンエアーでPAもなく、ヴァイオリン一丁で聴かせるのって、大変なことです。曲はシャンソンなどで、とっても雰囲気のある演奏でした


そして、割とすぐ近くにある、


↑ テアトル広場
写真からわかるように、画家たちが集まって、思い思いに(?)絵を書いています。
似顔絵を書く人も多く、その場で書いてもらっている人も少なくなかったです。

周りにはカフェなどもいっぱいあるのですが、あるカップルのテーブルには、ムール貝の殻が山盛り。
二人でこんなに食べたのか!?とびっくりな量でした。
天気がよく太陽の日差しの下、ワインと一緒に食べているとどんどんいけちゃうんでしょう


ひとしきり歩いたあと、モンマルトル墓地に行こうかとも考えたのですが、疲れていたこともあり、あまり歩かなくてすみそうな、

オランジュリー美術館へ

ここで有名なのはもちろん、


↑ モネの睡蓮
専用の部屋が二部屋あり、いずれも楕円形の部屋でほぼ360°、睡蓮が展示されています。
写真はその一部。
天井からは自然光が入り、360°の睡蓮はそれぞれに季節や時間が違うようで、さまざまな表情をしています。
ゆっくりとぼーっと観賞できます。

あっという間に閉館で、その他の印象派の名画たちは殆ど観られませんでしたが、まぁ睡蓮を観に来たので良しとしましょう。



↑ コンコルド広場
オランジュリーから出てきたころは日もだいぶ傾いていたので、このような写真が撮れました。
逆光ですが、かえってすてきな写真になったと思います。



↑ 女性像
コンコルド広場は、革命時にギロチンが実施された場所でもあり、この女性像の前辺りにギロチンが置かれたとのこと。今は平和な広場ですが、歴史は血なまぐさい場所です。


日も沈み、部屋で一休みしたあとは、ミュンヘンからパリに異動した友人とディナー
モンマルトルに戻って、イタリアンをいただきました。
と~~~~っても美味しかったです
でもってすっかり写真を忘れて、、、ごめんなさい
久しぶりに会いましたが、子供達のつたない英語/ドイツ語にも快くつきあってくれ、双方の情報交換もでき、楽しいひとときでした


続く、、、






Paris (その3)

2010-03-17 08:34:42 | Reise
実は既に4日目が終わったんですが、ブログアップがまだ初日分のままです。ごめんなさい
2、3日目を飛ばして今日の報告を、とも思うのですが、思い改めて続きの2日目をアップします

ということで、2日目:

まずは、現地ツアー(日本語)で、ヴェルサイユ宮殿へ
バスの中でいろいろ説明してくれていたのですが、正直、爆睡
気がつけば、あっという間に、


↑ ヴェルサイユ宮殿
改修が進んでいるらしく、ごらんの通り、金色も鮮やか。
当時の状態を復元ということらしいですが、金ぴかになると
かえって安っぽく見えるのは庶民の僻みでしょうか



↑ 礼拝堂:
これ、素通りしちゃいがちですが、とっても立派です。
落ち着きの中にも豪華さあり



↑ 鏡の間
ヴェルサイユといえばやっぱりこれですよね。
順路はまずルイ14世の部屋部屋を通り、次は鏡の間、そして王妃の部屋部屋となるのですが、やっぱり鏡の間のインパクトが断然です

順路をそのまま行くと、併設の美術館へ行くのですが、ツアーの時間の関係上、庭園へ



↑ 広い庭園
もうちょっとすると花を植えるそうですが、今時点は何もなく質素ですね。
噴水もなく、ちょっと寂しい~


今回は半日ツアーだったので、実質1.5時間程度しか現地にいられませんでした。
できればもっとゆっくり時間をかけて回りたいところろですね。
マリー・アントワネットの離宮や、併設美術館、庭園ももっとゆっくり見たいです。
次回(?)に期待

ツアーは岐路に、朝市によりました。
チーズ、ハム、パンなどを購入。
買ってすぐかじるフランスパンは最高です


パリに戻った後、皆疲れていたので、ちょっと休憩。
その間、私はアパートの周りを、スーパー探して散策
20分ほどぶらぶらして、1件見つけました
アパートから5分ほどのところに見つけられてラッキー
ワイン、ビール、コーヒー、バターなど、アパート居住に必要な補充品をゲット

(しかし、その夜、夕飯から帰ってきてふとみたら、アパートの隣も小さなスーパーだったことに初めて気づいたというオチつき。でもまぁ、楽しく散策できたから、良しとしましょう


午後は、


↑ シテ島
パリ発祥の地です


そこには、


↑ ノートルダム寺院
聖母マリアにささげられた寺院。
フランスにはノートルダム寺院と名のつく寺院がいくつもあり、先日のストラスブールのものもそのひとつですが、ここシテ島のものが本家本元でしょうか。
完成までに170年をかけて、1330年頃に完成したという初期ゴシック建築の傑作。



↑内部
ちょうどなにかの儀式が行われていて、にもかかわらず世界中から集まった観光客が沢山入っています。
しずかに教会の雰囲気を感じるというよりはちょっとざわざわしていたのが残念です。
前日に高いところにいっぱい登ったので、ノートルダムの塔には登りませんでした。
寺院の前の観光客数も半端でなく、そこら中で写真を撮っている人がごったがえしていました。
うーん、さすが世界の観光地ですね。
そう、「パリのゼロ地点をしめす星型印」を確認するのを忘れてしまいました。
これも次回に期待


次は、同じシテ島内にある、


↑ サント・シャペル
写真からもわかりますが、いかにもゴシック様式の教会です。
ここはなんといっても、


↑ ステンドグラス
写真に収めきれないのが残念ですが、本当に壁一面、もちろん正面、背面にも美しいステンドグラス
聖書の絵物語になっています。そこまで理解しなくてもその美しさだけでも十二分に堪能できます。


その並びにある、


↑ コンセルジュリー
元々は王宮の一部だったらしいのですが、有名なのは牢獄として。
フランス革命後に牢獄として使われ、マリー・アントワネットも獄中生活を送った場所。
当時の部屋がモデル化されていました。


まだまだ載せたい写真はいっぱいあるのですが、ここまでにしておきます


続く、、、







Paris(その2)

2010-03-15 06:24:57 | Reise
パリ初日の後半です

凱旋門からエッフェル塔に歩きました。
ドイツとは趣の違う街並みを楽しみながら
ゆっくり
顕著な違いとしては、ドアの大きさでしょうか。
そこここの建物が集合住宅が多いのですが、
その建物のドアが大きい。開けるのにも
かなり重いです。のだめに出てくる、
パリのアパルトマンが普通にそこここにあります

エッフェル塔に近づいてから、
「そういえば翌日の朝食を用意しなきゃ。」
ということになり、そこからスーパーを探すのが大変
フランス語は全くわからないし、英語は話せる人がドイツほど
多いわけではなく、、、
結局何人目かの親切な親子連れに教えてもらい、ちいさな
商店(八百屋さんが雑貨、日用品を兼ねているようなお店)
に到着し、なんとか購入。
お店にいた別の若いお客さんが、美味しそうなバケットを
持っていたので、どこで買ったか聞いたら、すぐ近くにパン屋
さんがあることもわかり、クロワッサンとフランスパンも購入


ようやく安心して、シャイヨー宮付近のブラッセリーへ


↑ ブラッセリーの席から
そこで、オムレツ、サンドイッチなどをゆっくり食べて
日暮れを待ちます。
なぜなら、日が暮れると、



↑ 定時にエッフェル塔がイルミネーションします



↑ 夕食を食べたブラッセリー
上述のように景色最高、料理も堪能できました
しかし、500mlのビールが10 Euro
さすが世界の観光地、お値段もハンパじゃないです


そこからシャイヨー宮を抜け、エッフェル塔に。
この宮殿のテラスから見るエッフェル塔、
まさに絵葉書そのもの



↑ セーヌ川と共に。
ちょっとお気に入りの写真です。



↑ ふもとまできました。
見上げると、大きいです

そこから、1時間以上かけて、3階まで
上がりました。夜だというのに長蛇の列
セキュリティチェックでは、買ったばかりの赤ワインは
没収されるし大ショック

でもせっかくだからと最上展望台(3階)までのぼりました。
2階は地面に近くて物が大きいメリット、3階は遠くまで
見渡せるメリット、どちらも大変美しく、ついぞミュンヘンでは
みられない夜景です

撮った写真からいくつかをご紹介
(ブログアップで、画像を落としているので、
イマイチな画像ですがご容赦下さい。)


↑ シャン・ド・マルス公演方面



↑ 南西方向のセーヌ川



↑ 来たホウコク
セーヌ川の向こうはシャンゼリゼ通り、
右手にはコンコルド広場も見えます。



↑ ライトアップされた凱旋門と周辺

ミュンヘンでは夜景はいまひとつなので、
久しぶりの都会の夜景を堪能しました


帰り、メトロ一本で帰るはずが、駅のおばちゃんとの
コミュニケーションがいまひとつで、結局
途中から歩くことに

とはいえ、


↑ シャンゼリゼ劇場

など、ライトアップされた建物、街を堪能できたので
良しとします。

初日からよく歩き、がんばったと思います。


続く、、、






Paris (その1)

2010-03-14 07:49:27 | Reise
じゃーん


↑ 凱旋門

そう、パリに来ました~
花の都、パリ~

お昼頃にシャルル・ド・ゴール空港に着き、
市内のホテルへ
今回はアパートメントタイプにしたのですが、
なかなか到着までが面白かったです。

数日前にメイルで来た指定場所へ行きましたが
全くの無人
入り口で暗証番号を入力し、ドアを開けて内部へ。
そこにセーフティーボックスがあり、また別の
番号を入力。空けると封筒が入っています。
その封筒の中にはキーと、新たなる指令(?)が。
それに従い通りを200~300mほど歩き、
また無人の建物の前。
新たな暗号を入力し、中へ。
次のドアは赤外線、
そこから更に二つのドアを別々のキーで開けて、、、
到着~
なんかミッション・インポシブルやってるみたいで
楽しかったです

アパートメントタイプは、部屋数が多く、広く、
キッチン、洗濯機、さらにウェルカムグッズ(軽食)
まで付いていてすばらしいっ
これで普通のホテルよりはるかに格安です
なかなか良いチョイスです。


荷物を開梱したあと街へ。
シャンゼリゼ通りを歩き、その人の多さに
世界の観光地、大都市パリを実感

そして凱旋門へ



↑ 屋上へ登る螺旋階段
写真から想像できるように、なかなかタフです


がんばって屋上へ登ると、



↑ シャンゼリゼ大通り



↑ モンマルトルの丘



↑ エッフェル塔


絶景ですね~

曇っているのが残念ですが
まずはパリの景色360°パノラマを堪能しました


一日目の内容も、まだまだあります。

続く、、、