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カンボジア旅日記 その1 (アンコールワット朝日観賞)【2016-8-19から8-22】 

2016-08-23 19:36:42 | 
カンボジアの世界遺産アンコールワットを含むアンコール遺跡群に行ってきました。
世界遺産の数は2016年時点で1000件を越えています。
その中のユネスコ世界遺産世界の絶景人気ランキングの第一位が今回行くアンコール遺跡群です。
なんとあのペルーのマチュ・ピチュやボリビアのウユニ塩湖(世界遺産ではない)を抑えての堂々の一位なんです。
では世界中を回ったバックパッカーのみなさんが絶賛するその景色がどんなものなのか。
見てみたいし触れるものなら触れてみたいという想いがある反面、もしかしたら期待が大きすぎてがっかりするのではないかという不安を抱えながら8月18日、我が家を出発しました。
                        
今回の日程
8月18日(木)
    大分を出発。
    博多で前泊
8月19日(金)
    福岡空港(8時半 集合)からハノイ(ノイバイ国際空港)到着後、乗り継ぎカンボジア(シェムリアップ国際空港)からホテルへ。
8月20日(土)
    アンコールワット(朝日観賞)
    アンコールトム(90分間)
    タプローム(45分間)
    小休止(ホテルで1時間休憩)
    アンコールワット(2時間)
8月21日(日)
    トンレサップクルーズ(80分間)・・オプション
    バンテアイ・スレイ(60分間)・・オプション
8月22日(月)
ベトナム航空にて 
    シェムリアップ国際空港→ハノイ→福岡空港帰国


ではアンコールワットとアンコールトムの違いってなに?
簡単に言えば宗教感「ワット」はヒンズー教、「トム」は仏教です。


アンコールワットは1860年、フランス博物学者アンリ・ムオによって発見されました。


9~13世紀に栄えたアンコール王朝。
クメールの王たちは巨大寺院を次々に作りましたが、突然それらを放棄しクメールの民は消えてしまったようです。
所説はあるものの真相は今も謎のままです。


8月19日 朝11時。(定刻を30分遅れて出発です)
日本との時差はマイナス2時間です。
日本が正午のとき、カンボジアは午前10時です。


機内食です。
お手拭きの臭いが強烈すぎて、味が分かりません(笑)


ハノイ到着。
雨でした。
福岡で会った方は明日ハロン湾に行くので晴れて欲しいと切実に言っていましたが天気は晴れたのでしょうか?


ここで乗り継ぎを待つ時間が2時間ほどあります。
久しぶりのベトナムコーヒーの美味いこと。


そこでベトナムコーヒーを買うことにしました。
1箱が1.5ドルなので5個買いました。
ハイいくらでしょう? 7.5ドルですね。
そこで8ドル出しました。
おつりは? 0.5ドル(約50円)ですね。
なんというか態度のでかいお店のお姉さん、レジの横にあるお菓子を指さし嫁に「早く取れ」と催促。
どうやらおつりを払う代わりにお菓子にしろ、ということらしい。
ここで嫁がガツンと言うのかと思いきや・・・
「(私への)プレゼント?」と嫁。

そんな訳ないだろう!
おかげで腹筋崩壊しましたわ(笑)


私が言うのもなんだけれども、嫁はしっかりし過ぎているくらいにしっかりしている。
それは家族全員が認めていることだけれども・・
なんか・・・おもしろい(笑)


午後3時30分出発予定の5分前に突然のゲートチェンジ。
それからさらに待つこと1時間30分。
結局午後5時に出発でした。
まぁ、こんなものと思わないとやってられないのかも(笑)


アップルの創業者「スティーブ・ジョブズ」の言葉の中に
                                          
「終着点は重要じゃない。旅の途中でどれだけ楽しいことをやり遂げているかが大事なんだ」



また、トム・ソーヤの冒険の著者「マーク・トウェイン」の言葉に
                                      
「旅をすることは、先入観や頑固な偏見、視野の狭さをぶち壊してくれる」

とあります。


今回もたくさんの人と話をして「旅」そのものを楽しみたいと思います。
「シェムリアップ空港」に到着です。


天気は晴れ。
小さな空港です。歩いていきます。


今回のツアー参加者30名です。
年長者は不明ですが、年少者は5歳と7歳の姉妹です。
この子らが文句も言わないで、一緒に歩く姿には本当に感心しました。


ホテルに行く前に「クメール料理」をいただきました。


まずはアンコールビールで旅の無事を祈って乾杯。


カンボジアの正式名称は「カンボジア王国」


首都は「プノンペン」


アンコール遺跡の広さは400平方キロ。
名古屋市が326平方キロということなんですが、全然ピンときません(笑)
そこに大小600もの遺跡があるそうです。


これは有名な「かぼちゃプリン」
甘すぎて、甘すぎて、甘すぎて・・・無理でした。


現地時間 午後8時45分。
「エンプレス・アンコール」ホテルに到着しました。

2連泊ですが見た感じは落ち着いていい感じです。


木をふんだんに使っています。



アメニティーもきちんとしていますし快適でした。
ただトイレのペーパーの位置が背中側後方なので取れない(笑)
これだけがなんとも(笑)

                    
8月20日(土) 

朝 4時起きです。
ホテルのモーニングコールはありませんでした(ガイドさんがホテルに頼んだ)
私はスマホをセットしていたので問題はありませんでしたが。
一緒のホテルに泊まったツアーの仲間も同様にコールは無かったようでした。

                                                        
「アンコール遺跡 チケットブース」

アンコール遺跡の近くではなく離れた場所にあります。
朝の4時50分でこの状況です。


みなさん、アンコールワットの朝日観賞のようです。
あの隣の国のうるさい人たちがいないのは助かります(笑)


注意書きが書いてありますが、見ている人はほとんどいませんでした。


ここで顔写真を撮られます。


1日券は20ドル、3日券は40ドルです。 
                             
注意  近々値段が2倍に上がるそうですよみなさ~ん(笑) 


                   
「トゥクトゥク」 

オートバイの後ろに人が座れる椅子をつけた乗り物です。
値段は2~3ドル(2~300円)です。


ここからバスで15分。
到着です。さぁ歩きましょう。


見えてきました。
ワクワクが止まりません。


橋を渡ります。
が、その前にさっきのチケットを見せます。
そういえばバスの中でも見せましたっけ。
1度見るのに2回はチェックされます。
さすがアンコールワット(笑)


気持ちがはやります。
ついつい早足になります。


「西塔門」
西塔門が見えてきました。


この中に入って・・・


真っ暗な中を進むと・・・


正面にはあの「アンコールワット」が・・・


さらに進みます。


段々その姿がはっきりと現れてきました。


人は多いですがまったく気にしません(笑)


ここでガイドさんの言葉を思い出しました。
「逆さアンコールワット」を撮るなら左の池より右の方が人が少なくて撮れるよ。
正解でした。


日が上がる前の一瞬の「逆さアンコールワット」です。


この景色です。
何度も写真で見てきました。
でもどうしても見たかった景色でした。
どうしても撮りたかった景色でした。


この景色を言葉で説明するのはできない・・と思います。


しかしこの幻想の世界は数分で終わります。


このためにこのカンボジアに来たんだ。
旅の半分は終わったようなもんだ。
と、この時は思っていました。
ただ旅にはハプニングがつきものです。
そしてそのハプニングが自分にとって思ってもいない良い展開だとしたら・・・。


そんなことが・・・あったんです。
「事実は小説よりも奇なり」


それも最後の最後に(笑)


西塔門から橋を見ると、なんと人が多いことでしょう(笑)



すでに働いています。
昼は暑いので学校は7時から始まるそうです。
昼休みは2時間。
普通の会社員も公務員も同様に休むそうです。





「トゥクトゥク」です。
どこでも見ます。
怖くはないし、ぼったくりも少ないそうです。


ハンモックで寝ています(笑)
この光景もよく見ました。


絵葉書を売っている少女です。
小学生高学年でしょうか?


一日に何百人に声をかけて、何人の人が買ってくれるのでしょうか?
この子たちを哀れとみるのか、たくましいとみるのか人それぞれとは思いますが、私の気持ちとしては「たくましい」と思いたい。


このツアーで親しくなった「鹿児島ユナイテッドFC」のサポさんです。
ご夫婦で来ていました。
絵葉書を売りに来た女の子の写真を撮って、それを女の子に見せていました。
先ほどの女の子が笑顔に変わった瞬間です。


このやり取りを移動の忙しい時間に、普通のこととして、サラッとできるこの方をすごいと思いました。


さてバスでホテルに帰ります。


ホテルの朝食はバイキングです。
果物とパンが好きなのでほぼこの2種類です。



こちらは嫁。
もちろん私の何倍も食べました(笑)


食事の途中で綺麗な音色が聞こえてきましたがこの音色だったんですね。


ホテルの調度品が綺麗でした。



ホテルで。
ガイドの「ソヴァン」さんです。
物静かな人でした。


さてアンコール・トムに向けて出発です。


途中の景色。
お店です。


朝日観賞に行かなかった方がいたので再びチケットブースにやってきました。
朝は暗くて分かりませんでしたが、こんなにきれいなところだったんだね。


案内をする人が少し怖いかんじでした。


バスの中はエアコンがあり快適でしたが「トゥクトゥク」はどうなんでしょう?


一度乗ってみたいですね。


湖の大きな木の下でハンモックって日本だと贅沢ですね。


お姉さんと目が合ってしまった(笑)


アンコール・トムに到着です。
トイレに行くとゴミ箱がありました。


その横にいた「トリ(名前は知らない)」


この階段は「ゾウ」に乗るためのものです。


奥に見えるのが「南大門」です。


橋の両脇にはナーガという蛇神を引いている像が迫力満点です。





この穴は棒を入れて石を動かすのに使ったようです。
後ほど写真が出てきます。


アンコール・トムの5つの門の中で最も美しいといわれているのがこの「南大門」です。


四面仏を最頂部に、高さは23mあります。



こちらは後ろからみたものです。



ここから再びバスで移動します。
誰かが出迎えてくれました。


サルでした。
遺跡とサルって合いますね。(笑)


ということで時間が来ました(笑)
カンボジアの旅日記 その1 (アンコールワット朝日観賞)・・終わりです。


カンボジア旅日記その2(アンコール・トム  タ・プローム「天空の城ラピュタ」の世界)・・に続きます


























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福岡 大宰府天満宮(熊本vs金沢戦の朝に)

2016-06-23 17:55:20 | 
6月8日の夜に「熊本大地震復興支援マッチ(熊本vs金沢)」がありました。
その日の朝、福岡の大宰府天満宮に行ってきました。

ご存知のように天神さま(菅原道真公)をお祀りする全国約12,000社の総本宮です。
「学問・至誠・厄除けの神様」としても知られています。



 「スタバ太宰府天満宮表参道店」 
なんんともおしゃれな店を見つけました。
スタバです。
建築家・隈研吾(くまけんご)さんがデザインを手がけたお店です。
2011年12月にオープンしています。


「 かさの家 梅ヶ枝餅 」
大宰府といえばこれですよ、これ、梅ヶ枝餅です。


アツアツをいただきましたが、本当に美味かったですね。


この日はデンマーク出身のフラワーアーティスト、


ニコライ・バーグマン 展覧会『新花 −SHINKA− 』が展示されていました。


「浮殿」
入ってすぐの案内所の奥です。


北欧のスタイルと日本の繊細な感性を組み合わせた独自のフラワーデザイン・・だそうです。



「延寿王院」
延寿王院、入り口の階段です。



「太鼓橋」
「心字池」に架かる御神橋、三橋の一つ「太鼓橋」です。


手前から過去・現在・未来を表しています。


「心字池」
「心字池」は漢字の心を形どっています。


「桜門」

「桜門」が見えてきました。


「絵間堂」の横に何やら建物が。


中に入ると周りの壁板に花、でした。
外からの光に照らされた花の色が綺麗です。


「桜門 狛犬」


桜門と「新花」


「御本殿」と「飛梅」


「御朱印」
この日嫁が「御朱印」デビューしました。


本人は「御朱印ガール」と呼んでいいよ・・・と言っていますが、どう見ても・・・いやぁ、その、なんですよ・・ねぇ。


縁結びの神社「竈門神社」
祀られているのは縁結びの神様「玉依姫命」です。
恋占いの石があり、顔を写して祈れば願い事が叶うという水鏡もあるようです。


「菖蒲池」
境内の中にある菖蒲池に行ってみました。


この池には約55種、3万本の菖蒲があるそうです。
夜間は照明も。




係りの方が菖蒲の手入れをしていました。


池の周りには「あじさい」です。





菖蒲とあじさいのコラボ。
きれいでした。


歴史を感じられる神社や仏閣はいつ来てもいいものですね。



トリニータのブログを最優先に「佐賀 吉野ヶ里遺跡」に続きます。























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阿蘇 天空の道(ラピュタロード)

2015-11-16 18:10:43 | 
朝、牛乳が無かったので私の飲んでる豆乳を青葉にやったところ、一口飲んで、顔をしかめ固まってしまいました。
笑いをこらえて「どんな味がする?」と聞くと、
「・・・・なんかモミの木の味がする」と青葉。
思わず飲んでたコーヒーを吹き出しそうになりました。
味がモミの木?
逆にモミの木がどんな味なのか教えて欲しい(笑)

青葉ママの希望で今年から庭の木にクリスマスの飾りつけをしました。
その時に誰かが会話の中で「もみの木」って言ったのを覚えていたのでしょうか(笑)
おかげで毎日退屈しなくて楽しい(笑)



熊本県阿蘇にある「天空の道」に行ってきました。
別府市内から少し紅く染まりかけた山を下ったところに「狭霧台」があります。


ここから「由布院」が一望できます。



場所によっては紅葉が真っ赤になっています。


やまなみハイウェイを阿蘇に向かって走ると左右をススキが迎えてくれます。
目指す「天空の道」は大観峰の先にあります。


ナビには出ないので地元のおばちゃんに聞いてみましたが「天空の道? ええ? ラピュタの道? 聞いた事がないねぇ」との返事。
ここまで来て引き返すわけにもいかず、とにかくそれらしき場所を探しました。
大観峰方面から来ると、かぶと岩展望所を過ぎてしばらく進むとラピュタの道への分岐点が現れ、左手にお地蔵さんが見えてきます。
このお地蔵さんが目印です。
このすぐそばに車を4~5台停められるスペースがあります。


以前はここから下に降りて行けたようですがこの日は車や、バイクは通行禁止になっていました。
ここから脇道を上に4~5分歩きます。


道は別れていますがどちらも先で繋がっています。
ベビーカーで行こうとしましたが道が悪く無理でした。


展望スペースにたどり着きました。
眼の前には阿蘇五岳が見え眼下にはラピュタロードが天に向かって伸びているようでした。



ここは、朝晩の寒暖差の激しい風の無い日に雲海が見られることでも知られています。
この日は見る事ができませんでしたが運が良ければ雲海に浮かぶ「天空の道」を見られるかもしれません。(画像はWebより)


また時間によってはこんな景色も(画像はWebより)



これほどの素晴らしい絶景スポットが身近にあるとは知りませんでした。
次回は雲海を何としても見たいと思います。
みなさんもぜひ一度行ってみてください。













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ベトナム旅行(その5 完結)「フォーとアオザイと出会い」ダナンからホーチミンへ~帰国

2015-11-05 18:16:19 | 
10月21日(5日目 最終日)
「今日の予定」
○ホイアンからダナンへ(バス)
○ダナンからホーチミンへ(空路)
   ○ホーチミン観光
○ホーチミン(出国)から福岡へ(帰国) 

                               
今日でベトナムも最後となりました。
張り切って観光を楽しもうと思います。
さて、朝ごはんに行くぞ~。


ベトナム笠「ノンラー」です。
普通の帽子よりも日光を遮る効果は優れているうえ通気性が高くて蒸れません。



「朝食」
今日も「フォー」から一日が始まりました(笑)



野菜にフランスパンにベトナムコーヒーと私には最強の組み合わせです。
さすがにフランスの統治下にあったベトナムです。
フランスパンもベトナムコーヒーもいやぁ、旨いですなぁ。


「ランサット」
左手前の皮を剥いている果物がそうです。
ブドウのように房状に実を付け、皮の中には薄皮に包まれた果肉が5つほど入っています。
半透明をした果肉は柑橘系の香りがし、甘酸っぱい味でさっぱりします。
嫁はすっかり気に入ったようで朝から元気に食べていました(笑)


お腹も一杯になりしばし休憩です。


ホテルの中も散策してみました。


何を持ち上げているのか、よ~く文字を見ると笑ってしまいます。


ホテルの外に出てみました。


このおびただしい電線もベトナムならではです。


今回のツアーで親しくなったAさんご夫婦と写真を撮りました。
お元気ですか?


ダナン空港までバスで向います。


空港に着きました。
ここで「フエ・ダナン・ホイアン」の観光でお世話になった地元ガイドさんともお別れです。
少しアウトローな男性でした。
みなさんの評価は良くなかったので顔と名前は出しません。


空港自体はそんなに大きくはありません。




ここダナンからホーチミンまでは約1時間20分のフライトですから席を嫁と隣同士にしてくれと頼みませんでした。


これが失敗でした。
隣に来たのが元相撲取りの小錦関のような体格の外国人夫婦(笑)
えええ! シートベルトを締めることができるのか?
私は窓際に体を付けてできるだけ隙間を開けてあげましたがそれでもぎゅうぎゅうです。
腹がはちきれそうになっています(笑)
おそらくトイレに立つことなどできそうにもないので、できるだけ水は飲まないことに決めました(笑)


やっとホーチミンの街が見えてきたときにはホッとしました。
やれやれです。


天気は雨のち曇。
先ほど雨が止んだようです。
ホーチミンは雨季と乾期しかありません。
10月の終わりは雨季から乾季への変わり目にあたります。


「ホーチミン」
ベトナムに来てから3人目のガイド(女性)さんは小柄な若い方です。
もう少ししたら日本に遊びに来るそうです。


ベトナム最大の商業都市、ホーチミン市。人口は約611万人です。
ベトナムの中では今一番活気のある街です。



バイクを交通手段としているベトナムの人々は傘を持ち歩くことはありません。
ベトナム人のバイクには必ず雨合羽が常備されていて、雨が降り始めれば、雨合羽を取り出します。
頭からスポっとかぶれるポンチョ型で、ポンチョの傘の部分はバイク一台をがばっと覆うことが出来るほどの大きさです。


よ~く見るとバックミラーもすっぽりかぶさっています。
そうです、信じられませんがベトナム人はバックミラーを見ないそうです。
その代わりにクラクションで自分の存在を周りに知らせるそうです。
クラクションが一晩中鳴り止まない理由がよくわかりました。


「昼食」
雨脚がすごいので店の人がバスまで迎えに来てくれました。


店の中は私たちの他にお客さんはいませんでした。


「ビア サイゴン」
これがベトナムで飲んだビールの中では一番美味しかったですね。
泡立ちが良くてクリアでした。
次に行く機会があったら迷うことなくこのビールを飲みたいですね。
旨いです。  逆に旨いと聞いていた「333(バーバーバー)」は私には合いませんでした。





ここでも「フォー」
最初は同じ味だと思っていたフォーですが毎日食べていると何となく違いがわかってくるから不思議ですね。


とにかく「フォー」を毎回、完食する嫁(笑)





食べ終わって外に出るとあんなに激しく降った雨も止んでいました。
30分ほど降れば雨は止むそうです。


街路樹でこんなに大きく育つとは。
驚きです。



「バスから見た風景」
再びバスで移動です。
BMWの販売店です。 ベトナムの平均年収は30万円です。20年で600万円ですから・・・。
どんな人が買うのだろうかなぁ?


ここホーチミンは首都ハノイとは同じ国でも受けるイメージは全然違います。


フランス植民地時代のベトナムを求めるのでしたらハノイだし、商業都市としての発展を見たければホーチミンでしょうか。
私は断然ハノイ派ですが。




「統一会堂」
ここ「統一会堂」は南ベトナム政権時代の大統領官邸であり、同時にベトナム戦争終結のシンボルです。


1975年4月30日、ここのこの門をベトナム解放軍の戦車が無血入場し、事実上ベトナム戦争は終結しました。


これまでベトナムの交通事情を書いてきましたが最後にもう一つ。
日本だと歩行者優先ですがベトナムはバスなどの大型車の走行が最優先になってしまっています。
歩行者<バイク<バスの順番なので横断には気をつけましょう(笑)


ベトナムで「青木さやか」さんを発見しました(笑)
「どこ見てんのよ!」とベトナム語で言ったとか言わなかったとか(笑)


「中央郵便局」
日常生活に密着した芸術的な建築文化財でもある「中央郵便局」です。


とにかくおしゃれ。
1886年から当時ベトナムを統治していたフランス政府によるフランスへの連絡手段として造られたものだそうです。


アーチ形に造られた天井は奥行きがあり、その先に見えるのが大きなホーチミンの肖像画です。


すごいインパクトです。


「1936年南ベトナムとカンボジアの電信網」の地図です。


シックな木目調の電話ボックスもおしゃれです。


その電話ボックスの横にはお土産屋さんがあります。
嫁と2人で入りました。
可愛い小物を見つけた嫁、いつものように「ハウマッチ?」そしていつもの「プライスダウン」
これに過敏に反応した目のきついお姉さん、ニコリともしないで日本語で「マケラレナイヨ」
「ふーん、じゃあいらない」と2人で話しながら出口で別の小物を見ていると、先ほどのきつい目のお姉さん小走りでやって来て、「それ3ドル、安くしないよ」と今度は腕を組んでこちらを睨みつけてきました。 可笑しくなって2人で笑って店を出ました(笑)


これはパン?(ドーナツ?)を頭に乗せて売っているおじさん、器用なものです。


この娘さんたちは大学生?


みなさんスタイルが良いのはなぜなんでしょうかねぇ。


「聖母マリア教会(サイゴン大教会)」
 中央郵便局の横にある聖母マリア教会(サイゴン大教会)は1880年に建てられた歴史のある教会です。
左右対称なデザインになっています。


間口に比較して奥行きがあります。
入った瞬間、広いなぁと思いました。


フランス統治の時代を彷彿させるような素晴らしい内装とステンドグラスに心を奪われます。



結婚式も行われていたようです。(前撮りかも)


建物の手前には、名前の由来ともなっている聖母マリア像が建てられています。


「バスの中から見た風景」
地元の人か観光客なのか、バイクや車が走る中を横断しようとしていましたが、諦めて引き返しました(笑)




夕方になりました。


バスを降りてレストランまで歩きます。


「夕飯 ベトナム最後の料理」


ほっぺたのにきびが可愛いお姉さんが出迎えてくれました。


これから帰国ですからビールは飲みませんでした。
薄いせんべいを割って一緒に食べます。


「バインセオ」
バインセオは日本ではベトナム風お好み焼き、西欧でベトナム風クレープなどと呼ばれています。
南部では日常的な家庭料理です。






このデザートは今回初めて食べましたが一番美味しかったですね。


食事も終わったところで少し物悲しい音色が聞こえてきました。
ベトナムの一弦琴「ダンバウ」です。
右手は指で弦に触れて、弦長さを分割(ハーモニクス)しながら弦を弾きます。
左手は垂直に伸びたバーで弦の張力を変えます。
透き通った音色にしばし聞きほれました。
日本の曲もリクエストをしたら数曲、弾いてくれました。
ツアー全員でチップを集め、お礼を言いました。
「ダンバウ」の音色、良いですねぇ。


この後、ドンコイ通りで買い物をしてタンソンニャット国際空港へ移動します。
今度は嫁と隣同士で通路側(トイレの関係で)になるようにガイドさんにEチケットに書いてもらいそれを空港スタッフに伝えました。
おかげでスムーズにいきました。
ガイドの「ティー」さんありがとうございました。


5日前に到着したときに2人がなかなか集合場所に来なくてオロオロしたのが今となっては懐かしく感じます。


0時35分発 福岡行き(VN-0350)便です。
帰りは5時間のフライトになります。


機内食は日本食にしました。
日本時間は午前6時ですが体はベトナム時間の午前4時です。
それでも食べられるものですね、完食しました(笑)



福岡空港着 午前7時20分。
帰国しました。



ベトナム最後の食事前に今回のツアーのみなさんと写真を撮りました。
総勢30人です。
「ツアーは親しくなったらお別れの時」と以前のツアーのときにガイドさんが言っていたのを思い出しました。
みなさん良い人ばかりでした。
ツアー仲間同士のトラブルどころか、みんなそれぞれが声を掛け合って助け合いました。
私も全員と話しができましたし大分トリニータの話もできて大満足です。


みなさ~んお元気ですか?
いつかどこかのツアーで再会したいですね。
ありがとうございました。








阪急交通社さん、今回もお世話になりました。
出会ったみなさん、交流の会ったみなさん本当にありがとうございました。

ベトナム旅行(その5)「フォーとアオザイと出会い」 完結です。


  








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ベトナム旅行記(その4)「フォーとアオザイと出会い」・・世界遺産ミーソン遺跡・世界遺産ホイアン

2015-11-03 17:35:36 | 
10月20日(4日目)
「今日の予定」
○世界遺産 ミーソン遺跡
○世界遺産 ホイアン観光 


朝6時半からの朝食とホテルの周りの散策をしたいので5時に目覚ましをセットします。
でも私たちよりももっと早起きの観光客がいました。
部屋から下を見るともう泳いでいます。
なんと早い。


少し離れたところでは市場に出すのでしょうか果物を親子で収穫している姿も見えました。
こちらの人は早起きで働き者です。


さて朝食の時間です。
場所は庭を少し歩いた所にあります。
3階の右端が私たちの泊まった部屋です。


ここは夜になるとお酒を飲む場所になります。


子供の遊ぶ場所もあります。


嫁はこの場所が気に入っているようです(笑)


すぐ横にはベトナムの国花、紅い蓮です。


朝食はこの場所です。
朝日が差し込んで清々しく感じます。


何気なくテーブルに飾られた花にもてなしの心を感じます。
よく見ると各テーブルの花の色が違います。
昨夜のベットの花といい気配りが嬉しいですね。


今朝も「フォー」から始まります(笑)
味はそれぞれのホテルで違います。



いろいろな種類のパンがありますが・・・


当然のフランスパンです(笑)
イメージとしてパサパサしているように感じるかもしれませんが外はパリっと中はしっとりしていて本当に美味しいパンです。


果物です。


パッションフルーツを切ってあるのが食べやすくていいですね。


バスの出発まで時間があるのでホテルの外を散策する事にしました。





目の前のお店です。
レストラン、コーヒーに「ランドリー」とも書いています。


こちらはご存知「フォー」


写真を撮っているところに「ドーン」という音が。
振り向くとバイクが横転しています。
バイク同士がぶつかったのでしょうか?
しかし何事も無かったかのように若者はバイクに乗って立ち去っていきました。
え? そんなものなの? とこちらがビックリ。
国が違えば交通事故も事故じゃあなくなるんだね。
ちなみに少しくらいのケガや病気では保険制度のないベトナムでは病院には行きません。
ではどうするのか?
町の薬屋さんかお金の無い家は、山に行って薬草を煎じて飲むというはなしです。
もし観光客が入院するような病気にかかったらどうしたらいいのか?
結論から言うと「ハノイ」もしくは「ホーチミン」にしか安心できる病院はありません。
ではどちらがより安全かというと「ホーチミン」の病院に行くのがベストだということです。


地元の高校生でしょうか?
学校に行く前に公園で踊りの練習をしていました。


ベトナムの少女と(誰かに似ているんだけど思い出せません)


少年です。
こちらは「中川家 礼二」に似てる? かな?


ザ・ベトナムの女性って感じです。



さてバスに乗って世界遺産・ミーソン遺跡に出発です。



「バスの中から見た風景」



このトラック運転手さんのTシャツの背中には


日本の漢字で「今を生きる」と書かれていました(笑)


ガソリンスタンドです。


「世界遺産 ミーソン遺跡」
ミーソン遺跡に着きました。
暑いです。


トイレに行っている間にバスは橋を渡っていました。
私たちは歩いて橋を渡ります。
そして再びバスに乗ります。
じゃあ降りたのは何のために?
ガイドさんは重量制限だと話しましたが帰りはバスに乗ったまま橋を渡りましたからそれはないよね。
結局、説明は無し(笑)
しばらく走ってまたバスを降りて10分ほど歩きます。
この時点で汗びっしょりです。


日本では見かけない竹です。


「ミーソン遺跡」が見えてきました。
1999年世界遺産に登録されています。
ミーソン遺跡は、オーストロネシア語族を中心に栄えた古代チャンパ王国の遺跡で、「ミーソン聖域」と呼ばれることもあります。




遺跡の壁にはヒンドゥー教の女神がいたるところに彫刻されています。


建設当時、レンガは接着剤を使わず積み上げられて建設されていました。
そんな遺跡が、何百年も経った現在、今も現存している事が奇跡としか言えません。



この遺跡群は、フランス統治下の1898年にフランス人が発見したそうです。


初期に建設されたものは現在残っていません。
現在の遺跡群は8~13世紀末に建てられたものです。


ベトナム戦争でアメリカ軍の空爆を受けた大きな穴もしっかり残っていました。












レンガ造りの祠堂内に入ることも出来、中が展示室になっています。



展示室の様子です。





この遺跡を見る時間はわずか90分間です。
駐車場からこの遺跡までの往復の20分を引くと実質70分間しかありません。
ツアーの悲しさです。
もっとゆっくり、せめて3時間は欲しい場所です。


昼食の場所まで再びバスで移動します。
エアコンの涼しさが嬉しいですね。
「昼食・カオラウ」


ハイビスカスが迎えてくれました。


写真を撮っていいですか?(もちろん日本語で)と聞くと髪をセットしなおしたお姉さん。


ダナンの地ビール「ラルー」
苦みが少なく、芳醇な味が広がりさわやかなイメージを残してくれるビールです。


「三大名物 カオラウ」
カオラウはうどんのようにコシがあります。
具は豚肉、揚げたライスペーパー、もやし、香草(微妙)です。
スープは少なく、濃い味付けなので、麺によく染み込みます。
ベトナムでは、ベトナム中部の香り米の米粉とミョウバン成分を含んだホイアンの井戸水が使われないとカオラウとは呼ばないとされています。
とにかく旨いです。クセになります。もう一度食べたい。


これはお馴染み。
この薄いせんべいをパリンと割り


この具を乗せて食べます。
これが案外いけます。


これは香草なので最初から手を出しません(笑)


味は濃い目なので薄味好みでないかぎり好きになるかもしれません。




さてみなさん元気に移動しますが、私は昼飯も食べたし少し昼寝をしたい気分です(笑)



「刺繍工房」
歩いて移動したのは刺繍工房です。



お客の数よりも多い売り方の女性の人数に圧倒されます。


その内の一人の女性に写真を撮らせてもらいました。


1枚の写真を元に刺繍をしています。 気の遠くなる作業です。


そのきめ細かさに驚きます。
男の私には到底無理な作業です。


「シクロ乗車体験」
バスを降りてこれからシクロに乗ります。
ベトナムを訪れる観光客には悪名高く嫌われる「シクロ(三輪タクシー)」ですがツアーに組んでいれば大丈夫です。
総勢30台のシクロが町並みを回る様子に別の観光客が写真を撮ったり動画で撮影したりと少し気恥ずかしくなります。


「シクロから見た風景」
これは保育園でしょうか? 幼稚園?




さて問題です。
この4人乗り、これは違法か?違法ではないのか?
ベトナムの法律では子どもは2人までは乗車人数に含まれないという変わったルールがあります。
バイクでしか移動手段がない家族にはこういった特例が必要なのかもしれません。 
                                         
答   違法ではありません。ただし大人4人は違法です。




「来遠橋(らいえんばし)または日本橋」
幅3メートル、長さ18メートルの中国風の屋根付橋ですが、1593年に日本人が建設したと伝えられています。
2万ドン札の裏側にも印刷されています。


夜の日本橋(画像はwebより)
トゥポン川からの小さな水路が内陸に入り込み,その上に日本橋があります。
日本人街があった頃,この橋の西側が中国人街,東側が日本人街になっていました。


通行するだけならチケットは必要ありません.
立ち止まって撮影しようとするとお金を徴収されますから要注意を(笑)


ツアー仲間のみなさん総勢30名です。
みなさん元気にガイドさんの話を聞いています。
この時、カメラを持った一人から女性の写真を撮るときは「キュート」もしくは「プリティ」と言うと自然な笑顔が撮れるよ、と有り難い教えがありました(笑)
根が単純な私はこの時から積極的にこの「魔法の言葉」を使うことを決意いたしました(笑)


「馮興家(フーンフンの家)(世界遺産)」
200年以上前に貿易商人の家として建てられた木造建築です。
壁はベトナム、柱やドアは中国、屋根は日本と三国を折衷させた建築様式だそうです。



入り口を入ってすぐこの綺麗なお姉さんに「写真を撮らせてください」と話しかけました(もちろん日本語で)
写真を撮りながら言いましたよ魔法の言葉を「オ~、プリティ」(日本では絶対に言いませんが)
なるほどステキな笑顔です。
この後、私が「トイレを貸してください」と別のスタッフの人に言うと「ノーノー」と断られました。
そこにこのお姉さんが「なに言ってるの、私の事を可愛いと褒めてくれたのよ、トイレくらい貸してあげなさいよ」(もちろんベトナム語で)と、早口でそのスタッフとケンカをしてくれ(多分)私たちは無事にトイレに行けました(笑)
この旅の冒頭にも書きましたが「人との交流」は本当に大事だとつくづく思いました。
プリティなお姉さんありがとう。


「切り絵のポストカード」
開くと立体になる切り絵ポストカードです。


どうしても欲しかったので10枚買うからと交渉します。
嫁はこの「プライスダウン」が面白いらしいのだが私は時間がもったいないのですぐに「オッケー」と言ってしまいます。
嫁はすかさず「ダメダメ」と日本語で否定します(笑)


この少年は嫁よりも私の方が落としやすいと思ったのでしょう私をメインに交渉してくるようになりました(笑)
最終的には買ったのですが少年はにんまりしただろうなぁと思います。
で、今この写真を改めて見てみると左端の袋を持ったお姉さん、少年のVの字の間にいるおじさん、右端に座っているおばちゃん。
この後、この3人から話しかけられたからこの時点で甘い客だとターゲットにされていたんだろうね。
あぶない、あぶない。


ドリアンを売っている女性。
話しかけたらにらまれてしまったよ。ごめんね。


何を売っているかは不明でした。
話しかけたら「にっこり」してくれました。
ありがとう。


ベトナムに来て初めて見たネコです。


春巻きを食べるお姉さん3人組。 美味しそうですがここで食べる勇気はありません。


「ドラえもん」と「キティちゃん」似ているけどどこかが違う気がします(笑)




「福建会館」
福建会館はホイアン市場近くのチャンフー通りに面してあります。
ホイアンには華人五会館(広肇・福建・中華・瓊府・潮州)があり、福建会館は、ホイアンの中国福建省出身者の集会所です。


「金山寺」と書いています


ここは天后聖母が祀られているお寺でもあるのです。


天井からたくさんの渦巻き線香が吊るされています。
中にある黄色いものは願い事です。



「ホイアン市場」
ホイアン市場の外周は主に野菜や果物が売られています。



「トゥボン川クルーズ」
ここの観光時間は残り70分ですがここで何人かのツアー仲間がクルーズをしたいと言い出しました。
それにみんなが賛同して予定に無かった「トゥボン川クルーズ」が決定しました。
突然の事に慌てて連絡をするガイドさん。
船を一艘貸し切って約40分間のクルーズ出発です。


船長さんが舵を握ってみないかと我々に声をかけます。
みなさん遠慮深い方が多いようです。
すぐに手を挙げた我々2人。
カメラを渡して写真までお願いしました。


この船長さんがまた人の良さそうな顔をしていました。
なんとなく安心する顔ですって言ったら失礼かなぁ(笑)


みなさんのんびりと船を楽しんでいます。
このクルーズを提案してくれたツアー仲間に感謝です。


バイクを渡すための現地の人が利用する渡し船とすれ違いました。
こちらの船から何人かが手を振っていましたが、相手の船からは誰も手を振る人はいませんでした。
無理もありません。こちらは観光だし、相手は仕事中です。


世界遺産のホイアンに流れるトゥボン川は豊かな水をたたえながらも波静かで周りの風景も実に穏やかです。
船は夕陽に向って進んでいきます。



トゥボン川の夕陽です。
いつの日かどこかで「ベトナム・ホイアン」と聞けばきっとこの日見たこの夕陽を思い出すことでしょう。


船長さんありがとうございました。
楽しかったですよ。

「中部ベトナム料理」
再びバスに乗って移動します、夕食です。


出迎えてくれたお姉さんに魔法の言葉を「ベリー、プリティ」(本当にこれでいいのか?と自問自答しながら)


こちらのお姉さんには「ベリー、キュート」(笑)



おなじみのダナンの地ビール「ラルー」








ホテルに帰ってきました。
疲れていたのでしばらく部屋で休憩した後、昨夜、約束した笑顔の可愛い2人の子供達に会いに行く予定です。
でも何か持っていきたい。
ベトナムの子供達って何を喜んでくれるのだろうか?
ベトナムに何度も来ているツアー客の男性に聞いてみました。



ベトナム人は何よりも実用性を好み、日常生活で実際使えるもので品質がいいものがいいそうです。
子供達が喜ぶものは「ボールペン」特に「3色ボールペン」などはビックリするそうです。
それと「シャープペンシル」です。使い方がわからないので教えてから渡したほうがいいそうです。



「そんなもので喜ぶの?」と多くの人は思うことでしょうがベトナムのボールペンはインクがでなかったり、壊れやすくしょっちゅう買い代えなければならない粗悪品だそうです。
その点日本製はインクや芯がなくなるまで長く使えますし、持ちやすく、また書きやすい優れものです。
と言っても今私の手元にあるのはホーム戦で貰った古いトリニータのボールペンが2本だけです。
これで喜んでくれるのだろうか? 不安です。



お店に行きました。
昨夜のお母さんと子供達が笑顔で出てきました。
買いたいものがあるわけではありませんが、嫁と2人でとにかく袋に入れていきます。
今夜は「プライスダウン」は言いません(笑)
お金を払った後、「ボールペンで悪いけど、受け取ってね」と2人の子供達に渡しました。
喜んでくれました。 4人で写真を撮りました。
明日、日本に帰るから「バイバイ」とお別れしました。
もう会うことはないでしょう。
何となく切なくなりました。
良い出会いでした。



                             
ベトナム旅行記(その5 完結)「フォーとアオザイと出会い」・・ホイアンからダナン発(空路)ホーチミンへ・ホーチミン観光・帰国へ
・・に続く




























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ベトナム旅行記(その3)「フォーとアオザイと出会い」・・フエ観光・ダナン観光・ホイアンへ

2015-10-30 19:28:53 | 
10月19日(3日目)
「今日の予定」
○フエ観光
○ダナン観光
ホイアンへ

ベトナム3日目も晴天です。
と言うか晴天すぎて暑い。
一晩中、バイクのクラクションがうるさくて眠れませんでした。
まだ朝の5時というのにもう店は開いてるし、バイクは走っているし、人は行き来しているしなんでこんなにみんな早起きなんだろうと思ったホテルから見た光景です。


6時半からの朝食に行きます。
嫁はもちろん「フォー」
ただねぇ、フォーを食べると腹がいっぱいになって他のものが食べられなくなるんだよなぁ。


ということで私が選んだのがこれ。
なんか選ぶのがヘタ。と言うかセンスが無い(笑)


それに追加してフランスパン。
ジャムは普段は付けませんがどんな味か確かめたかったので食べましたが、何も無いほうが美味しい。
最後はベトナムコーヒー。
旨い。


昨夜はわかりませんでしたがプールがありました。
さすがに朝から入る勇気はありません。


グリーンホテルの名前通り「緑」の多いホテルでした。
可もなく不可もなくでしょうか。


「フエ観光」
ホーチミンやハノイとは一味違う、ベトナムの雰囲気を味わうことが出来る街が「フエ」です。
ベトナム最後の王朝、阮(グエン)朝があった街で1993年にベトナムで初めての世界遺産に登録されています。
朝9時 ホテルを出発しました。


この木、なんの木、不思議な木

「阮(グエン)朝王宮」                 
新市街地から橋を渡ったフォーン川の向こうに阮朝王宮がその雄大な姿を現しました。



この王宮は、ベトナム戦争のためにほとんど破壊されてしまいました。




ここでお金を払いましたがびっくりすることに監視?するはずの若い男性は下を向いてスマホでゲームをしていました。
公務員なので時間さえくれば仕事をするしないに関わらずお金を貰えるので仕事をしないそうです。


見ていて腹が立ちますがここは社会主義の国、日本じゃない、がまんがまん。


まぁ何とカラフルな鳥居です。


その奥が大和殿です。


移動中に鮮やかな「アオザイ」が目に入ってきました。
アオザイはその人にフィットするように身体を15箇所測るそうです。
そんなアオザイをいつまでも着ることができるように女性はプロポーションを維持するそうです。
だからぽっちゃり系のアオザイ女性はいないんだね。
この王宮の中でもひときわ目立った「アオザイ」を着こなしている綺麗なお母さんでした。


「シクロ」
ご存知ベトナム名物「シクロ(三輪タクシー)」です。
三輪自転車の前に座席をくっつけた人力タクシーです。
ベトナムの街並みをゆっくり堪能できるのが魅力ですが、料金は交渉制で、中には悪質なドライバーもいるため、個人で乗るとトラブルに遭う確率が高いです。


バスに乗りこみ「ドンバ市場」に向います


フエの町並みです。
ハノイのようにバイクは多くありません。


「ドンバ市場」


活気がありました。
おじちゃんはいません。
おばちゃんたちが元気です。


通路の幅が1mくらいのところを通ります。
右も左もおばちゃんが話しかけてきます。


ゆっくり見て、色々買いたかったのですが、なにせここにいられる時間は20分間。
ツアーの厳しいところです。
値段の高いツアーと提携している店は時間が50分間もあり、こんな面白いところは20分間しかないなんて・・・。
も~う見え見え(笑)


値段の交渉中にも後ろから腕を引っ張られます。
「ノーサンキュー」と強く言うと引っ込みますが又、別のおばちゃんが話しかけてきます。
「2階でシルクが安いよ」って言葉を何人から聞いた事か(笑)
いやぁ、活気があってここは大好き。
さっきの公務員にここのおばちゃんの爪の垢でも煎じて飲ませたいよホントに。
もっとここにいたかったなぁ。


さて、市場を後にしてバスで移動します。
バイクの一番人気は「ホンダ」
ところが「ホンダ」は高くて手が出ない。
ではどうするのか?


中身は「中国製」で外に「ホンダ」のマークをつけるそうです。
ただ燃費が違い「ホンダ」は1リットル=50~60Km走るのに対して「中国製」は1リットル=20Kmしか走らないということです。


ベトナムで初めて見た「ヤンキー」?


「ベトナムタクシー」
ベトナムでの主な移動方法はタクシーです。
セダンタイプの初乗り=約70円
ワゴンタイプの初乗り=約55円
ちなみにスーパーでのビール=約55円です。
ただしタクシーは「ぼられる」という事を頭に入れていたほうがいいようです。


「ティエンムー寺」
バスを降りて歩きます。


ティエンムー寺は世界遺産に登録されている建造物です。
中国の影響を強く受けた八角形の塔がシンボルで、塔は7重・高さ21.24mに達するという大きな建物です。


「ここに支配者が訪れ、大きな塔を建てるであろう」と予言した老婆が天女であったという伝説が残っていて、別名「天女の寺」と呼ばれています。


朝食を腹いっぱい食べたためか嫁が元気。
階段だって走って上がります(笑)
当然、親友のアイフォンはしっかり左手に握っています。


寺のシンボルである7重の塔は、煉瓦造りで八角形の角には跳ね上がるように飾りがあしらわれています。


なぜお寺に車が?
この車の名前はオースチン
ベトナム戦争のさなか、ティックファンドンという僧侶がティエンムー寺からホーチミンまで乗っていき、アメリカ大使館前で焼身自殺をしたという有名な話が残っています。
その車がこのオースチンです。


「クオックホック」
ベトナムの名門校・国立高等学校です。
ホーチミンを初め、ベトナムの著名人が卒業した高校で、昔は男子校でしたが、今は共学になっています。
入学するのも大変な進学校ということです。


この高校生たちが生徒でしょうか?
女子の制服は「白色のアオザイ」ということです。


さてバスで移動です。
これはアオザイでしょうか?
 


「フエ料理」 


昼食と夕食、この時間がツアー仲間と打ち解ける貴重な時間です。
嫁がさっそく話しかけます。
「どこから来たんですか?」に始まり「子供さんは何人?お孫さんは?」と次々に聞いていきます。
そして核心に(笑)
「私たち大分トリニータというJリーグのサッカーのサポーターなんです」
「大分トリニータを知っていますか?」
大分県の人は知っていました。
福岡や北九州の人も詳しくはありませんが「アビスパ」や「ギラヴァンツ」の名前を知っていました。


そしてお決まりの言葉が「サポーターってお金を貰ってるんですか?」
よ~く聞かれます。今回も聞かれました。
「いいえ自費です」と言うとビックリされます。
そこから嫁の独壇場です(笑)
お酒も入りこうして段々ツアーのみなさんと打ち解けていきます。
この食事の時間が一番楽しい時間です。


何は無くてもまずビール。
パッケージがお洒落な、フエの「フーダビール」
70000ドン=約360円です。


「ブン・ボー・フエ」
フエ風のフォーです。
ブンボーフエはブン(麺)ボー(牛)フエ(地名)なのですが、日本の肉うどんに似ているような似てないような(笑)
味付けは辛めですが旨い。
今回食べたフォーの中でも一番です。
「ブンボーフエ」最高!


「宮廷料理」がルーツといわれ、味もさることながら、食物で動植物などを形作る繊細な装飾が施された、みた目にも華やかです。







腹もいっぱいになり再びバスで「ダナン」に向けて移動します。
「バスの中からの風景」




「ランコービーチ」
ダナンへ向う途中ここで休憩をとりました。
人がまったくいない静かなビーチです。
海の色は綺麗だし、波は高いし、なぜサーフィンをしないのかガイドさんに聞いてみました。


やはりマリンスポーツはお金がかかるので定着はまだまだ先だと思いますとの返事でした。


このビーチで美人姉妹?に遭遇。
生ジュースを売っていましたが衛生面から腹を下すと注意されていたので買いませんでした。


それでもポーズをお願いするとなんとピースサイン。
ベトナムに来て初めての「Wピース」に感激(笑)
明るいお姉さんでした。


「バスの中からの風景」


今日のバスはゆっくり走ります。
あのハロン湾に向う無謀なバスとは雲泥の差です。


なんと今日は「ネズミ捕り」の日だそうで警察に捕まると免許が無くなるそうです。
それでゆっくりなんだな・・・って、まてよなんでネズミ捕りが今日って知っているんだ(笑)


もし捕まったら、ドライバーと警察官との話し合いだそうです(つまり「ワ○ロ」ってことらしい)



これは銀行?もしくは両替?
必ず警察官がいるそうです。


「ダナン大聖堂」
ピンク色のカトリック教会です。
塔の切先には鶏の像があることから「鶏教会」とも呼ばれています


フランス統治時代の1923年に建てられたネオゴシック様式の建物です。
ミサの時間なので教会の中に入ることができました。




再びバスで移動です。


ええ! これってバイクの前にイスを乗っけているだけじゃないの?
お母さん、転ぶと赤ちゃんが大変な事になるよ。



「ドラゴン橋」
ダナンの象徴ともいえるドラゴン橋。


目がハート(笑)・・画像はWebより


全体がこんなかんじ。
全長は666メートル。・・画像はWebより


炎を吐きます(笑)・・画像はWebより


夜見ると、綺麗です。・・画像はWebより



バスはダナンから「ホイアン」へ


「フーティンブティックリゾート・スパ」
ホイアンに早く到着したので一旦ホテルでチュックインしてから外で夕食です。


おしぼりを持ってお出迎えしてくれたお姉さん。


今日から2連泊です。


枕元には花がありました。


アメニティも充実していました。


外に出ると・・



真下にプールが見えます。


夕陽が沈んだあとの・・・


マジックアワーが綺麗です。


「ホイアン料理」
バスを降りて川沿いを歩きます。


到着しました。


雰囲気のあるレストランです。


ダナンの地ビール「ラルー」です。


この薄いせんべいのようなものをパリンと割って、それを皿の代わりにして


これをその上に乗せて食べます。
これが日本人好みの味付けで美味しい。


そしてホイアンの三大名物料理「ホワイトローズ」
ワンタンのような米粉で作られた生地の上に、海老のすり身や揚げたニンニクが添えられている料理です。
これも美味しい。


「揚げワンタン」
揚げた黄色い皮に乗せられているのは豚と海老のすり身です。
これもまたまた旨い。



さて腹も満腹になったところでホテルの周りの散策に出かけます。


1軒のお店に入りました。
笑顔のステキな誠実そうなお母さんです。
「フォー」ありますか?と嫁。
え?こんな小さいお店でまさか言うのか?
「プライスダウン」と嫁(笑)
30個買うので少しおまけしてくれたお母さん。


それ以上は「プライスダウン」と言えない嫁と私(笑)
袋に30個詰めて満足の嫁。


そこに娘さんだろうか笑顔で挨拶に来てくれました。
思わず青葉(孫)を思い出した私と嫁。
その笑顔に暖かい気持ちになりました。
カメラを向けると少し緊張した様子。


「明日の夜も来るからね」と子供達に約束しました。
このベトナムに来てからのいろいろな嫌な事を全て忘れてしまうほどの幸せな気持ちになりました。

                                          
ベトナム旅行記(その4)「フォーとアオザイと出会い」・・世界遺産ミーソン遺跡・世界遺産ホイアン
・・・に続く











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ベトナム旅行記(その2)「フォーとアオザイと出会い」・・世界遺産ハロン湾・ ハノイからフエへ

2015-10-28 17:04:50 | 
10月18日(2日目)
「本日の予定」
世界遺産 「ハロン湾クルーズ」
     ○ティエンクン鍾乳洞
ハノイに帰り空路「フエ」へ 

                                      
ベトナム2日目は快晴です。
この分だと今日のハロン湾の景色は最高なものになりそうな予感がします。
ただ気温が33度まで上がるということで暑くなりそうです。
食事は6時半からということなので6時に目覚ましをセットしましたが目を覚ましたのが5時、まだ早いのでホテルの中を散策することにしました。


ホテルの中はエアコンが効いていて快適です。



再び部屋に戻り、外の風景を写真におさめます。


どこかフランスの香りがします(行った事はないけど)


「ベトナム 朝食」
ビュッフェスタイルで好きな物を好きなだけ食べれますがベトナムといえば・・フォーです。
「フォーだよ、フォー」
まずはフォーから。
うんまい。 
美味いぞベトナムフォー(笑)


さまざまな種類のパンの中から当然フランスパン。
これが絶品。
パン好きの私にはこのフランスパンの味がピッタンコ。
美味いぞフランスパン。
フルーツは南国らしいドラゴンにマンゴーにスイカにパイナップル。
ジュースもスイカジュースにパインジュース。
朝からどんだけ食べたら満足するのかってくらい食べました。
普段の私の朝食はコーヒーとトースト1枚で満腹になるのに何故こんなに食べれるのか不思議でしかたがない(笑)


で、締めはこれ。
ベトナムコーヒー。
ブラックなのに? 何も入れていないのに? なぜか甘い。
練乳を入れて飲むのがこちらの普通らしいけど私はコーヒーには一切何も入れない。
というか何か入れると飲めなくなってしまう。
ブラックの苦いのが好きなのになぜかこのベトナムコーヒーの甘さが忘れられなくなってしまいそう。
美味いぞベトナムコーヒー。



ホテルの中にあるお店。
嫁「ハウマッチ?」 店員「17ドル(2000円)」 嫁「プライスダウン」 店員「ノーノー」と手を振る。
嫁「じゃあいらない」と立ち去ろうとすると 店員「もう少しダウンするよ」と嫁を引き止める。
それでも買わない振りをして一旦部屋に帰り時間を置き、再び2回目の交渉に入る嫁。
とにかく「プライスダウン」と言わないで買うと、通常の2倍から3倍の値段を吹っかけられます。
品物によっては5倍から7倍というところもありました。
事前にネットで調べると35円の品物が場所によっては220円と言われてびっくりしたことも。
嫁はこの交渉が楽しいしこれがベトナムよとルンルンだけれども時間がかかって仕方がない。
最初はノリノリだった私も2回目、3回目となるとどうでもよくなってきました。
最初から定価の値段を言ってくれよ。
なんだか・・めんどくさい。


食事も終わり外に出てさぁ散策というところにバイクに乗ったお姉さんが眼の前に。
ホテルの従業員の人だと思い「グッド、モーニング」と言うとにこやかに「ハンモック」のようなものを取り出し眼の前に広げ始め「5ドル 買って」と商売を始めました。
ホテルの入り口なのに堂々としたものです。
と言うか、まだ7時前だし(笑)
こちらの人は早起きで働き者です。


ホテルの前の「カラオケ屋」さん。



                              
「世界遺産 ハロン湾」 
 
                       
ハロン湾には500隻もの船がありその中の100隻がホテルなみの設備になっていて宿泊できるようになっているそうです。
ホテルから見えたこの船たちがそうではないかと思います。


バスに乗ったと思ったら到着です。


ガイドさんに連れられて桟橋を渡ります。


値段は120000ドン(約700円)です。
3時間の貸切だからかなり安い。


クルーは船長を入れて7人です。
私たちはガイドさんを入れて31人。


さて出発です。


ガイドの「タムさん」が説明をしてくれますが、言葉が半分くらいしか聞き取れないので途中で聞くのを諦めました。
ごめんねタムさん。


嫁は2階のデッキに上がって行きます。
天気が良いので最高です。


そのとき船長さんが手招きをして操舵室に入れてくれて舵輪(だりん)を触らせてもらいました。
めったにない経験に大喜びの嫁。



操舵室から見るとこんな感じに見えます。
ちなみに、ハロンとは、「龍が降りる」の意味だそうです。



船はゆっくり、ゆっくり進みます。
本当にゆっくりです。
左側の船から追い越されます。
誰か手を振っています。
ベトナムに知り合いはいないはずですが・・・。


君はだれだ?
あとでこの黄色いと白と帽子の女性に遭遇します(笑)


こちらは右側の船です。


後ろに洗濯物を干しているところを見ると従業員がこの船に寝泊りしているのでしょうか?



釣りをしています。
何が釣れるんだろう? 興味津々です。



そこに果物を積んだ船が近づいてきました。


青葉(孫)と同じくらいの子供が乗っています。
買ってあげたいけど事前にガイドさんから「売りにきますが買ったりお金を渡したりしないでください」と言われていたので見なかったことにします。
何となく心が痛みます。


この船の速度に合わせて器用に真横に着けます。
誰も買いませんでした。


また別の船がやってきました。


今度は貝にエビにカニくんです。
合計3隻やってきましたが買った人はいないようでした。


中国の桂林に似た壮観な眺めが眼の前に広がってきました。
(と言っても中国に行ったことは無いのですが)
ここハロン湾は別名「海の桂林」と呼ばれています。


このハロン湾は1500平方キロメートルに2000~3000もの島があり幻想的な風景を見せてくれます。
遥か昔、龍の母子が降り立ち侵入者から救ったという降龍伝説が元になり、この海がハ(降)ロン(龍)と呼ばれるようになり、モンゴルの軍勢もここに誘い込まれ敗退したという歴史があります


無謀にも一番前に座るといってきかない嫁。
まぁタイタニックのあの真似をしたいと言わないだけましか(笑)


ふと気がつくと横には何隻もの船がこの船に近づいてくるではありませんか。
何だ何だ?


と言うか眼の前はすでに大渋滞なもよう。
汽笛が「ブオー、ブオー」って一体何?


あちこちぶつけあいな状態。
私たちが乗っている船にも「ドン!」という衝撃がありました。
どうやらどこかの船とぶつかったようです。
あ~~もうパニック。


一体、なにが起きているのか?


うん? どうやらこの岩を近くで見るために一斉に船が近づいてきてぶつけあいをしたらしい。
順番を待つとかないのか?
わけわからんぞ。


            
「闘鶏岩」 

ハロン湾の象徴的な岩で2羽の闘鶏が向かい合って闘っている姿に似ているためその名前がついてるそうです。
が、私は博多の銘菓「ひよこ」を連想しました。
似てませんか?


その岩を離れ少しして振り向くとあれだけ混雑していたのにもう数隻しかいないんだよね。
だったら待てばいいじゃん、て思うんだけど国民性なのかなぁ。
ところでこの島に何かありますが見えますか?



灯台があります。
切り立った岩場になぜ? 
ここに?


「ティエンクン鍾乳洞」
                       
天宮(ティエン・クン)鍾乳洞見学のために島に上陸します


お金は50000ドン。
300円くらいです。


階段が急なので大変です。
それにしてもツアーのみなさん70歳から80歳というお年ですが元気なものです。
途中で一休み・・は私以外誰もいませんでした(笑)



クルーズ船が続々とこの島に集まってきます。



「ティエンクン鍾乳洞」と書いてあります。


さらにここから登っていきます。
足の悪い人は船の中で待機するそうです。
(入り口と出口が違うので島では待てません)


入り口はかがまないと入れません。
狭いです。



中に入ると意外と広く、高さが30mあります。


カラフルにライトアップされています(笑)
が、どうしても馴染めません。
普通に凄いのに、なんで? 


ガイドさんが「象とかイルカとか」説明してくれますが、そう言われればそう見えるかも? な感じです。


水が無い鍾乳洞なので中は暑くてたまりません。


これは「おっぱい岩」
これはわかります(笑)


こちらは1993年発見時の入り口です。


中の広さがわかりますか?
けっこうな広さです。




出口も狭いので気をつけましょう。


ここは船の乗り場です。
降りる場所と乗る場所が分かれていますので私たちの船はこちらに移動しています。


覚えていますか?
黄色と白と帽子のお姉さんです。
親子3人でお揃いの服が似合っています。


スマホをいじりながら日本語で「みてください」って言っても見ないよ。
お金をもらっているんだったら働けよって思うけどここはベトナム、よその国、日本じゃない、わかってる、わかってる、腹を立てない(笑)


さぁ、腹も減ってお昼タイム。
イケメンの船長さんが待っていました。


のどがカラカラなのでベトナムビールでかんぱーい。
親しくなったAさんご夫婦と4人で同じテーブルに。


エビと揚げ春巻き。
この揚げ春巻きがなんとも美味かった。
嫁もこれを絶賛。 
すごいぞ、揚げ春巻き。


で、で、出た~~。
この世に存在していることが嫌なカニさん。
昨日に引き続いてのご対面。
「嫁、早く食べて、目の前から消してください」とお願いしました。


その後、出された料理の味を忘れてしまったほどカニさんがショックでした。




なんだ? 魚です(笑)
頭はメバルっぽいけど、胴はチヌっぽいし、食べるとベラっぽいし、臭みはあるし、何でしょう?


せっかく船長さんが骨を取って食べやすいようにしてくれたけど、臭くて・・・。


最後は、これ。
ベトナムコーヒー。 1日20杯ちかくコーヒーを飲むほどコーヒーが好きな私ですがすっかりはまりました。
ベトナムコーヒー、旨し。


さてクルーズも終わり、休憩を挟んで4時間、ハノイに帰り国内線でフエに向かいます。


「 バスの中から見た風景」 
はい、結婚式です。





これ!  わかりますか?
ノーヘルの兄ちゃんが逆走しているんです。
ビックリしますが、ここでは当たり前のようで、クラクションも聞こえませんでした。


バイクの3人乗りを見るのも少し慣れました(笑)
その横を誰もそばにいない牛がのんびり歩いているのも少し慣れました。
こうして感覚が麻痺していくんだろうなぁ。


さて空港のレストランに到着しました。
「北部ベトナム料理」も最後です。



とにかくベトナムビール(笑)でカンパーイ。
毎回、毎回、なんにかんぱいするのか不思議です(笑)


スープ。


出ました、「生春巻き」
香草に耐えられるか? 
無理、無理、無理。

1口でギブアップ。


何を食べても口の中は香草、香草、香草。


なんとガイドの「タムさん」が見かねて香草抜きの「生春巻き」を頼みなおしてくれました。
心遣いがうれしいですね。


2日間ですが、小さい体を身振り、手振りで説明してくれて一生懸命さは十分伝わってきました。
素晴らしいガイドさんでした。
タムさんありがとうございました。


「空港内の風景」 


刺繍ですが高いです。


ツアーの男性が値段を聞いていましたが・・(笑)


右の看板のアオザイのお姉さんをよーく見ていてください。


一瞬このCAさんがモデル? と思ったくらい綺麗でした。
キレイすぎたのでモザイクはありません(笑)
ハノイからフエまでは約1時間10分のフライトです。

              
「フエ グリーンホテルフエ」 

空港からバスに乗り午後10時「グリーンホテル」に到着です。


ウエルカムティーが旨し。


部屋の広さはアセアンハロンホテルよりも少し狭いようです。


このホテルも「ドライヤー」「ポット」「スリッパ(サンダル)」「冷蔵庫」「セーフティボックス」「WiFi」が完備されています。
荷物を運んでくれたポーターさんに人生初のチップ1ドルをあげました。
ドキドキします。
あとでドルではなく「ドン」をあげたらいいよと教えてもらい、じゃあ次回は「ドン」をやろうとインプット(笑)


夜のベトナムは恐いので出歩かないようにと言われていましたがせっかく来たので親しくなったAさんご夫婦と散策に出かけました。


歩いている人はあまりいません。
「ゲームセンター」の文字が見えます。
覗くと奥が深く、昔のスマートボール(知っていますか?)のようなゲームをしていました。


コンビニもスーパーも見当たりません。
そういえばここベトナムに来てコンビニはまだ1軒も見ていません。
橋の向こうに酒屋らしき小さい店が見えました。
道はバイクのみがクラクションを鳴らしながら走っていきます。


こんな大きな四つ角でも信号機はありません。


お店の中は薄暗く誰もいません。


声をかけると若いお兄ちゃんがでてきました。
主にAさんの旦那さんが交渉します。
ここで部屋飲みのビールをゲットです。
フエの「フーダビール」
安いです。1缶40円くらいです。


後ろから来るバイク、暗い道からの人影に神経を使いながらここまで来たのでこの若者の笑顔にホッとしました。


さぁ、後は部屋に帰って寝るだけです。
が、ここでトラブル発生です。
ドアは開いたものの電気が点きません。
鍵を入り口の横のいつもの場所に差しても反応がありません。
確か出かける数十分前までは電気は点いていたはず。
この部屋だけ故障か?
隣のAさんご夫婦にも見てもらいましたがわかりません。
長い廊下を抜けてフロントに行き、何とか状況を説明します。
部屋で待つようにと言ってるようで、半信半疑で部屋に向うと8階のエレベーターの前で別のスタッフの方が待っていました。
とにかく部屋に向います。
入ると何かを探しています。
私が捨てた紙のようなモノです。
差し込みます。
電気が点きました。
部屋の鍵は電気とは関係なく私が捨てた紙がスイッチとなるようでした(笑)
部屋の外でスタッフさんが待っています。
え? 何だろう? あ!チップだ。ドルではなくドンだったよな。
急いでサイフの中を見ます。
いくらだ? 1000ドン札が見えました。
1000ドンっていくらだっけ? 急がないと待っています。
とりあえず「サンキュー」と言って渡します。
微妙な笑顔です。
あれ? どうした? 失敗したか?
ドアを閉め、深呼吸して日本円に計算します。
あ~~~~あ、 1000ドン=5円 でした。
5円のチップって?
今更、追いかけて間違いってわけにもいかず・・・。
落ち込みました・・かなり。
まぁこれもベトナム・・と思う事にしました。
お兄さん、ごめんね。
2日目の夜が過ぎていきます。

                         
ベトナム旅行記(その3)「フォーとアオザイと出会い」・・フエ観光・ダナン観光・ホイアンへ 
・・・に続きます






























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ベトナム旅行記(その1)「フォーとアオザイと出会い」・・旅行準備とハノイへ

2015-10-26 20:29:36 | 
ベトナムに行ってきました。
期間は2015年10月17日(土)から22日(木)までの6日間。
福岡での前泊を入れると7日間の旅です。
今年は結婚35周年ということで2人で海外旅行に行きたいねと話をしていましたがいざ行くとなると、行きたい所だらけでなかなか決まりません。
そうこうしているうちに7月に私が体調を崩し、病院に行くと、血液検査で異常値、MRI検査で影がある、入院して生体検査をと事態は深刻になるばかり。
2ヶ月かかった検査も「大丈夫でしたよ」とのお医者さんの一言で張り詰めていたものが一気になくなりました。
そこで嫁はとにかく2人が元気なうちにどこでも行こうと心に決めたようです。
娘の勧めもあって今回のベトナム行きもすぐに決まりました。
私よりも周りが結果を喜んでくれたことが何より嬉しく思いました。
ありがたいことです。
家族にも仲間にも感謝です。

10月16日(0日目)ややこしくなるので前泊は(0日目)とします。                        
10月17日(1日目)
福岡空港発
ハノイ着
    「ハノイ市内観光」
     ○ホーチミン廊前広場
     ○ホアンキエム湖
     ○世界遺産 タンロン城跡
     その後ハロン湾へ


福岡空港の集合時間が午前8時30分なので、ホテルに前泊することにしました。
大分から福岡駅まで長距離バスに乗ります。
トイレがあって寝るだけなので楽ちんです。


福岡到着後、体力を温存させるために近くで食べものやさんを探しました。
まずは旅の無事を祈ってささやかに「カンパーイ」


明日からの料理には絶対に出ないであろう「トンカツ」を食べました(笑)


ホテルです。


さて出発です。
このホテルを選んだのはホテルから空港まで車(無料)で送ってくれることです。
これは嬉しいサービスです。



忘れ物はないか。
パスポートはあるか。
お金は?  カードは?
何度もチェックします。


嫁さんはお友達のアイフォンとの6日間のお別れに寂しそうです(笑)


さて今回のベトナム旅行に出るに当たって私なりに決めたことがあります。
風景を撮るだけでは面白くない。
なんとかベトナム人と交流したい。
ホテルの中、お土産屋さん、レストランなど、どこでもいい。
なんなら町を歩いている人でもいい。
とにかく一言でも言葉を交わしたい、そう思いました。
でも、どうやって?
ベトナムの言葉なんて知らないし挨拶もできない。
そこでカメラを利用することにしました。
「すいませ~ん(ここは日本語)、ピクチャー、オッケ~?」とカメラを指差して笑う。
あとは大分弁とジェスチャーで乗り切る(笑)
これで交流はいけるでしょう(笑)
さて、そううまくいくのでしょうか?


決めたことがもう一つ。
風景やバイクはバスの中から。
歩いているときに撮るのはアオザイを着た女性と子供の顔。
なぜか?
多分、表情が男性よりも豊かな気がするから(笑)
最初の飛行機は「VN-0357」
VN=ベトナム
さて、ベトナム旅行の始まり、始まり。



機内のシートはシミがあり、破れていました。
でもエンジンさえ大丈夫であれば気にしないことに(笑)


きれいなCAさん。
アオザイ、第1号です。
でも話しかける勇気がなかったので遠くから。
なので顔はモザイクです(笑)
ごめんなさい。


ベトナムは暑いですよ。
夏のかっこうでも蒸し暑いし虫除けが必要です。
生水は絶対に飲まないで。
果物のジュースは腹を下しますよ。


スリやひったくりに気をつけて。
置き引きにもね。


パスポートを無くしたら日本には帰れませんよ。
両替は空港でもごまかしますからちゃんと計算してその場で確認を。
できたら複数人で。


などなどの言葉を頭の中で繰り返しながら、とにかく無事に帰れますようにと「カンパーイ」



嫁の奥の人、ハロン湾で日本語学校を経営している人だそうで。
疑いたくはないのだが、・・タイミングが良すぎて・・。


機内食。
果物が美味しかった。
ただお手拭きの臭いがきつすぎて、食べ物の臭いがしなくなってしまったのが残念です。


ハノイに到着です。
ツアー客は全員で29人だと聞いていたのですがいつのまにか30人に増えていました。
あと2人が待っても来ません。
10分経ち、20分待っても来ません。
乗り損ねたのか? 乗らなかったのか?
ガイドさんが電話しながら走り回っています。
その間、このお父さんがこの紙を持っていました。
体調が悪い人がいると薬をあげたり、体にいいものを買ってきたり、常に人数の確認をしたりと面倒見のいいお父さんです。
他の旅行でも「添乗員さん」と間違われていたそうです。
なので私たちもこの人を「添乗員さん」と呼ぶことにしました(笑)


30分後、2人が息を切らしてやってきました。
スーツケースがなかなか出て来なかったようです。
一安心したので円をベトナムの通貨である「ドン」に替えます。
このお札、やたらと○が多いんです。
10万ドンの場合○を2個取り2で割り少しプラスすると日本円で500円ちょいになります。
常に頭の中で計算しないと訳がわからなくなってしまいます(笑)


こっちはドル札。
1ドル=120円前後。
桁が違いすぎるので間違わないように嫁がドル札、私がドン札を持つようにしました。
あ~、ややこしい(笑)



空港を出るとムッとした暑さです。
梅雨の時期の暑さに似ています。


まだまだ話しかける勇気がないのでこちらもモザイクです(笑)
しかしみなさんスレンダー美人です。
太った人を見つけるほうがたいへんでした。



バスが見えてきました。


フ~、エアコンが気持ちいい。



バスの中からの風景。


タンロン城王宮跡に到着しましたが中には入れません。


女性のガイド(タムさん)が一生懸命説明してくれるのですが、言葉が半分も聞きとれません。
申し訳ないです。


後ろには「アオザイの女性」がたくさんいます。
ここで話しかけないでいつ話すんだと気持ちを奮い立たせます(笑)


「こんにちは(日本語)、このカメラ、OK?」と身振り(笑)
おお、通じた。


ポーズをとってくれます。
あれ? 意外と簡単かも。
これで変な自信がつきました(笑)
でも日本では止めとこう(笑)


今度は座ってのポーズです。
なぜかプロカメラマンになった気分(笑)
どうやら大学の卒業式だったようです(間違いかもしれませんが)


こちらはカップル。
色が違うので別の大学でしょうか?


綺麗なアオザイです。


中に入れないので横から撮りました。


さてここからバスに乗ってハロン湾に移動です。
ハノイから休憩を入れて4時間くらいでしょうか。

               
「ベトナムのバイク事情」

バスの横には常に2重、3重のバイクです。
信号機は少ないですし、あっても赤信号は基本無視しています。
クラクションを鳴らして突っ込んだもの勝ち、みたいな感じでしょうか。
歩道をバイクが車道と同様のスピードで通ります。
目の悪い人は歩けないでしょうね。
でもこれがベトナムなんだと無理に思うようにしました。


埃っぽいのと日焼け防止のためか女性はマスクに長袖の対策をしています。


おそらく重量オーバーでしょう。
タイヤが浮いています。


赤ちゃんを抱いた夫婦でしょうか?
転倒したら赤ちゃんは?


こちらは3人乗り。
違反?  ではないんでしょうね。


ノーヘルのお姉さん。


キティちゃんのヘルメットが何とも。


電柱を利用してハンガーをかけます(笑)


花屋さん? 果物屋さん?


何を売っているのでしょうか?


バスの中からの風景です。



これはフランスパンでしょうか?




もう少しすると道の真ん中に刈った稲を並べるそうです。
その上を車が通ると自然と「脱穀」になるそうです。
小石が混じるのでその後がたいへんだとガイドさんが説明していましたが・・本当なんだろうか?


道路にはゴミが散乱していました。


こちらは靴を売っていました。


バスの中から写真を撮らせてと言うツアー客に恥ずかしがりながら笑顔を浮かべる女性。



こちらは結婚式。
自宅で行うようで、3日間寝ないで飲んだり食べたり祝うようです。
お金がかかりますよ、とガイドさん。


50ccのバイクは免許がいらないようです。
だから自転車感覚で乗っているんでしょうね。


夕陽が綺麗です。
ただ時間が迫ってきているのかバスの運転手さんが無理な追い越しをします。
片側一車線の道路のセンターラインの上を走り、常に前の車を追い越していきます。
これがベトナムの運転の普通なのかどうかわかりませんが命はどこの国でも一つだけです。


バスの中は静かです。


ハロン湾のレストランに到着です。


さてベトナム最初の料理です。


ツアーのみなさんはほとんどが私たち夫婦よりも年上の方達でした。
今回知り合いになったAご夫婦一組が年下くらいでしょうか。
80前の方もいましたがみなさんよく食べ、よく飲まれていました。
それも色々なところを旅してきた方が多くいました。
元気です。
まだまだがんばらんといけません。


ビールの本場はハノイです!その名も「ビアハノイ」
値段は3ドル(360円)です。
こちらの通貨で6万ドンです。



手前から2人目の人と釣りの話で盛り上がりました。
このときはまだまだどんな人なのか手探り状態です(笑)


味は日本人向けの濃さでどれも美味しく食べられました。



はい出ました。
見るのも聞くのも触るのも嫌なカニくんです。
食べるなんてとんでもありません(笑)
海鮮料理ということで恐れてはいました。
当然、嫁に「食べてください」とお願いしました(笑)





これは毎食といっていいほど出てきました。



白ごはんは臭いかと思っていましたが意外と美味しかったですね。



ビールとごはんとお菓子。
これだけでも太るのに(笑)
家に帰って体重を量ると2Kg増えていました(笑)


さて、今夜はここまで。
バスに乗ってホテルに直行です。


右手前のご夫婦が今回親しくなったお二人です。
お元気ですか?


「アセアンハロンホテル」に到着です。
こちらはまだ午後9時ですが、日本ではもう11時を過ぎています。


なんとなくベトナムってかんじです(笑)


こちらにスーツケースを置けるのでけっこうゆっくりできます。


部屋の中はスリッパではなくサンダルです。
これはこれで履きやすいですね。


これらは使うとお金を取られます。
コーヒーカップは大丈夫ですがグラスを使うと「ドン」の支払いが待っています。(笑)
明日は「ハロン湾クルーズ」です。
朝の6時起きです。
長い一日が終わりました。


                                           
ベトナム旅行記(その2)「フォーとアオザイと出会い」・・世界遺産 ハロン湾クルーズ
                            ハノイからフエへ  
・・に続きます。






























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神戸ルミナリエと紅葉の京都(完結) 神戸ルミナリエ

2014-12-15 19:08:38 | 
嵐山を午後1時に出発して神戸に向かう。
バスの中で添乗員さんに「ルミナリエ」についてのレクチャーを受ける。
私達に与えられた時間は3時間。
この時間内であれば自由に動ける。
選択肢としては2通り。
一つは点灯する時間午後5時までどこか周りで買い物をして時間になったらメイン会場である「東遊園地」に行く。
もう一つは点灯の瞬間を楽しみたい、人気の「フロントーネ」や「ガレリア」の中を歩きたいという人は交通規制が始まる午後4時までに「三井住友銀行」前にてその瞬間まで待つ。
私達は後者を選んだ。

午後3時「フロントーネ」のある「三井住友銀行」前に到着。
これから点灯する午後5時まで2時間ここで待つことにする。
ビックリすることにこの時間でもすでに何百人の人が待っていた。
いつから来ているのか「寒いでしょう?」(笑)




ガードマンのお姉さんにこの場所で間違いが無いか確認する嫁(笑)




この「神戸ルミナリエ」は阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、1995(平成7)年12月に開催されたのが始まり。
以降、神戸を象徴する行事として多くの人々に支えられ、神戸の風物詩となり今回で20回目。




神戸ルミナリエを今後も続けていくために、ぜひ会場募金(1人100円)に協力を。




昨年は約354万人が訪れた。
毎年テーマが変わり、そのイメージに沿って制作される。
約20万個の電飾が放つ光の芸術「神戸ルミナリエ」では、頭上に音楽が響き渡り、ガレリアと呼ばれる光の回廊が一挙に光を放つ。




午後4時前。
もう少しで車の規制と共に人も横道から入れなくなる。
バリケードが張られ警察官、ガードマンの方達の誘導の下、道路は一方通行となる。



2001年に発生した明石花火大会歩道橋事故をきっかけに会場警備は強化され2005年以降は元町駅周辺から仲町通に至るまでに長い迂回ルートが設けられている。
迂回ルートは来場者数に応じて、警備員が動的に対応することによって複数が設定されている。


午後4時、車と人の規制が始まり歩道に人があふれ出す。
今年の開催は2014年12月4日~12月15日までの12日間。
今日は最後の土曜日ということもあって今日一日で60万人もの入場者数を予定しているそうだ。
考えてみるがいい。
このガレリアの長さが約700m。
半分が直接メイン会場に行ったとしても半分の30万人もの人が通る計算になる。
どうするのって心配になってくるよね。
まぁ20年間の間に色々なノウハウを学んだんだろうね。




私達は前から4番目くらいの場所。
後ろを振り向いたが最後尾が見えない(笑)



トイレに行くには一旦、バリケードの外に出なくてはならない。
その際、このようなカードを貰い、中に入るときに提示するようになっている。
くれぐれも手ぶらで出ないように、中に入れてもらえなくなる。


「神戸ルミナリエ フロントーネ点灯」 
夢と希望の光が街と人々をやさしく包む、20回目の「神戸ルミナリエ」

今日は60万人もの大勢の人が見込まれるため30分早めて午後4時半に点灯された。
今年のテーマは「神戸 夢と光」



点灯数分前から児童合唱団による「しあわせ運べるように」の歌声が流れてくる。



そして「希望に向かって」が流れ、鐘の連打に合わせ、まず「フロントーネ」が点灯される。



「ガレリア」
続いて奥に3回に分けて「ガレリア」が点灯。
最後に東遊園地内の「スパッリエーラ」と「ソロピース」が一斉に、と順を追って点灯してゆく。
会場全体が歓声に包まれる瞬間でもある。
テーマ
「夢と希望、そして、悲しみの記憶が混在する20年。
人と生が感じられる光の中に、わたしたち神戸の歩みがある。」




亡くなった方への鎮魂と生きている人々の希望が一緒になっている感じが・・・。
この最初のブロックで流れてくる曲は「夢、そして光よ永遠に」


2番目のブロックはストリングスと優しいフルートの音色が印象的な曲「いのちが輝き続けますように」



最後のブロックはゆったりした曲調と優しいコーラスの「光の彼方へ」


「スパッリエーラ」
ガレリアを抜けてメイン会場の「東遊園地」まで来るとひときわ輝く建物が目に飛び込んでくる「スパッリエーラ」だ。
テーマ
「無限のパターンは、ありのままの自然を象徴し、光との理想的な出会いが、神戸の記憶を永遠へと繋いでくれる」                  






「カッサ・アルモニカ」
テーマ
「過去と未来の輝きとともに、生命の響きをつたえる光の祈念堂」




「ソロピース」
テーマ 
「光の織り目が、調和のとれた縁取りとなる光のタペストリー。
優しさの継承が導かれる光の庭園」 




 
2011年からは東日本大震災発生にともなう節電要請や省エネ志向、経費減の観点から、一部の作品においてLED電球が用いられていたが、鎮魂や復興の趣旨から温かみのある色を出すため、今年から全て白熱電球になった。



この光に鎮魂と希望の光を感じ、亡くなられた方に手を合わせた。


震災時の記憶や思い出を忘れないためにもこのまま続けてもらいたい。
わずかではあるが募金をさせていただいた。



あれから間もなく20年が経とうとしている。
神戸の街は、まるであの大震災が無かったかのように見えるが・・・。




3年前には東日本大震災という神戸の被害をはるかに凌ぐ巨大地震が発生した。


                                       
「いま被災地に伝えたいこと」
「いま被災地が伝えたい想い」

「石巻」からのメッセージ







「第20回神戸ルミナリエ チャリティーイベント『しあわせ運べるように』を200人で歌おう」                                 
阪神淡路大震災が起きた1995年に神戸で生まれ、今も大切に歌い継がれている曲
『しあわせ運べるように』を歌う子供達 




「希望の灯り」 
                                             
2000年1月17日にご遺族やボランティアグループの働きかけによって、モニュメント「1.17 希望の灯り」が建立された。
被災10市10町を巡って運んだ種火と47都道府県から寄せられた種火を一つにした灯りが燈された。





                         
近い将来、青葉(孫)と行く事があればルミナリエの趣旨を話し、神戸がここまで復興したことや震災で亡くなられたたくさんの人たちのことを想いながら見るようにと話したいと思う。
ルミナリエはただのイルミネーションスポットではないんだということを気持ちで伝えたいと強く思った。   


神戸ルミナリエと紅葉の京都
(完結)です。



「神戸ルミナリエ」 夢と希望の光 第20回 (2014-12-13)動画です 

































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神戸ルミナリエと紅葉の京都(その1)下鴨神社と嵐山

2014-12-14 19:03:32 | 
今回は2泊3日の旅である。
と言っても2泊はフェリーの中という「弾丸ツアー」

2年前のプレイオフ(11月17日 京都サンガ戦)で秋真っ盛りの京都に行ったときの混雑は凄かった。
紅葉の時期が外れたので少しは混雑は少なくなっているはず・・・。
まぁ京都は奥が深いので何度行っても新しい発見があるのだが、目的はあくまでも「神戸ルミナリエ」


「関西汽船 さんふらわぁ」
12月12日 午後19時35分 別府観光港から「さんふらわぁ」に乗りいざ大阪南港へ。


この船に乗ると必ずすること。
船長さんのコスプレ(笑)
周りの視線が痛い(笑)



12月13日 午前7時15分  大阪南港到着。
今日一日お世話になる観光バス。
無事故で安全運転をよろしくお願いします。
それにしても寒い。
どうやら真冬並みの寒気団のようだ。
私も嫁も着こんでいるし「ホッカイロ」を付けているので寒さは大丈夫だが着すぎて動きが遅い(笑)


「下鴨神社」
大阪南港を出発し休憩を挟んで約2時間。
午前9時40分、下鴨神社に到着。
滞在時間は30分間。
ツアーはとても楽なのだが、なにせ時間が短いので慌ただしい。
道の両端に並んでいるのは「フリーマーケット」
ゆっくり見たいが気持ちに余裕が無い。


参道の奥に見える赤い鳥居まで駆け足で急ぐ(笑)



正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」とよぶ。
京都は鴨川を中心に町づくりがなされており、鴨川の下流にまつられているお社というところから「下鴨さん」と親しくよばれている。
東西の両本殿はともに国宝に指定されている。




「相生の社」京都の七不思議の一つ
 ご神木の『連理の賢木(れんりのさかき)』は、二本の木が途中から一本に結ばれており、縁結びの象徴にもなっている。
またこの木が枯れると糺の森のどこかに跡継ぎが出来る(現在は四代目)との言伝えがあり、京都の七不思議にも数えられている。



「そり橋と光琳の梅」
楼門をくぐり右に進むと、下鴨神社の七不思議のひとつに数えられる御手洗川が流れており、
その川に架かるそり橋付近には、光琳の梅と呼ばれる梅の木が植えられている。




「干支詣」
私は巳年、嫁は戌年のためそれぞれの守護神にお参りすることに。


「寅・戌 歳生守護神」・・・大己貴神にお参りする嫁。



ここで記念に買ったのが「ヤタガラス」
それにしても「ようおいでやす」って言葉は良いねぇ(笑)


「嵐山」
下鴨神社からバスを走らせること40分。
午前10時40分 嵐山 に到着。
ここは昼食時間を入れて90分間。
これは足腰がしっかりしていないとかなりなハードスケジュールだよなぁ。



「渡月橋」
亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられた。
タオマフを揚げていると「あら、トリニータさん」との声。
大分のサポなのか、京都サンガのサポなのか?
時間がないのでゆっくり話もできなかった。


渡月橋から「竹林の小路」へと急ぐ



途中にある「天龍寺」へも行きたかったが時間に追われ外からお参りをすます。


「わらび餅」はまた今度(笑)


足腰のしっかりしている嫁は「こっちこっち」と手を振るがすでに私は息が上がっている(笑)



「嵐山 竹林の小路」



竹林の距離は500mほどだが、人気の場所。
立ち止まって静かに耳を澄ましていると竹と竹が当たり、「コン・・・、コン・・・」と優しい音が聞こえてくる。





「野宮神社(ののみやじんじゃ)」 
境内には主祭神の野宮大神(天照皇大神、あまてらすおおみかみ)の他にも小さな社がいくつも並んでいて、縁結びの御利益がいただける。
野宮大黒天、他にも子宝安産の白福稲荷大明神、芸能上達の白峰弁財天、交通安全の大山弁財天、火伏せの神の愛宕大神などの社が木立の中に鎮座している。



「黒木鳥居」 
正面の黒木鳥居はクヌギの木の皮を剥かないまま使用する、日本最古の鳥居の様式。



「パワースポットお亀石」 
野宮大黒天の横に置かれている大きな石が神石で、亀の形をしているところからお亀石と呼ばれている。



祈りを込めて石をなでると1年以内に願い事が達成できるといわれている。


「白福稲荷大明神」 



さらに奥へと進む。



低い小柴垣と竹林が続き、 歩いているだけでも癒される光景。



「屋形船」
亀山公園を抜けて大堰川(おおいがわ)に出る。
最初のお船遊びは醍醐天皇(898年)頃と言われており、以後度々行われてきた。
昭和3年より車折神社が『三船祭』と称してこれを再現し、現在も営まれるようになった。


ここは桜の春 、新緑の初夏 、夏の風物詩「鵜飼」、紅葉の秋 、冬の雪景色 、それぞれの季節を楽しみことができる。



川上から見た「渡月橋」全景。



「湯豆腐 懐石」    
京都ならではの上品な味と料理の彩りを堪能しつつ気持ちは最後の「神戸ルミナリエ」に。




長くなったので今日はここまで(笑)
神戸ルミナリエと紅葉の京都(完結)神戸ルミナリエ
 に続く 





















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