2022-7-16 第27節(ホーム)群馬戦 2-1 藤本決勝ゴール!

2022-07-18 21:02:41 | 大分トリニータ
7月17日に行われた第27節(ホーム)群馬戦。
試合が終わって3人が圧倒的ニータンズに会いに来てくれました。
3人とも来てくれてありがとう!

右の男の子はレモンファームさんの息子さん。
左の男の子(Jさんの息子さん)と真ん中の女の子(ノアちゃん)の2人がこの日誕生日でした。
    
「誕生日とトリニータ勝利 おめでとう!」

(なお顔出しは親御さんの許可をいただいています)


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『ヒロボーさん、伊佐くんの踊り久しぶりやったねぇ、観た?(笑)』
『高木くんの笑顔も最高やったよ、ねぇ観た?(笑)』

勝利のラインダンスも終わり、ピッチサイドから仲間のいるゴール裏に駆けつけた私への嫁と仲間からの言葉。


『あのねぇ、俺は今の今までピッチサイドにいたの!
高木も伊佐も踊っていたよね。
当然、観ましたよ・・・選手の楽しんでいる背中だけどね・・(笑)』


もちろん嫁も仲間も私に嫌味を言っているのではありません。
(と勝手に思っている(笑))
私に対する最大の賛辞なのです(たぶん(笑))


”ピッチサイドで応援したら負けない”というゲンを担いで今節もピッチサイドへ。
結果、ピッチサイドからの応援が許可され私が行ったのがこれで4回目。
(徳島、千葉、岡山、群馬)
通算3勝1分け。
負け知らずなのです。
『どうだ、エヘン』なのです(笑)

当然それを知っている嫁や仲間からの褒め言葉(らしい(笑))
『ピッチサイドお疲れ様』の直球も好きですけど、少し捻ったカーブも大好きな私です(笑)
それをよく知ってくれている仲間からの言葉が本当に心地良い。

そして最後に必ずこう言うのです。
       
「次の東京V戦も当然あそこよな(笑)」


本当に良い仲間たちだわ(爆笑)

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必勝祈願は「阿蘇神社」へ      
そんなゲンを担いだ私。
岡山戦の引き分けが悔しくて熊本戦、千葉戦と必勝祈願に行って勝利した「阿蘇神社」へ。
熊本戦から通算3回目(笑)


当然、おーちゃん(圧倒的ニータンの名前)も一緒に!



決起集会は「鉄板焼肉じゅうじゅう亭 明野店」様へ    
試合前日の「決起集会」は嫁と私とおーちゃんの3人で(笑)

 #ミンチャレ で #メガニータン と #圧倒的リッジー を今回迎え入れていただいた「鉄板焼肉じゅうじゅう亭 明野店」様へ。


気さくな店長さんと優しい女性スタッフさんたちとの話も弾み料理も美味しくいただきました。
「美味しかったです。ごちそう様でした」

ご支援ありがとうございます。

   
「笑いの神様 降臨」


鉄板焼肉じゅうじゅう亭 明野店さんからの帰りの車の中。
まさかの出来事が!
ダッシュボードの中や座席の周りをガサゴソ探す嫁。
運転しながら聞きました。

『どうしたん?』
『え? うーん、メガネが無いんよ』
『ええ! じゅうじゅう亭さんに忘れてきたんなら引き返すけど・・』
『うーん、どこに置いたんだろう?』

ガサゴソ、ガサゴソ・・・・・

『あ!・・あれ?・・あ〜、ふふふ(笑)かけてた。・・ごめんメガネをかけてたわ(笑)』

『え、ちょっと待てよ!
メガネを頭に掛けてたんならボーッとしか見えんから理解できるけど、
普通に顔にかけてるのに探してたん?・・・だってはっきりと見えてるわけやん(笑)
エエエ、そんな人この世の中にいる?ってここにおるんよなぁ(笑)』

『ちょっとヒロボー、あんた、この事を他の人に言うのはやめてね。
ボケが始まったかも知れんって仲間が心配するから絶対に言わんでよ』
『何を言ってるん、当たり前やん、絶対に誰にも言わんよ、約束する、キリッ!』

私は嫁との約束を守って誰にも言っていません。
私の口は固いのです。
ただ『言うな』とは言われましたが「書くな」とは言われてないので・・(笑)

普通は頭にかけてて『メガネが無い』って探すのなら落語や漫才の中の話で済ますけど(それでも実際には起きるワケがない)と思ってるのに・・

まさかメガネを掛けてて『無い』なんて!!

私の想像のはるか斜め上を行く嫁。
まさに事実は小説より何とやらだわ(笑)
まさに 笑いの神様 降臨!
『ネタをご提供いただいた奥様、ありがとうございました(笑)』

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そして「群馬戦」の数日前。
NHKネットワーク報道部のMさんからインタビューの申し出がありました。
電話取材を済ませ、試合当日いよいよ取材の本番。
膝に手を置き必死に平静を装う私。
(緊張しているなぁ(笑))


内容は圧倒的ニータンのこと。
クラファンでなぜ購入しようと思ったのか?
スタジアムに連れてくるキッカケは? ・・・等々。

クラファンと圧倒的ニータンに関するインタビューでした。
なにせ人見知りで口下手、さらにあがり症の私。
(そこの君!コーヒーを吹き出さない(笑))

とうていインタビューなど無理だと思ったのですが、圧倒的ニータン関連のインタビューということでしたので、何とか無事に話す事ができました。
『それにしてもカメラを前にすると緊張しますね(笑)』


そのインタビューの合間にも続々と集まってくる圧倒的ニータンズ。
個性あふれる衣装にグッズ(笑)


圧倒的ニータンの保護者の皆さんが自然に集合しました。
やっぱり引寄せられるものがあるのかな(笑)


さぁ、待機列に向かって移動です。
圧倒的に癒されますねぇ!

    
「圧倒的ニータン待機列」

通常の待機列に並ぶと場所を取りすぎるので(迷惑になるかもしれないので)開門までここで待機。
私が一度入場し、再入場口からおーちゃんをスタジアム内に連れていきます。
当然ですが小中高のチケットが必要です。
(おーちゃんは小中高の年間チケットを持っています)


ある番組で圧倒的ニータンが何体もあると誰が誰のか間違わないの?
という質問がありましたが、(もしノーマルな状態でも)それは絶対にないです(たぶん(笑))
どんなに似ている双子でも親は間違わないですよね。
それと一緒です(おそらく(笑))



キックオフ 40分前(午後6時20分)
今回も仲間の要望にお応えしてピッチサイドへと移動しました(笑)



私の席の右側は知り合いのSさん。
プロのカメラマンなのでいろいろ参考にさせていただきました。
(チラ見しながら、邪魔にならないように(笑))


ザスパクサツ群馬サポさん。
一か所に集まっての応援は迫力がありました。


な、なんと席には「圧倒的湯友くん」
その数「15体」


さらに群馬応援名物「湯もみ娘」の皆さんも。
そして試合後の選手バス見送りで偶然にもこの湯もみ娘さん4人のうちの2人にお会いし一緒に写真を撮らせていただきました。
このブログの一番最後に載せています。
「ありがとうございました」


こちらは「圧倒的ニータン」が10体!
「圧倒的湯友くん」に負けるわけにいきません。


   
「選手入場」

スタジアムの照明が暗くなります。
なんと!
圧倒的ニータンを取り囲む8枚のゲーフラ。
そして揺れるトリニータブルーの灯り。
あまりに幻想的。
(額に飾りたいくらい(笑))



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「試合開始」

現在5連敗中で10試合勝ちがない(1分け9敗)群馬。
対して5試合負けなしの大分


では有利なのかというとまったく逆。
勝っていないことが怖い。
相手が勝っていない事で勝たなければいけない、というプレッシャーがより大きくなる。


先制すれば落ち着くのだろうが点が入らなければそのプレッシャーはより自分たちを苦しめるだろうし終盤それが焦りとなって空回りし出す。
それが怖い。


ピッチサイドは暑い(湿度90%らしい)
ドームは締めきったら蒸し暑いというが本当に蒸し蒸ししてすぐに喉が渇く。
おかげで選手の気持ちが実感できた。



立ち上がりは大分。
引いて守る群馬。
気になったのは開始8分のこの場面。


呉屋が22番の選手に背中から倒されたものの「ノーファール」


ということはこれに類似したプレーはこの試合すべて「ノーファール」ということになる。
ただでさえケガ人が多いのにこれ以上ケガ人が出たらどうするんだろう。
そんな不安を抱えながら「怪我だけはしないでくれ」と祈りながら試合を観ていた。


5分、8分、10分とイノケンが精度の良いクロスを上げる
しかしシュートまでいくものの決めきれない。


群馬のファーストシュートは16分。
セットプレーから頭で合わされたがこういうワンチャンスを決められるのが怖い。


徐々に群馬の攻撃の時間が多くなる。


大分のシュートが減る中で35分 保田がミドルを撃つ!


セカンドボールが取れずにシュートまでいけない大分。


嫌な展開が頭に浮かぶ。


そんな中、42分。


藤本のクロスが相手のオウンゴールを誘って大分先制。




欲しかった先制点が大分に入る。


大分 1-0



弓場が吠える。


この時、三竿がイノケンの頭に手を伸ばして何かをつまんでいるようだった。


「なんだろう?」と思ったがおそらくピッチの芝。
そういえばイノケンは何度か倒されていたからなぁ。


前半を終わって1-0
大分1点のリードで折り返す。
   
「ハーフタイム」


先頭で走ってくる伊佐。


負けるものかと猛ダッシュのノム(笑)


とにかく勝負ごとは勝ちたいノム(笑)
全力で伊佐を抜く。


小出は『負けるが勝ち』を知っている大人(笑)


1番になってドヤ顔のノム。


ところがそれを『良し』としないのが朝陽(笑)


ノムを追い越しにかかる。


どちらが勝ったのかは想像に任せるが。
そんな2人を見て伊佐が『ニヤリ』
大人の対応がさすがの伊佐。

・・・と、私は勝手に妄想の世界に入っていた(笑)


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後半開始。

1点差を守り切れるとは考えられない現状ではとにかく追加点がほしい大分。


「47分」
新太が敵陣深くでボールを奪ってマイナスのグランダー。


これを呉屋がスルーして中川がシュート。
決まったかに思えたがGKがブロック。


このこぼれ球を藤本がキープ。
左サイドを駆け上がる三竿。
チラッと観る藤本。


DFの気持ちが三竿に行きかけたその時、相手をかわしカットインから藤本が右足を振り抜いた。
GKが左に飛ぶ。
ボールはその先を抜けネットに突き刺さった。


座り込むGK。
後半の2分。
大分に追加点が入った。


屋根の閉まっているドームに響く『ゴール』のアナウンス。
その声をかき消す歓声。


欲しかった追加点が後半開始早々に入った。


高木が祝福に駆け寄る。


皆んなが喜ぶとその中で、守備に帰る高木に笑顔はなかった。
2-0 の怖さ。
2点差は決してセーフティリードではない。
高木の緊張した顔に私は安心した。


3点目を決めればトドメは刺せる。
67分、イノケンからのクロスに呉屋が頭で合わせたがGKの正面。


75分
井上 健太→ 増山 朝陽


呉屋 大翔→ 伊佐 耕平に交代。


このまま無失点でいくかと思われた82分。
一瞬の隙を突かれ1点を返された。
2-1 の1点リード。


残り8分。


この1点でそれまでのドームの雰囲気が一変し風雲急を告げる。


もう分からない。
ここから群馬に勢いがつく。


2度リードしながら追いつかれた岡山戦のゴールシーンが脳裏に浮かぶ。
攻められるたびに鼓動が激しくなる。

87分
渡邉 新太→ 野村 直輝に交代


『冗談じゃあねえ!
選手にメンタル、メンタルと言いながら自分が一番メンタル弱えじゃねえか』
頭の中で誰かがささやく。


『クソー、負けんぞ』
『絶対に勝つぞ』
自分の気持ちを入れ直す。


アディショナルタイム 4分。


90+3分
藤本 一輝→ 小出 悠太


中川 寛斗→ エドゥアルド ネットに交代


押し込まれる大分。
ここにきて防戦一方になる。


主審の長い笛。
「勝った~!」
最終盤は苦しめられながらなんとか逃げ切った。
内容はともかくとして今は勝ち点3が全て。

『勝ってこそ観えてくるものがある』
とインタビューの中で話した藤本。
大喜びの「圧倒的10ニータンズ」(笑)
いや圧倒的ニータンズ以上に喜びを爆発させているのが圧倒的ニータンズの保護者の皆さん(笑)


    
「選手ラウンド」


勝ちました〜!


でもラインダンスは観れません。


ゴール裏ではしゃぐ選手の最高の笑顔を観ることはできません。


でも一つだけピッチサイドには特典があるのです。


それは勝ったときの選手のホッとした顔と大量の汗を観ることができるんです。


それもゴール裏の誰よりも早く。


誰よりも近くで。


どうです。
羨ましいでしょう(笑)


いやいや、決して負け惜しみではありませんよ。



悔しくて言っているのではありませんよ(笑)


え!
だったら東京V戦もピッチサイドに行けって?


「そりぁ・・もちろん行きますよ」
『行きますとも!』


こんな特等席はどこにもありませんから(笑)


ということで、『東京V戦』もまたまたゲンを担いてピッチサイドに行きます。


その前にアウェー水戸戦!!


現在後半6戦戦って3勝3分け。


負けなしですが上との勝ち点差はまだまだあります。


残り15試合。
目の前の戦いに集中して勝ち点を積み重ねていきましょう。

     
頑張ろう 大分トリニータ!!
頑張ろう 大分12番!!


今節も席までご挨拶に来ていただいた皆さん
お気遣いいただいた皆さん
圧倒的ニータンの保護者の皆さん

ありがとうございました

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=最後に=

久しぶりのホーム参戦。
最高の勝利でしたね。
「応援おつ亀さまでした」


圧倒的ニータンズの保護者の皆さんと「勝ち点3」


そして選手バス見送りで偶然お会いした「湯もみ娘」の皆さんと写真を撮らせていただきました。
「遠いところをありがとうございました」









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2022-7-10 第26節(ホーム)岡山戦 2-2 中川・長沢ゴールも悔しいドロー !!

2022-07-12 16:53:30 | 大分トリニータ
「こんにちは、ヒロボーさん、山口戦の応援お疲れ様でした。
選手から伝言があります。
   
『ホームでもアウェーでも圧倒的ニータンを連れてきていただいて感謝しています。
ズラッと並んだ圧倒的ニータンが大分しかできない応援スタイルなので、選手もみんな喜んでいます。
そのことをニータンを持ってきているサポーターの皆さんに伝えていただきたいです』


と、大分FCの社員さんが私に話してくれました。
思わず涙が出そうになりました。
『ありがとうございます。この事を皆さんに伝えます。ブログにも書かせていただきます』


すぐに圧倒的ニータン の保護者の皆さんひとりひとりに伝えました。

言葉に詰まる人。
黙って圧倒的ニータン の頭をヨシヨシする人。
ウルウルしている人もいました。


『良かったね』
『自分達のやってきたことは間違ってなかったね』
『選手の皆さんが喜んでくれるのがなによりだから』


圧倒的ニータンの保護者の皆さんは常に周りに迷惑がかからないようにと気を配っています。
口には出しませんが不安もあると思います。


圧倒的ニータンが並んでいる姿を見て選手が何かを感じてくれてる。
自分達のやっていることが選手の役に立っている。
それだけで本望です。
サポーター冥利に尽きるというものです。
これからの心の拠り所になります!

それを伝えてくれた大分FCのHさん、
    
「本当にありがとうございました」


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さて今日の「圧倒的ニータン」は全部で「10ニータンズ」


この日お初なのはふわふわのオバケ風船が特徴の「ボクちゃん」(圧倒的ニータンの名前)
保護者の方はゴール裏以外で応援するようです。
以下 嫁と「ボクちゃん」パパとの会話。

嫁 「お世話しときます」
ボクちゃんパパ 「このボクちゃんはオシッコもせんし、おとなしいから(笑)」

嫁「そうですねぇ、文句も言わんし、じっと座ってますねぇ(笑)」
ボクちゃんパパ 「すいません、よろしくお願いします」

知らない人が聞いたら誰の事?って思うだろうなぁ(笑)
2人の会話が面白くて黙って聞いていました(笑)


さらにお初がもう「1ニータン」
ポシェットが可愛い「いっくん」です。
よろしくお願いします。


城島高原パークの後藤社長も来ていただきました。
10ニータンズの前でパチリ。
今回は私も一緒に撮っていただいたのですが、なぜか緊張しますね(笑)
後藤社長 ありがとうございました。
(撮影していただいた Iさん ありがとうございました)


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「大分市ホームタウンDAY」

沢山のファン、サポーターが集まった大分市ホームタウンDAY!


入場者数=9,192人
う~ん、10,000人行かなかったかぁ、残念。

今日のゲストは「強」さん。


ニータンパークで中村慎吾さんとトークショー。


ピッチサイドでは私の好きな「クソッタレが原動力」を!


そして偶然にも「クソッタレが原動力」のタオマフが3段。


「強」さん、楽しいライブをありがとうございました。


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「ピッチサイド」


今回の私の応援場所はピッチサイド。
午後5時のスタメンを見て急遽、行くことに決めました。


20試合ぶりのヤマトの復帰。
これはもう「ゲンを担ぐしかない」
ということで、”突然の私の心変わり”に驚く嫁を尻目にピッチサイドへ!

    
「ピッチ内練習 サブ組」


ピッチサイドで応援して今回で4度目。
いつものゴール裏からではなく、選手に一番近いところから見た事、感じた事を書いていこうと思います。

当たり前のことですが選手と近い。


近いから選手の表情が手に取るように分かります。


久しぶりに見るレイチェル。


笑顔があります。


怪我から復帰したヤマト。


ノムとのやり取りも楽しそうです。


同じくケガから復帰のサムエル。


この日、後半から出るであろう選手が今どんな気持ちで練習をしているのか?
今の大分の状況を考えるとこの試合は勝つしかありません。


勝ち点1ではなく、勝ち点3が絶対条件。


自分が出て行く時、どんな展開になっているのか?
リードしているのか、されているのか?


重要な役割を担って入る以上、それまでの選手以上の働きをしなくてはなりません。
スタメンとは違う試合への入り方。


それまで笑顔のあった選手が試合開始時間が近づくにつれて緊張が高まっていくのを感じました。


もうすぐ「キックオフ」です。


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「キックオフ」   
ユニはいつもの青ではなく黒と黄色の「リミテッドユニ」
今節の岡山戦、次節のザスパクサツ群馬戦、29節の東京V戦の3回着用予定。


前半は大分ペース。
セカンドボールを奪うと前を向きゴールを狙う。
展開が速い。


ただいつもよりプレーが荒い。
怪我をしなければ良いが・・・とその方に気持ちが行ってしまう。


『選手に勝つ気持ちが見えない』
そんな言葉をSNSで見かける。
本気でそう思っているのなら一度このピッチサイドで応援してみたら良い。


自分の感覚の全てを使って選手の汗はもちろん鼓動や息づかいを感じたら良い。


空中戦で頭と頭がぶつかる鈍い音を聴いたら良い。


自分より大きな相手にぶつかっていくあの気迫を感じたら良い。


遠くから見ている分にはまだ気持ちに余裕がある。
すぐ目の前、ほんの数m先の世界。
心に余裕はない。


選手とほぼ同じ目線だとボールの動きを目で追えない。


さらに自分に向かって飛んでくるボールには恐怖さえ感じる。


映画館の中の3Dどころではない。
実際にボールが飛んでくるのだ。


看板に当たる音が思っていたより大きくてびっくりする。
目の前の看板がなければ自分に当たっていたかもしれない。
そんな恐怖もある。


ただそんな恐怖よりも必死にボールを追う選手の姿に心を奪われる。


「19分」試合が動いた。



弓場から受けた中川が右足を振り抜いた。


ボールはワンバウンドしてGKの右をかすめネットを揺らした。


中川 先制ゴール!!
貴重な先制点を大分が奪った。


呉屋が祝福に駆け寄る。


そしていつものワチャワチャ(笑)


さぁもう1点!!



しかし、その2分後に同点ゴールを決められ「1-1」の振出しに!!
これが痛かった。
今季何度も経験した得点をした後の失点・・・。


「35分」再び大分が岡山ゴールをこじ開けた。
イノケンのクロスが流れ藤本がゴール前にドンピシャのクロス。


これを長沢が得意なヘディングで左隅に決め、大分再度勝ち越し。
「2-1」


祝福に駆け寄る選手。


「輪」の中にダイブする選手はいつも決まっている(笑)
イノケンかノム(笑)


こちらは弓場とサムエルのハグ。
弓場のコミュニケーション能力の高さには驚くことが多い。

大分「2-1」
再び1点のリードとなる。


話は変わるが、実は今回高木の足で驚いたことがある。
何でもないゴールキックの場面。
ここではない。


ここ!
軸足である右の足首が(ほぼ直角に)曲がっているけど・・これって普通なの?
家で試してみたけどまったく曲がらないんだけど・・どうなんだろう?
とにかく驚いた(笑)



追加点が欲しい大分。
「62分」にはコーナーキックのこぼれ球を呉屋がオーバーヘッド。
決まったかに見えたが惜しくもGKの正面だった。
それにしても呉屋の身体能力の高さが垣間見れたプレーだった。



「69分」
弓場 将輝→ 下田 北斗
中川 寛斗→ 野村 直輝に交代。

「74分」
長沢 駿→ 町田 也真人に交代



この時の拍手の大きさには驚いた。
みんな待っていたんだよなぁ。
実に第6節(ホーム)琉球戦以来20試合ぶりの復帰。
            
「ヤマト お帰り!!」



「79分」
呉屋 大翔→ サムエル


藤本 一輝→ 松本 怜に交代


「80分」
岡山に同点ゴールを決められ2-2 
再び追いつかれ振出しに戻った。

逆転を狙い攻撃の圧を強める岡山。

ホームで負けるわけにはいかない大分。
全員で跳ね返しゴールを狙う。


残り時間が刻々と過ぎていく。


一瞬の判断、一瞬のワンプレーで戦況がガラリと変わる。


アデショナルタイム「5分」


ドームの手拍子が一段と大きくなる。



主審の長い笛が鳴った。


倒れこむ選手。


90分間走り抜いたスタメン組。
この熱さの中、限界まで戦ったのだ。

      
「三竿が叫んだ!」

声が聴こえたわけじゃない・・・
けれど、なぜか聴こえた気がした。
足を攣りながら走り続けた。
この試合にかけた強い想い。


この2枚の写真が全てを物語っていると思う。

胸が締め付けられる。
・・・勝ちたかった。

     
「選手ラウンド」


ピッチサイドで応援してこれで4度目。
過去3回、いずれも目の前を勝利した笑顔の選手が通り過ぎて行った。
今回は2度リードしてからのドロー。
サポーター以上の悔しさが選手にはあるはず。

先頭の北斗の表情を見るのが辛かった。
いや北斗だけではない、それぞれの選手の顔からこの試合に勝てなかった悔しさがヒシヒシと伝わってきた。


もし・・もし今声を出すことができたなら・・


自分の知っている限りのねぎらいの言葉と感謝の言葉を送るだろう。


風の通らないドームのピッチサイド。


じっとしていても吹き出る汗に喉の渇きが止まらなかった


90分間走り抜いた選手はすでに限界を超えていた事だろう。


私たちは知っている


掴まれ、倒され、
それでも勝つために必死にもがいていた!


顔を歪め痛みに耐えながらゴールを狙っていた!


下を向かないで!
前だけを向いて!


私たちは何度も何度も這い上がってきた。


踏まれても転んでも何かを掴んで立ち上がってきた。


今私にできることはたった一つ。
いつだって、どんなときだって背中を押し続ける。


試合が終わって1時間。

暑い日も寒い日も・・
晴れた日も雨の日も・・
勝った日も負けた日も・・

どんな時でも選手バスを見送るトリサポは皆んな笑顔だから。


闘おう!
一緒に闘おう!
  
    
頑張ろう 大分トリニータ!
頑張ろう 大分12番!


今節も席までご挨拶に来ていただいた皆さん
お気遣いいただいた皆さん
圧倒的ニータンの保護者の皆さん

ありがとうございました。
    
最後に!


あまりにも悔しいので次節、群馬戦もピッチサイドに行きます。
必勝祈願は熊本と千葉に勝利したゲンを担いで「阿蘇神社」へ。

「担げるものは何でも担ぎます」







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2022-7-6 第25節(アウェー)山口戦 スコアレスドロー 3連勝ならずも後半負けなし!

2022-07-08 19:35:04 | うすき竹宵

第25節(アウェー)レノファ 山口戦!



今日は大分県に住むある1人のトリサポ“Aさん”にレノファ山口戦のキックオフまでの半日間、密着取材させていただきました(笑)

彼は特別な場合を除いて試合前に『臼杵福良天満宮』に必勝祈願に行きます。
2016年(J3に昇格した年)から続けているので、この天満宮に祈願に行くのは7年目ということになります。
リーグ戦は勿論、カップ戦も行くのでここへは年間4〜50回。
6年間と考えると約200〜300回。
今では宮司さんとトリニータの話で盛り上がるほどに親しくなりました(笑)


もう一つ、『おーちゃん』(圧倒的ニータンの名前)の保護者である彼はレノファ山口公式に連絡をして(圧倒的ニータン)がスタジアム内に入場できるのかどうか、できるとしたらチケットは要るのかどうか、その料金は大人料金なのか子供料金なのか、という事をまず確認します。
というのもクラブそれぞれで考えが違うからです。

岡山公式は『大きな荷物(圧倒的ニータンも含む)に対してお金を取っていないので入場はできません』という考え方。

熊本公式は『大きな荷物(圧倒的ニータンも含む)に対してお金を取っていないので無料で入場できます。ただ人が多くなれば人の方を優先していただく事もあります』という考え方。

山口公式は『圧倒的ニータン(単体) 」に対して子供料金は要りますが、入場できます』という考え方。

クラブそれぞれの考え方が違うので必ず事前の確認をします。
という事で"みらスタ"には"小中高のチケット"が必要ですが『おーちゃん』を連れて行く事が可能となりました。

『ちなみにウチのホーム(昭和電工ドーム大分)では圧倒的ニータンには"小中高のチケット"が必要です。
おーちゃんはシーズンパスを持っていて首から下げていますよ』

と笑いながら語る『Aさん』(笑)



次に天気です。
大雨なら『おーちゃん』は無理。
でも小雨ならポンチョ(ビニール袋)を着せたらなんとかなるのは前節のホーム千葉戦でも実証済みです。

さて試合当日。
台風も熱帯低気圧に変わり、天気予報は曇り。
これなら今日の試合に『おーちゃん』は参戦できそうです。

試合開始は午後7時。
自宅から"みらスタ"まで約3時間。

試合が終わる時間が遅いのでどこかで車中泊ができる準備をし、おーちゃんを連れてAM8時、自宅を出発。


途中、寿司を食べる為に唐戸市場へ。


ここで2人の青年から『トリサポさんですか?』と声をかけられた『Aさん』ご夫婦。
話をしてみると『Aさん』ご夫婦をよく知っていたらしく話が弾んでいる様子。
2人ともとても爽やかで感じの良い青年でした。


唐津市場の2階で回転寿司を美味しくいただき"みらスタ"へ!


午後1時、みらスタ到着。


駐車場(事前に予約した有料)に車を止め、待機列へと向かいます。


『入場整理券』は午後2時から。


券には並ぶ時間と番号が書かれています。
書かれている時間に並べば良いわけでとても楽です。
いくら暑くても寒くても雨の中でも並ばなければいけないサポーターの健康の事をよく考えてくれている素晴らしいシステムです。

何年か前、あるスタジアムの待機列で熱中症で倒れたトリサポさんがいましたがこのやり方なら防げたかもしれません。
コロナ禍の中、素晴らしいシステムだと思います。



さて『Aさん』夫婦はおーちゃんを連れてスタグルへと向かいます。



ここで仲間の圧倒的ニータンズの皆さんと集まって記念写真・・を撮るのも目的の一つですが、それだけではありません。


圧倒的ニータンがスタグルにいたらいろいろな方が来てくれます。
メディアの方は勿論ですが山口サポさんも興味を持ってくれます。



『写真を撮って良いですか?』と声をかけてくれます。
『ニータン可愛い』とも言ってくれます。


この時『Aさんと奥さん』がいつもお願いする事があります。
    
『写真をどんどん撮って、どんどんSNSにアップしてください。
その時に必ず“#大分トリニータ” と “#圧倒的ニータン” を入れてください』
と。

それに付け加えて今回は
    
『今トリニータでは #ミンチャレ (クラウドファンディング)をやっています。
今なら可愛い圧倒的ニータンの保護者になれますよ。
良かったら#ミンチャレ で検索してみてください、小さなニータンもありますから』



『相手サポさんとの交流は難しくありません。
圧倒的ニータンが要ればそこに言葉はいらないんです。
自然に相手サポさんと仲良くなれますから』と語る『Aさん』

山口サポさん、トリサポさん、圧倒的ニータンズと一緒に写真を撮りました。

山口サポさん、楽しい時間を共有できたことを本当に感謝しています。
また機会がありましたら宜しくお願いします。
DAZNにも登場しましたね。
「ありがとうございました」


大分サポ以外のサポーターも惹きつける魅力満載のこれ以上ない宣伝ツールである『圧倒的ニータン 』
でも宣伝ツールである前に可愛い自分たちの子供でもあります。
面白いもので子供は子供同士、いつのまにか集まってきます。
今回はお初の圧倒的ニータンが『3ニータン 』

まずは岡山から来てくれた
『ペーター』くん? さん? ちゃん?
『ペーター』はペーターサガンからとりました、と教えていただきました。



次の子は高木駿仕様がカッコいい
『しゅん』くん
この日、皆んなで考えて命名しました。


次の子は
『るーたん 』
「次回からは洋服を着せてきます」と言っていました。


この日圧倒的ニータンズが陣取ったのは端っこの方。
応援の邪魔にならないように、それでいて選手から見えるように(笑)
背もたれがないので苦労しました。
椅子から倒れないように椅子の下からベルトで固定します。

アウェーではホームと違ってそんな苦労もあるのです(笑)


 『10ニータン ズ』
この日はどんどん増えていって最終的には『10ニータン ズ』になりました。

「私たちもその日にならないと何ニータン集まるのか見当もつかないのです」とAさん(笑)


他にも単体で来ていたのでそれ以上の数の圧倒的ニータンがこのスタジアムに来ていた事は間違いありません。

圧倒的ニータンの保護者の皆さん、一緒に応援しませんか?
楽しいですよ。
ホームでもアウェーでも待ってますよ!
いつでもどうぞ!



下さんと吉坂コーチが『今日は何ニータンかな?』的に数えている写真をアップしてくれてるトリサポさんもいました。


それにしてもこの日は平日の水曜日。
ビジターゴール裏はかなり埋まっています。


バクスタにも青ユニが見えるので
かなりの数のトリサポさんがここに来ていることになります。


皆んな仕事はどうしたの?(笑)

もちろん今日は休みを取っていると思いますが明日は仕事・・ですよね?
それなのにアウェーにこの人数。


『やっぱりトリサポは凄い。トリニータ愛に溢れてる』


と自画自賛する"Aさん"でした(笑)
ここで"Aさん"の密着取材を終え、私も試合に没頭することにしました。


.///////////////.

本日のGKは高木と西川。
それにしてもこの日の高木はまさに「神」でした。


キャプテン北斗を先頭に選手がピッチ内練習に出てきました。


無意識に走っているようで実は共通点が(笑)
坂と中川・・・理論派で優等生タイプ(あくまでもイメージなので(笑))


イノケンと藤本・・・宿題を忘れてもケロッとしているタイプ(だから・・・)(笑)


三竿と屋敷・・・まじめで芯が通ってるけど頑固(イメージね、イメージ)(笑)


新太とノム・・・いやもう見ての通り・・がり勉タイプ・・・(震え声) (笑)


///////////////////////////////////////////

「試合開始」


温度は昼間に比べると下がってきた、とは言うものの台風の影響もあって湿度が高く体に纏わりつくようなベトベト感があります。


2連勝中の両チーム。
3連勝をかけての戦いです。
大分は7試合無敗の熊本、同じく7試合無敗の千葉を破っての2連勝。
今季連勝はあるものの3連勝はまだ無い大分。
上を目指す以上3連勝は必至です。
お互い決定機は作るもののゴールを割ることはできません。


「あわや」という場面では高木が神となってゴールを阻止。
「勝ちたい」気持ちが伝わってきます。


久しぶりに見る「飲水タイム」の文字です。




山口のチャンスになると


後ろの大型ビジョンがオレンジに変わります。
それが気になるのか前で応援していたサポが一斉に後ろを向くので私もついつい向いてしまいます(笑)


なかなかセカンドボールが取れない大分。
大分ボールになっても山口の寄せが早く、ボールを奪われ攻撃される展開が続きます。



徹底してシュートで終わる山口。
同じ2勝同士ですが勢いは山口にあるのを感じます。

開幕から連戦が続き、全員が無理をした結果、怪我人が出て、その怪我人をフォローする為にさらに怪我人が出るという悪循環。


疲労は蓄積するもの。
まだまだ無理は禁物です。


とはいえ、次の試合はすぐにやってきます。
悩ましいものです。


後半、何度か訪れた決定的ピンチも高木の神ビッグセーブで切り抜け無失点。


タフなゲームでした。
勝ちたかったけれどアウェーで勝ち点『1』を取れたことは大きい。
よく引き分けたとポジティブに捉えたいものです。



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『起・承・転・結』

一般的には物語を構成する時に使うとされています。
大分トリニータを一つの物語と捉えると前半のなかなか勝ち点が取れなかった『承』の時期を過ぎ、『転』へと物語が進んだ気がします。



『大分トリニータ物語』


まさに私たちはその物語の中の登場人物。
もちろん主役ではありません。
主役は選手です。



ではこの物語の中で私たちはどんな脇役を演じているのでしょうか?
それは人それぞれです。

脇役であってもセリフがある方が良い、という人がいる一方でセリフは要らないけれど主役は引き立てたい、という人も当然いるでしょうし、目立たない通行人が良いという人もいるかもしれません。


脇役も個性があるキャラだったり無個性のキャラだったりとさまざまなキャラとキャストが必要です。


大勢の人たちで『大分トリニータ』という1つの物語が作られているのです。


それぞれの人たちが重要な役割を持っているのです。


残り17話。
もしかするとそれ以前に『結』があるのか、はたまた17話が終わった後に『結』があるのか。


ハラハラドキドキ。
私たち登場人物にも最後のシナリオは発表されていないのです。


勝ち負けは一つの試合の『結』ではあっても今年1年間に渡る壮大な物語にあっては『転』の中の一つに過ぎません。



1話1話の話に一喜一憂しながら、壮大な物語の結末をあれこれ妄想しつつ自分の『トリニータ物語』の役割を愉しみたいと思っています。


まだまだスペクタルな『転』のあることを期待しながら最後の『結』へ向けて!


頑張れ 大分トリニータ!


頑張れ 大分サポーター!


今節お会いした皆さん!


声をかけていただいた皆さん!


お気遣いいただいた皆さん!


交流していただいた レノファ山口サポの皆さん!




ご一緒した圧倒的ニータンズの保護者の皆さん!

「ありがとうございました!」


最後に!
    
『主人公である選手の心を動かす歯車のような!』


そんな脇役になりたい!
と心から願っています。





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2022-7-2 第24節(ホーム)千葉戦 3-2 大逆転勝利で掴み取った勝ち点3! 呉屋(2発)が吠えた!!

2022-07-04 17:02:28 | 大分トリニータ
第24節(ホーム)千葉戦!!

   
「絶対に声を出していこうぜ!」

試合前のピッチ内練習!


ピッチサイドにいた私の前にはサブ組がいました。

中央で練習をしていたスタメン組からサブ組の番になり、中央に移動しようとしたその時に聞こえてきた大きな声!

             
「絶対に声を出していこうぜ!」

どの選手が言ったのか分かりません。


今回で3回目となるピッチサイドで初めて聞いた言葉です。


声を出してコミュニケーションを取る。
そんな当たり前の言葉を新鮮に聞きました。



結婚した当初
『言わなくても分かるやろ』と言うと『私はあなたじゃないから言葉にして言われなければ何も分からない』
と嫁に何度も言われたのを思い出しました。


声に出す事で自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを知り、そこに一体感が生まれ感情が共有できる。
当たり前のことなのに忘れてしまっていました。

                
「絶対に声を出していこうぜ!」 



こんな間近で聞けた最高の言葉、最高の1日となった千葉戦。



もうすぐキックオフです!


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その前に!
ニータンパークの「杵や」さん。
このブログにもたびたび登場していただいている「Oさん」の作品(上の看板も下のテーブルクロスも)です。

千葉との「ピーナツ対決」に見事に勝利した「杵や」さん。
              
「おめでとうございます!!」

(嫁への誕生祝いの言葉もありがとうございました)


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「ニータン&圧倒的ニータンの弾幕」

圧倒的ニータンの後ろにある弾幕、凄いでしょ。
ニータンと圧倒的ニータンの保護者の皆さんを応援してくれる弾幕です。
「杵や」さんの看板とテーブルクロスを作った「Oさん」が時間とお金をかけて作ってくれました。
感謝しかありません。
       
「本当にありがとうございました!」



    
「本日の圧倒的ニータン」



最終的には「9体」になりました。


それぞれの保護者の方たちが我が子同様に可愛がっているだけあって個性が光ります(笑)
もちろん名前もありますよ。
    
「なーちゃん」

まずは今節、初めて同じ場所で一緒に応援してくれたのは首にバンダナをしている「なーちゃん」


「あーちゃん」
右手のシュシュが可愛い「あーちゃん」


「亀三」くん
うちの子「おーちゃん」の左、背中にレイチェルのサインがある「亀三」くん。


「ソウリュウ(蒼龍)」くん

「キムワイプ」を持っているのは「ソウリュウ(蒼龍)」くん
なぜに? 風邪? 流行ってる? もっと詳しく聞けば良かったとこの時点で後悔(笑)


「まーちゃん」

麦わら帽子と虫かごが可愛い「まーちゃん」



虫取り網と七夕も(笑)
短冊にはトリニータへの想いが書かれていました。


「くーちゃん」

帽子に付けたトリニータ選手の缶バッチがもう少しでコンプする「くーちゃん」

   
「にぃこ」ちゃん

風呂桶の中に小さいニータンがたくさんいるのが「にぃこ」ちゃん

    
「まるちゃん」


黄色い花とキラキラ星が可愛い「まるちゃん」


そして今皆さんが狙っているのが「ミンチャレ」
リッジーが持っている抱き枕とか・・・


ニータンの背中の「ニータンの顔リュック」とか・・
「圧倒的リッジー」とか・・
さすがに「メガニータン」は厳しいかも。
でもこのドームで観てみたい(笑)
勇者よ、是非!!


今日の私はピッチサイドです。
過去2回ここで応援して徳島戦、町田戦と2連勝中。
ゲンを担いで千葉戦もここで応援することにしました。


ピッチサイドから観た「圧倒的ニータン」
この日は「9体」
やっぱり存在感が凄い!!



千葉「7位」と大分「9位」の対決。
6ポイントマッチです。


「試合開始」

千葉は7試合で4勝3分けと7試合負けなし。
厳しい戦いが予想される。


開始早々高木が吠えた。


前節アウェー熊本で勝った大分の勢いが本物なのかが楽しみだったが、開始から千葉に攻め込まれる時間が続く。


前半15分に千葉に先制され
0-1と早くも1点のビハインド。


なかなか自分たちの攻撃の形ができないまま時間が過ぎる。


GK高木のロングボールを拾われ、ショートカウンターの流れになり耐える時間が長くなる。


40分過ぎ。
千葉の何人かの選手が肩で息をするようになってきた。
このドームの蒸し暑さに体力が削られたのだろうか?
これは後半に期待が繋がる。


結局前半の大分のシュートは開始12分の長沢のヘディングのこの1回だけだった。


前半が終わって0-1 大分1点のビハインドで折り返す。
ハーフタイム。
呉屋と目が合いドキドキ(笑)


後半、保田から弓場に交代。
しかし53分、千葉に追加点を奪われ「0-2」となる。
大分万事休す。


「55分」
大分は中川からノム
イノケンから朝陽に交代。


ここから徐々に大分の攻撃時間が増えていく。



「62分」
弓場の頑張りからボールを繋ぐと


藤本がオーバーラップした三竿にパスしこれを三竿がクロス


長沢が頭で合わせて1点を返し「1-2」


弓場が素早くボールを確保して


開始を急ぐ。


この1点が大きかった。
これで同点、さらに逆点までの道筋ができた。


藤本の目の色が変わった。


受け身になる千葉と


果敢に攻める大分。




問題の「76分」の「朝陽ゴールだろ?」のシーン。
北斗のクロスに


朝陽がシュートしたこの場面。


ここではない。
まだ分からない。


ここも微妙だがまだ何とも言えない。


ここ!
私の目からは完全にラインの中。
つまりゴールにしか見えなかった。


主審からはたぶん見えていない。
しかし、見えているはずの線審は「ノーゴール」
そりゃすぐ近くで見ていた長沢が怒るのも無理はない。


とはいえ、今さらジャッジは変わらない。
ただ、私の中で朝陽はこの千葉戦で間違いなくゴールを決めた。
つまりこの試合のスコアは「4-2」
(この時、私の腹の中は怒りで煮えくり返っていた)
負けてたまるか!


「78分」
新太から呉屋に交代。
この交代がズバリ当たった。


交代から5分過ぎた
「83分」
相手ゴール前で長沢が倒された。
思わずカメラを膝に置いて長沢を心配していたら主審はプレーを止めずに流していた。
そのままじっとプレーを見つめる私。
呉屋が頭でゴール決めた「やったぁ~! 同点だぁ~!」
そこで気が付いた。
(あ! 撮るのを忘れてた(笑))・・・私の中ではよくある話(笑)ドンマイ、ドンマイ!
でもブログを書こうとして泣いた・・・(笑)


我に返ると弓場が次のプレーを急ぐために左手にボールを持ち


センターマークにボールを置くところだった。
何としてでも逆転するんだ、という弓場の強い気持ちが感じられるプレーに胸が熱くなった。



「85分」
藤本から司に交代。


交代から1分後の「86分」
ついに逆転ゴールが生まれた。


相手のミスから長沢が持ち込んで


左側を並走する呉屋にパス。
このボールを落ち着いてゴール右隅に決めた。


呉屋の逆転ゴール。
身震いがして鳥肌が立った。
「ゴー!」というまるで地響きのような歓声。


ドームが弾けた。
一気にお祭り騒ぎになった。
この試合で優勝が決まった、そんな錯覚さえした。


苦しんだ男が帰ってきた。
あのときG大阪戦でPKを決めた。
負けた試合だったけど得たものは大きかった。
呉屋がゴール裏に走るとアッというまに「輪」ができた


もう誰がどこにいるのかワチャワチャ状態に。


いやいや吉坂コーチがもの凄いスピードで走ってくるのが見えた(笑)


そして弓場が吠えた。
「3-2」
ついに、ついに逆転した。


残り3分+アデショナルタイム。

周りを見た。
ゴール裏はもちろん、メインもバックも手拍子をしていた。
選手と同じ場所にいると360°から聞こえてくる。


ドームが手拍子をしている。
その手拍子が選手の背中を押す。


アデショナルタイム残り1分で同点にされた栃木戦の悔しさは今なお私の中に強烈に残っている。
きっと選手の中にもその想いはあるに違いない。


ベクトルを一致させるための話し合いも持った。


集中を切らさない。


若手もベテランもない。


今は目の前の試合に勝つだけ。


ここからがメンタル勝負になる。


「勝つ」ことに飢えたチームにならなければいけない。



全員で相手の攻撃を跳ね返し


ひたすらボールを追う。


歯を食いしばり己の限界と戦う。


苦しんできた呉屋をヒーローにしたい。


絶対に勝ちたい。
ドームが一つになった。

   
「勝った~!!」


断崖絶壁に立たされて開き直った。
勝つことの困難さ、難しさ、だからこそ勝ちたい。



勝って喜びたい。
喜ぶことに選手もスタッフもない


全員で掴み取った勝利、勝ち点3!


ラウンドの先頭はキャプテン北斗。


岡山コーチが走ってきて吠えた。


三竿に話しかけた。


三竿と岡山コーチ。


なぜかわからないけれど胸が熱くなった。
涙が止まらなかった。


突然、丸谷選手(以下 丸ちゃん)を思い出した。
「丸谷会」を作って月に1回みんなを集めて飲み会を開いてくれていた。
(もちろん丸ちゃんのおごりで)


トニーもユース組を集めた「刀根会」を開いていた。
そんなコミュニケーションの場がコロナ渦でなくなり、お互いの関係が気薄になり、お互いを思いやることがいつのまにか少なくなっていたのかもしれない。


大分が変わってきたことを感じたのはG大阪戦。
あの時、ゴールをした呉屋にピッチにいた全員が祝福に駆け寄った。


初めて見た光景だった。
何かが変わる予感はした。


「今更」、かもしれない。
半分が過ぎた「今か」、とも思う。
でも変わることに躊躇はいらない。


声を出し、選手同士が鼓舞し、お互いがお互いをカバーする。


やっとチームになりつつあることを感じた。


勝った時でも高木だけが一生懸命に盛り上げていたラインダンス。
あれを見て違和感を感じていた。


今は違う。
全員で勝ったことを楽しもうとしている。
勝つことに喜びを感じている。


最後に全員で手を繋ぎ、高く上げ、サポーターに一礼をする。


「全員で繋いだ手」に堪らなく感動する。


私の好きだったトリニータが帰ってきた。
「相手はJ2、勝って当たり前」から「相手は強敵。全員で戦い全員で喜びたい」に変わった気がする。


勝つことはもちろん嬉しい。
でも私は勝つから応援するのではない。
仲間を信じ、必死で守り、必死で繋ぎ、必死で攻撃をする。
その必死さに拍手をし、手拍子をし、背中を押したいと思う。


ふと見上げると雨に濡れないようにカッパ(実際はビニール袋)を着た圧倒的ニータンが「9体」
応援していた。
後半の終わり、雨が激しくなってきた。
スタッフの方が「雨に濡れないところから見ても構いませんよ」と気遣ってくれた。
しかし高揚感でいっぱいの私には降り注ぐ雨が心地よかった。


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これでチームは2連勝!
私自身、ピッチサイド3連勝。

そんな特等席で見た最高の逆転劇でした。
でも試合が終わって勝ったことを喜ぶ瞬間、そこには誰もいませんでした。
嫁も、おーちゃんも、仲間もいません・・
1人で座る特等席も良いけど・・・
でも私の席はここじゃない。



私の席はゴール裏の大事な仲間がたくさんいる場所です。


私にとってそこが最高の特等席。
これ以上の場所はないことを改めて知りました。


千葉に0-2からの逆転勝利。




さぁ巻き返そう!
残り18試合!
まだまだここから!
もっともっとサッカーを楽しもう!
    
頑張ろう 大分トリニータ!!
頑張ろう 大分サポーター!!


今節も席までご挨拶に来ていただいた皆さん
お気遣いいただいた皆さん
圧倒的ニータンの保護者の皆さん

ありがとうございました。




















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