2019-9-30大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 ( #真駒内滝野霊園・ #藻岩山 ・ #定山渓)33日目

2019-09-30 20:55:59 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-9-30大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 ( #真駒内滝野霊園・ #藻岩山 ・ #定山渓)33日目です。


『ドスン! 痛い』
『(え?なに?)』
『痛〜。 もう〜なにこのベッド!』 ・・と小さな独り言。
『(うそ〜くくくく笑)』
『車の方がよっぽど良いわ』・・と更に小さな独り言。



勘のいい人はもうお分かりですね。
信じられないことですが・・・
嫁、ベッドから落ちた(笑)

昨日は旅に出て初めてビジネスホテルに泊まったんです。
いくら久しぶりだといってもベッドから落ちる?

寝たふりをして笑いをこらえるのがいっぱいいっぱいの私。
もう〜腹がつりそう(笑)
腹筋が(無いけど)崩壊しそう(笑)

そっと時計を見ると夜中の2時。
草木も眠る丑三つ時になにをやってるん?
と思いながら気づかぬ振り。

朝起きたらそんなことは無かったかのように"ベッドから落ちた"ことにはいっさい触れない嫁。
たぶん私が知らないとでも思ってるんだろうなぁ(笑)
いやいや、知ってるから(笑)
でもあえてなんにも言わない!

大丈夫、今日からまた車で寝るから!
ククククク(笑)


////////


さて札幌駅前の観光を歩いてしようとしましたが『札幌時計台』などすでに行ったところばかり。
どうにも面白くありません。

そこでどこかないかとネットで探すと、どうもモアイが札幌にあるらしいのです。
今日の観光はそこから。

AM10時 モアイ?到着。
正式には『真駒内滝野霊園』



観光地ではないので当然観光マップには載っていません。

やはりインスタから火がついたようでまだ日本人には馴染みが無いのでしょう。
来るのは外国人の方が多いそうです。
7月のラベンダーの時期は特に多いそうです。

と、花の手入れをしていたスタッフさんからの情報です。

とにかく広いので、モアイは後回し。
まずは納骨堂?
建物から地下に入るようになっています。
墓石?とにかく一つ一つが大きいんです。


『頭大仏』の立て札が目につきます。
なにそれ?と思いながら車を移動。



不思議な狛犬?でしょうか?
大仏様を守るように3体ずつ左右にあります。



中の1匹が邪悪なモノを咥えています。



ここは平成28年7月に完成。
まだ3年前のことです。
駐車も拝観も無料ですがラベンダーの時期だけは有料になるそうです。

手水舎もオシャレです。



そこから見た景色がこれまた異次元です。



真っ直ぐに進むと『水庭』が現れます。

水庭は聖俗との結界を意味します。
迂回することで日常から非日常へと心を切り替えます。




そしてトンネルへと歩みます。



天井には曲線を描くひだ。
長さ40mの胎内的空間を表現しています。


御賽銭を入れるのもオシャレです。



遠くに頭だけ見えていた大仏様が目の前に現れました。



ゆっくりと仰ぎ見ると天からの光と共に青い空と白い雲が見えます。



まるでそこには時間が存在しないかのように止まって見えるから不思議です。



一周してみました。


元の世界に帰るためにトンネルを抜け、再び水庭を迂回し現実の世界へ。

さぁ次はモアイへ。



モアイは全部で33体あります。



『モアイ』には"未来に生きる"というロマンあふれる意味が込められています。



大きいものは高さ9.5m.重さ120トン。


その他は高さ6.5m、重さ60トンあります。
おそらく何年かしたら北海道でも有数のパワースポットとなることは間違いないと思います。
その雄大さと迫力にきっと感動すると思います。




さて次は『藻岩山』へ。
朝9時30分に観光の専用道路を利用しようとしたのですが、10時30分からしか利用できませんと言われ泣く泣くUターンしました。

660円払って専用道路を通ります。
車を停めたところはまだ中腹。
ここから歩くかミニケーブル『もーりすカー』のどちらかを使って頂上まで登ります。

若い私たちは歩いて上まで登ります(笑)
『もーりすカー』を横目に見ながら山道をえっちらこっちら。



ここでヒグマ情報を見つけた嫁。
新たに買った鈴を鳴らして熊対策です(笑)




歩くこと10分。
もいわ山頂に到着。



標高531m。 圧巻です。



昨日行った『羊ヶ丘』とサッポロドームも見えます。



再び歩いて車の駐車場まで。


時計を見るとすでに昼過ぎ。
北海道は15時を過ぎると大分の17時のような夕方に近い感覚になります。
迷った末に『定山渓』を目指します。


15時『定山渓』到着。
足湯に浸かり今日の疲れをとります。



ここはすでに紅葉が始まっていました。



もう少し寒さが厳しくなって葉が色づくと良いのですが、寒くなる=雪の心配も出てきますので痛し痒しです。




15時40分出発!
16時30分 今日お世話になる場所に到着。
『道の駅 望羊中山』で車中泊するつもりでしたが1台減り2台減り。
気がつくと私たちの車1台のみ。
これは防犯上まずいので再び場所を変え、やっと別の道の駅にたどり着きました。



今日はここで車中泊。
やはり狭いながらも1ヶ月慣れた寝袋の中。
嫁は当然大喜び。
ベッドと違って落ちませんから!(笑)

















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2019-9-29大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (羊ヶ丘・札幌大倉山展望台・白い恋人)32日目

2019-09-29 22:35:44 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅

2019-9-29大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (羊ヶ丘・札幌大倉山展望台・白い恋人)32日目です。
北海道恵庭市にある『道と川の駅 えにわ』で32日目の朝を迎えました。
天気は曇 気温15℃
暖かい朝です。
さて今日は大都会 札幌へと移動します。
まずはクラーク博士に逢いに!
『少年よ大志を抱け』


AM8時『道と川の駅 えにわ』を出発!

AM8時50分 『羊ヶ丘』到着!
なぜか定番のこのポーズ。
皆んながするのでやりたくはなかったのですが、逆に皆んながするのでやっちゃいました(笑)


今日は羊を放牧していました。

眠れないときに数える羊。
『ヒツジが1匹』


『ヒツジが2匹』


『ヒツジが3匹』


とまぁ数えていって、そのうち何匹数えたか分からなくなって余計に眠れなくなった人。
いませんか?
いますよね(笑)



さらに1匹だけそっぽを向いてるヒツジが頭の中に現れたりして・・
そのヒツジが向こうを向いていて、一瞬誰かの顔に似ている気がしたんだけど振り向かないもんだから気になって、気になって・・・
で、『ア〜もういいや』って思ったら急に眠たくなって気がついたら朝だった。
な〜んてありませんか?


////////////

さてこれから『札幌ラーメン』を食べに行きます。

ネットで調べた有名店へ。
1軒目。
"ここは11時開店なので遅くとも15分前には行って並ぶこと"
と書いてあるのを見逃していました。
11時10分、1軒目 到着。

10台ほど停めれる店の駐車場は満車。
すでに雨の中30人ほどが待っていました。
これは無理、スルーします。
次のラーメン屋へ。

道に迷いながらもAM11時40分『えびそば 一幻』へ到着。
ここもラーメンでは有名なところ。
車の空きが1台ありそこに入れました。ラッキー。


ここでも当然ながら満席。
さらに10人以上が待っています。
嫁は待つ気満々。
私は帰る気満々(笑)
トリニータなら何時間でも待つことができますが、それ以外で待つのはあまり好きではありません。
とはいえ、麺が大好き、ラーメン大好きな嫁の希望を普段はほぼスルーしてきた私。
旅のときくらいは嫁の好み通りにします。



席はカウンターのみ。
13席ほど。
待っている間に注文を受けてくれます。



『えびみそ』『えびしお』『えびしょうゆ』の3種類からなので『えびみそ』を。

麺は極太か細麺の2種類から選べます。
これは『太麺』を。
スープは『そのまま』『ほどほど』『あじわい』の3種類から。
嫁は悩んだ末に『ほどほど』に。

嫁は『えびみそ』『太麺』『ほどほど』に決定。
私はすべて嫁と一緒(笑)
ラーメンを含めて麺類は不得意な私。



ただ津久見の『まぐろチャンポン』は別。
月に1度は無性に食べたくなるから不思議です。
北海道に来てラーメンは2度目。
一口目の口の中に広がるエビの香り。
"これは癖になる人が多いだろうなぁ"



嫁は旭川ラーメンと札幌ラーメンを食べたのでもう一つ函館ラーメンを食べて北海道3大ラーメンを制覇したいようです。
頑張れ嫁!



12時40分
『札幌大倉山展望台』到着。


よくこんな高いところからジャンプできるもんだと感心します。
『飛ぶ』というより『落ちる』が正しいのではないか、と思ってしまいます。




14時 白い恋人 到着!


でも目的はその横にあるコンサドーレ札幌さんの練習場。






ここに来るのは2回目です。
前に来た時は小野伸二選手と村井チェアマンの姿を見ました。

その前日のコンサドーレvsトリニータの札幌ドームは『小野伸二祭り』
試合は札幌が先制。 札幌1-0のリード。
小野伸二選手がボールを持つたびに歓声が上がります。
大分、絶対絶命のピンチ。
それを救ったのがラドンチッチのヘディング1発でした。
それまでの鬱憤を晴らすかのように湧き上がる大分サポ。
逆に静まり返る札幌サポ。

いやぁ懐かしい。


それにしてもこの練習場はサポーターにとって恵まれていますね。
三方向が椅子で囲まれていてのんびり観れるし、お腹が空いたら真後ろにレストランがあるし。
テイクアウトもできるし。
もし子供たちが飽きたら横には白い恋人があって遊べるし。




なんなん、ここは。
朝からずっと練習の様子を観たいサポにとっては天国ですね。


当然ですがここまで来たら隣の『白い恋人』も見学です。





ここも2回目なので施設の見学はしません。





今日はなんとこの旅初めてとなる『ビジネスホテル』に泊まりです。
でも『わーい、わーい、1ヶ月ぶりのベッド、わーい』とはなりません。

私にとってホテルのベッドよりも慣れ親しんだ車の中の方がぐっすり眠れそうです。

慣れというのは不思議なものです。























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2019-9-28大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (登別地獄谷・大湯沼)31日目

2019-09-29 06:15:00 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-9-28大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (登別地獄谷・大湯沼)31日目です
レイチェルの故郷、北海道室蘭市にある『道の駅 みたら室蘭』で31日目の朝を迎えました。


今日はトリニータの試合日。
昨日は観光を早めに切り上げ、トリニータの勝利を夕陽に祈りました。






その後、お店で2人だけの決起集会を開催。
驚いたのは
『焼き(鳥)』だけど豚肉です。
『長ネギ』ではなく『玉ねぎ』です。
お好みですが『洋カラシ』をつけます。
でも洋カラシは癖になりそうです。



ラムジンギスカンも美味かったです。



試合当日。
今朝はもう一度室蘭の港に昇る朝陽に今日の勝利をお願いしました。
現地の天気予報は雨との事で外れることを祈るばかりです。


私たちはまずは登別温泉に入り、『登別地獄谷』へ

AM10時30分『登別地獄谷』に到着!



地獄谷は北海道を代表する温泉地・登別温泉最大の源泉です。直径450mの谷底には大地獄を中心に15の地獄があり、毎分3,000Lが湧き出しています。



約1万年前、笠山という活火山が噴火した時の爆裂火口跡。




面積約11haで谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり、泡を立てて煮えたぎる風景が「鬼の棲む地獄」の由来となりました。




登別温泉は「温泉のデパート」と形容され、多泉質が湧き出しており、これは世界的にも珍しいものです。










AM11時50分
『大湯沼』到着。



周囲1km、深さ22mの湯の沼。
表面50℃ 最深部130℃
中洲に入ると埋まりそうですが入りません(笑)


ここからコインランドリーへ。


『道の駅 花ロード えにわ』
16時30分到着。



この日は観光する場所を1ヶ所にし、温泉とコインランドリーと移動に時間を使い
18時からのトリニータの試合に集中できるように夕食も済ませ
スタンバイです。

試合は先制され、さんぺーのPKで追いついたものの最後にゴールを決められ敗れました。

私も嫁もしばらく呆然として
会話もないまま時間だけが過ぎていきました。

DAZNでさえ落ち込むのですから現地でのショックはどれほどなのか計り知れません。

市陸での応援の声もよく聞こえました。
現地での応援本当にお疲れ様でした。

ありがとうございました。

残留に向けて残り勝ち点6。
残り7試合。
一緒に頑張りましょう!

藤田選手,昌也選手挨拶に来てくれて感謝です。
ありがとうございました。
















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2019-9-27 大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (室蘭・白鳥大橋・地球岬) 30日目

2019-09-27 20:22:37 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-9-27 大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (室蘭・白鳥大橋・地球岬) 30日目です。



朝起きると目の前に昭和新山と有珠山が朝陽に照らされて佇んでいることに驚きました。



今日も良いことありますように!



AM8時20分 道の駅を出発!
昭和新山さようなら!
洞爺湖さようなら!





AM10時。
ゆできび=170円
今まで買った中で一番お安い!
さらになんと爪楊枝付き。
ぎゃあ、心遣い最高!
『おばちゃん、もう1本』



安くて甘ーい!


AM11時『だて歴史の杜』
到着。
温度計は27.5℃
長袖から半袖にチェンジ。

AM11時30分
『白鳥湾展望台』到着!



いよいよレイチェルの故郷の室蘭へ。

AM11時50分
『白鳥大橋展望台』到着。



正午
『道の駅 みたら室蘭』到着。








もしかしたら『まず見てみたら室蘭』のギャグで道の駅の名前を『みたら室蘭』にしたりして、なーんて嫁と話していたらポスターに本当にそう書いてあってビックリした、という嘘みたいな本当の話。

13時30分 地球岬展望台到着!











14時 出発!
3分後。
金屏風展望台 到着。






さらに2分後。
名勝"ピリカノカ"
トッカリショ展望台到着。




ここからの景色が凄かった。



"ピリカノカ"とはアイヌ語で『美しい・形』を意味し優秀な景勝地群を総称するものです。

"トッカリショ"とはアイヌ語で"アザラシ・岩"という意味で漁場として使われてきました。




15時30分
『室蘭駅』到着。


これで今日の観光は終わりです。
ちょっと早めに今夜の寝床を確保して嫁と2人で近くのお店に行き、決起集会!


明日は勝つぞ!
雨予報ですが現地の皆さんよろしくお願いします。
北海道より爆念を送ります!
大分トリニータ頑張れ!!



























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2019-9-26大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (赤い靴少女像・洞爺湖・レークル牧場・昭和新山・有珠山)29日目

2019-09-27 07:06:39 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-9-26大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (赤い靴少女像・洞爺湖・レークル牧場・昭和新山・有珠山)29日目です。
北海道虻田郡留寿都にある『道の駅 230 ルスツ』で29日目の朝を迎えました。
天気は快晴 気温6℃
6℃という温度があまり寒いと感じなくなりました。
慣れというのは面白いものですね。


さて、昨日どうも私たちが行こうとしていた場所とは違う場所に来てしまったようです。
まぁ、そうは言っても『そこでないとダメ!』というわけではありません。
トイレがあって安全ならどこでも良いわけです。


ところがこの場所が意外と、と言ったら失礼ですが思ってたよりステキなところだったのです。
朝、目覚めると目の前には羊蹄山が朝陽に照らされています。



北海道らしくた凛として澄み切った空気の美味しいこと。
体の中に溜まっている毒素が洗われるようです(笑)
おかげで今日も元気をもらいました。


『道の駅 230 ルスツ』から1分の場所が今日の最初の観光場所です。
AM8時30分 『赤い靴公園』到着。



"母思像"

母思像(赤い靴公園)
童謡「赤い靴」の歌詞にある女の子をイメージして建てられたものです。
この歌詞は、留寿都村に開拓に入るために幼い娘をアメリカ人宣教師に預けた母親が娘を案じた心情を、歌詞家・野口雨情が「赤い靴」として発表したものです。
留寿都村では「赤い靴」ゆかりの地として女の子の像を建てました。
女の子の名前は岩崎きみ。
「ルスツふるさと公園」に"きみちゃんのお母さん像"の"開拓の母像"があります。
さっそく行ってみましょう。
でも探しても見つかりません。
そらもそのはず・・



「ルスツふるさと公園」"開拓の母像"
この公園は私たちが車中泊したすぐ横にあった公園でした。
探してもないはずでした(笑)


ルスツふるさと公園の開拓の母像は、童謡「赤い靴」の女の子の母親をはじめ、開拓に関わった多くの女性をイメージして建てられました。
「赤い靴」の女の子の母親の名前は岩崎かよ。
母は娘(「赤い靴」の女の子)がアメリカに渡ったと思いながら一生を過ごしましたが、病に冒され孤児院で9歳の生涯を遂げていたそうです。
開拓の苦労の陰に、童謡「赤い靴」の悲話もありました。
=ルスツ村 観光情報より=

ルスツ村の母像の周りには日本各地にある赤い靴の少女がいます。


ここルモイ市の赤い靴の少女像。


横浜市にある赤い靴の少女。


麻布十番にある赤い靴少女像



清水市にある赤い靴少女像。


この村は、公園を含めて村全体が綺麗に整備されていますが、観光地化されていない素朴さも兼ね備えた気持ちの良い村です。




AM9時15分出発!


AM9時35分
『道の駅 とうや湖』到着。


建物の中に入ると『ホタテのみそ汁』ができているのでいただきました。

1杯=200円 お安い!


体が温まったところで展望台へ。


少し遠くですが洞爺湖が見えます。


群馬県から来たというご夫婦と少しお話をしました。
すかさず『群馬のサッカーチームを知ってますか?』と聞く嫁。
残念ながらサポーターではありませんでしたが、別れ際『良い旅を続けてください』と。
素敵なご夫婦でした。





AM10時20分。
『洞爺湖展望台』到着!


サイロが可愛いサイロ展望台です。


ここへは5年前も来ました。
同じ場所で同じように写真を撮ったけど・・・


同じ景色なのに当時とは違って見えます。


当時は初めての北海道ということで余裕がなかったように思います。


今回は2回目という事での余裕。
さらに年齢を重ねると見えるものが違うのかな、とも思います。




AM11時。
牧場のアイスクリームを食べに『レークル牧場』へ。
看板を見て何気なく立ち寄ったのがここ。






ここが良かったですね。


嫁が向こうから呼ぶので行くとなんという景色。


羊蹄山とヤギと可愛い小屋。
これは反則でしょう(笑)



寄り道ばかりで先に進みません。

ヤギと遊び、ジェラートを食べ、もぅ〜昼寝でもしょうかな?



‪時間に縛られない旅行は最高です。‬


名残惜しいですが移動です。

‪正午。『洞爺湖湖畔』に到着。‬



‪ちょうど遊覧船が出るところでした。‬



‪洞爺湖はほぼ丸い形をしたカルデラ湖です。‬



‪夜は花火を打ち上げるようですが‬そこまではいません(笑)





‪12時50分‬
‪『昭和新山』到着!‬


昭和新山の辺りは、もともとは平坦な麦畑でした。
それが地震とともに突然隆起し2年ほどで今の昭和新山が誕生しました。


何も無かった麦畑にいきなり火山が生まれる。
まさに大自然の奇跡!

世界的にも希少な火山で、1951年に国の特別記念物に指定されました。

4ヶ月の爆発の末、402mのベロニーテ型火山を出現させたのです。


三松正夫という方が土地を失った住民を支援するために私財を投じてこの土地を買い取りました。

昭和新山は三松さんの所有物なのです。
このような例は世界的にも珍しいそうで、これも奇跡的なエピソードですね。



‪13時
昭和新山からロープウェイに乗って有珠山に行きます。




‪まさに地球の鼓動を体感!‬
‪15分おきに出るロープウェイに乗ります。‬




‪一番先頭です。‬
‪座る場所はロープウェイの一番後ろの席。‬


‪ロープウェイのスタッフさんに言わせると前よりも後ろの席の方が最高の場所‬らしいのです。‬
‪パノラマとして紅葉を見るのなら一番後ろの席が良いですよ、と。‬
でも紅葉はまだまだでしたね。



‪ ‬

‪過去100年間で4回の噴火を経験しています。‬
有珠山に到着です。


右手に昭和新山、左手に洞爺湖が見えます。





さて、ここから噴火口まで歩いていきます。



といっても5〜6分も歩けば噴火口まで行けます。



この有珠山噴火口で話しかけられたのが大分県別府市から観光に来たご夫婦でした。


私がサッカーの大分トリニータのユニを着ているのを見て
『もしかしたら、大分の人でトリニータが好きな人かも?』と思ってくれたようです。
このご夫婦はトリサポではありませんでしたが、以外な場所で大分の方に会うと郷土愛が溢れてくるから不思議なものです。


14時20分ロープウェイで下へ。



ここで今日の観光は終わり。
これから温泉へ。

ホテルの温泉は男湯は貸し切りでした。
熱い湯も、ぬるい湯も、露天風呂も1人だけという贅沢さ。
いやぁ極楽、極楽。

さて、今夜の寝床を探すとしましょう。
今日は間違いなく目指した場所に着きそうです。

今日も一日無事に終わったことを感謝します。



























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2019-9-25 大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (ハイセイコー・テスコボーイ・オグリキャップ・マルトマ食堂・ホッキカレー・支笏湖)28日目

2019-09-25 22:08:19 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-9-25 大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (ハイセイコー・テスコボーイ・オグリキャップ・マルトマ食堂・ホッキカレー・支笏湖)・・28日目です。

北海道新冠郡新冠町にある『道の駅 サラブレッドロード新冠』で28日目の朝を迎えました。


天気は快晴 AM5時気温16℃

駐車場の中に『ハイセイコー』の銅像が建っています。
名馬中の名馬です。
競馬をしない私でもテレビで何度も名前を聞いたことがあります。


『さらばハイセイコー』
うーん、当時聞いた覚えがあります。


この道の駅の隣の建物はレコードがたくさんあります。


懐かしいLP版のジャケットが所狭しと並べられています。


私は 吉永小百合さんの歌声が好きなので・・。




AM8時30分 道の駅 出発!
気温は21℃ に。
今日は暑くなりそうです。
嫁は半袖Tシャツ1枚。

今日の観光はここ『20間道路 桜並木』から始まります。



AM9時00分『桜舞馬公園(オウマイホースパーク)』到着。
こちらは"牧場案内所"


で、奥の三角屋根の綺麗な家は"トイレ"
それって逆なんじゃないの?
って思いますよね。
私も同じ事を思いました(笑)



名馬テスコボーイ号のブロンズ像です。


良い子は馬に乗らないでね。

近くには『功労種雄馬之碑』もあります。


幅二十間(36m).延長約8kmという雄大な道路はいつの頃からか『二十間道路』と呼ばれるようになりました。



桜が満開の時は大渋滞になるそうです。
なにせ8kmが桜並木って聞いたことありませんよね。


途中の牧場の景色です。


綺麗で雄大です。
北海道を走っていることを本当に実感させてくれます。
これぞ『ザ・ホッカイドー』



AM10時 『優駿記念館』到着。


オグリキャップ号は外に堂々と建っています。





建物の中はオグリキャップ一色です。






ナリタブライアン号。
建物の裏手にあります。


さてここからどこに行こうか?と嫁と会議。
苫小牧をネットで調べていると"ホッキカレー"が美味しいことで超有名な『マルトマ食堂』があるらしい。
そこはなんと朝の5時から昼の14時まで毎日行列ができるらしい。

『そこに行く?』
『行く!』

ハイ、決まり!
高速で1時間30分。
正午に到着。


約30名ほど外に並んでいます。



14時で締め切り。
ホッキカレーは果たして食べることができるのでしょうか?
列はわずかに動く程度です。
15分経過、 12時15分。残り25人ほど。

ホッキカレー=1000円
これが超有名でおススメらしいのですが
店長丼(海鮮丼)=1500円も魅力的です。


14時前になるとお店の人が来て、並んでいる人の前で『ここまで』と言われるそうです。
目の前で言われると嫌だなぁ。



12時30分。
私たちの前に14人。
後ろに21人並びました。
小さい子供さんがいます。
30分で15人減ったので計算すると1時間で30人は食べることになります。
ということは後ろの子供も大丈夫・・と思います。
13時。
一気にお客さんが出てきました。


お店の中に入ります。
当然ですが満席。
席は20席、カウンターが5席ほど。
全部で25席ほどでしょうか。
相席は当たり前のようです。
前に座ったのが関西からのご夫婦。
狭い店内を私たちの分までお茶を取ってきてくれてありがとうございました。



ホッキカレーにしょうか店長丼にしょうかまだ悩んでいます。
そこで嫁と半分半分にすることにしました。
来た来た。
先に来たのは店長丼(海鮮丼)です。
中身は15種類。
その日によって違うそうです。
よーく見ると"カニ"が入っています。




薄々感づいている人もいるかと思いますが、この北海道に来て私はただの1度も"カニ"の話を書いたことがありません。
北海道といえばカニ、と言われるくらいなのに何故?
簡単です。
カニを食べられないのです。
というか見ただけで逃げます(笑)
もっと言えば"カニカマ"も無理です。
爪のある"シャコ"もダメです。
とにかく世の中の"カニ"は避けて通ります。
ということで、今回もカニは嫁に献上しました(笑)




そしてホッキカレー。



なにこのホッキの食感は。
コリッコリ。
カレーがこれまた濃くがあるのにサッパリ。
それとホッキがよくあって上手いこと、上手いこと、上手いこと。
このホッキカレーを食べることができるのなら何時間でも外で"待ちます"
『私、待〜つ〜わ、いつまでも待〜つ〜わ』

口コミで『死ぬまでに1度は食べてみたい』というだけあります。

地球が滅亡する前々日。
ここに来て絶対に言います。
『すいません、ホッキカレー2人分ください』
(ちなみに、今日の分と明日の分(笑))

腹一杯食べて落ち着いて周りを見ると横の壁から天井まで芸能人のサインと写真だらけ。









午後13時30分 食堂を、出発!


その前に又々、会議です(笑)
支笏湖に決定!
14時20分 支笏湖 到着。


今日は強風で観光船は欠航のようです。


北海道の夕方は早いのです。



すでに太陽が西に傾きかけています。




今晩、車中泊でお世話になる予定の
『道の駅 フォーレスト276大滝』に16時到着。

しかしここはリニューアルのため現在閉鎖中でした。
調べてなかった(笑)
急遽、移動します。
とりあえず近くの道の駅に行くため運転再開です。
しかしどうも違う道を走ってるようです(笑)

嫁に聞くと違う場所にナビを設定したらしい。

『ここはどこ? 私は誰?』状態。
嫁と2人で大笑い。
私達らしくて最高です!

17時30分 。
車を停めたところが今夜の寝床。
名前も知らない山に夕陽が沈んでいきます。



2019年9月25日、16時57分
自宅を出発して28日目『5000km 達成』
ただいま記録更新中!


今日も嫁と愛車に『お疲れ様!』

応援してくれる皆さんに感謝。
『今日もありがとうございました』



































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2019-9-24大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (鮭の遡上・奇跡な出逢い・ウトナイ湖・サラブレッド)27日目

2019-09-24 20:37:49 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-9-24大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (鮭の遡上・奇跡な出逢い・ウトナイ湖・サラブレッド)27日目です。


2019-9-24(火)北海道千歳市にある『道の駅サーモンパーク千歳』で27日目の朝を迎えました。
天気は晴 気温16℃
台風一過。
今日は夏日になる予報です。
朝は長袖ですが午後からはTシャツ1枚でよさそうです。



いつものように朝4時に起きた私。

この後、まるで小説のような出逢いが待っていようとは・・
男と女が赤い糸ならば縁という名の糸は何色でしょうか?



『道の駅サーモンパークで鮭を食べたい』この嫁の一言で決まった車中泊。
事前に調べもせず台風の影響が強い雨の夕方、この道の駅に着きました。
鮭が食べたいと言ったもののそれらしきメニューはありません。
スタッフの方に聞くと、『サーモンという名前はすぐ横の川に遡上してくるサケからとったものでサケの料理はありませんよ』とのこと。
ならば明日の朝、鮭が遡上している川を見に行くことに。
翌朝AM5時。
1人で川に行く私。





そこにいた1人のご老人。
この方の知識が凄かった。
以下、このご老人から聞いたこと。

ここは日本で最初にサケの人工孵化をした場所だということ。



海では釣っていいけど川で釣るのは違反で罰金がすごいから誰も釣らないということ。
ここから10km上流まで鮭は遡ること。




その目的だけで鮭は遡上するのでここにたどり着くまでの50〜60日間は何も口にしないこと。
だからここまでたどり着くとぼろぼろ状態であること。
一旦、川に登ったサケは下流に下ることはないこと。

朝の6時30分にオスとメスを選り分けること。


メスは卵を取りイクラとして売るのでお金になること。
オスは加工するだけだからあまりお金にならないこと。
午前と午後に分けて取ること。
車が3台待っているからおそらく1台に500匹ほど入れるだろう。
3台なので1500匹ほどになること。
過去一番取れたのが平成7年で
55万匹だったこと。
これが過去最高。

逆に最低だったのは平成20年
4万8000匹と一番少なかったこと。
理由は地球温暖化だったこと。

これらを一気に喋ったご老人。


最後に
『もし嫁さんがいるのなら6時30分から鮭のオスとメスを仕分けるから見ると面白いよ』と言われ
たのですぐに嫁に知らせに行きました。

6時30分ちょうどに始まるオスとメスの仕分け。
(これは観光として大々的に売り出したら良いと思います。
100台近くの車中泊の車がいたのに見に来たのはほんの数人だけ。
なんと勿体ない。こんな光景は北海道ならではだし、期間限定の今だけでしょうに)



オスの鮭は向こう側に、メスの鮭は手前にと分けます。
それもメスの方には(メス10匹に対してオスが3匹の割合)で入れます。

全部が終わった頃『いま車に積んだ鮭は1843匹』とご老人。
え? 何故分かるの?
なんと右手にはカウンターを持って数えていたんです。




『ご老人いったいあなたは何者なんですか?』
『ハッハッハッハ。ワシは越後チリメン問屋の隠居で、隣にいるのはスケさんとカクさん・・』
なんて返事はなくそこからは無言でした(笑)




実はこのご老人の隣にいた人が今回のご縁の方なんです。
途中からご老人と代わって私とずっと話していたYさん(男性)が最後に『どこから来たの?』と聞いてきたので『大分県です』と答えると『大分なら臼杵に仕事に行ってたなぁ』との返事。
『え?臼杵なら私の地元です』という話から。
臼杵の○○会社に北海道から行っていた、とYさん。
なんと嫁の母が務めていた会社だったのです。
それも同じ部署。
さらにその会社の知り合いの子供さんが嫁とは先生と生徒の関係。
もちろん名前も良く知っています。
そのYさんもいつもここに来ているわけではなく、滅多に来ないのにたまたま、用事があって来たとのことでした。

偶然がいくつも重なったご縁。
もし嫁が鮭が食べたいと言わなければ。
私がスタッフに聞かなければ。
朝5時に私が川に行かなければ。
ご老人がもう一度嫁さんと6時30分に見に来たら?と言わなければ。
Yさんの用事が今日でなければ。
全て出逢うようになっていた奇跡。


お互いのフルネームを確認してお別れしました。
今回の旅は不思議な縁が多いのですが一番鳥肌が立ったご縁でした。

AM8時30分 道の駅出発!

AM9時 『道の駅 ウトナイ湖』到着。






白鳥が1羽。
嫁が遊んでいます(笑)



遠くからもう1羽がやってきました。
途中で羽を広げバタバタさせるのは威嚇なのか求愛なのか?



嫁と遊んでいた白鳥も同じく羽を広げバタバタと。



まぁこれで恋人同士になるとハッピーエンドとなるのでしょうが、現実はなかなかそうはうまくいかないようでした。

突然、遠くにいた鳥(種類は不明)がグループに分かれ、空中で円を描くように飛び回ります。



朝日を浴びた湖面が煌めく中、幻想的な光景に思わず声を上げてしまいました。


AM10時 出発!

AM11時 『むかわ四季の館』到着。
温泉に入り、今日は今風なマッサージ器で揉みほぐしです(笑)
そしていつもの牛乳。

14時 『サラブレッド銀座通り』到着。



ここから数キロはどこを見てもサラブレッドだらけです。



『ここから白馬が見える』と嫁。


今日の観光はここまで。



何かに操られるように出逢う人との縁。


今日も感謝です。






























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2019-9-23大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (道の駅 夕張メロード)(26日目)

2019-09-23 22:19:07 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-9-23(月)大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (26日目)です。
北海道勇払郡占冠村にある『道の駅 自然体感しむかっぷ』で26日目の朝を迎えました。
天気は曇のち大雨 気温10℃

車中泊の車は数台でした。
寂しいですね。


道の駅の中はオシャレでピアノがあり、誰でも弾くことができます。
私? 猫踏んじゃったで良ければ(笑)



なんとここは2001年度の最低気温が『ー35.8℃』を記録しているんです。
あのバナナが凍って釘を打てる寒さでしょうか?
想像がつきません。



さて、今日は北海道も(台風が温帯低気圧に変わったものの)1日雨になりそうです。
現在どこにいるかというとここです。
真ん中の赤い部分。占冠(しむかっぷ)です。
昨日は北の富良野からやってきました。
274号線で西に向かえば千歳方面。
237号線で南に向かうと日高方面。



さてどうしよう?
今まで迷った時は天気で決めてきましたがどちらも今日は雨。
明日はどちらも晴れ予報。

どっちにする?

嫁は千歳の方にある『道の駅 夕張メロード』が気になるようです。
ということで274号線を通ってメロンへGO!

AM8時45分
『新夕張駅』に到着。



駅舎に入ると掃除をしていた女性が1人。



日曜、祭日は駅員さんがお休みのようです。


この女性が優しい人で、いろいろ教えてくれた上に奥に入ってパンフレットまで持ってきてくれました。
さらに別れ際、雨の中を私たちの車まで『忘れ物ですよ』と荷物を届けてくれました。
私たちの品物ではありませんでしたので丁寧にお礼を言い、その旨を伝えましたが本当に親切な方でした。
お仕事中にも関わらずありがとうございました。



AM9時。
新夕張駅のすぐ横にある『道の駅 夕張メロード』に到着。


通常は月曜日が休みですが今日は祭日。
臨時営業です(ただし15時まで)
ラッキー!



あれ?
でも肝心なメロンが無い。
うーん、ならばメロンパンだよね。
よーく見ると、なんだ!
この可愛いネーミングは!
"ころころ夕張メロンパン"

さらに・・なんだって!
"土、日、祝日 限定販売"
"お一人様 1個限り!
"無くなり次第終了"


もうね、煽る煽る。
これでもかとばかりに煽ってくれますよ。
でも買うんだよね。
当然買っちゃいますよ。
見たところ残り5個。


写真を撮っていると目の前で1人、2人と買っていくではありませんか。


あと3個。
写真なんぞ後回し。
そりゃあ焦りますよ。
『すいません、これ1個くださーい。良かった買えて。のこりは2個しかないんですよね?』
『いえ、まだ奥に・・・たくさん』
『あ!・・・ですよね、まだ開店したばかりですもんね(汗)』

焦って何を言っているのか・・(笑)
グダグダになりながら1個ゲット!
メロンパンとメロンパンの間にメロンクリームが挟まっています。
1個=400円 お安い!



いただきまーす。
うーん、夕張メロンパンだぁ(^^)
幸せを噛みしめる瞬間です。




ところで『新夕張駅』で優しく教えてくれた女性の方から、今は廃線となった『夕張駅』への行き方を教えていただきました。

石勝線夕張支線『夕張駅』はホテルマウントレースイの脇に建てられています。




夕張線は石炭輸送のために開業した路線でしたが、その役割を失った晩年、終点『夕張駅』は2度の移転でこの場所にたどり着きます。



なお夕張駅を含め、2019年3月に夕張支線(新夕張~夕張間16.1km)は営業を終了しました。



夕張市は2007年に破綻、最後まで石炭に代わる他の産業を見出すことはできませんでした。


こうして石勝線夕張支線は126年と5か月の歴史に幕を閉じることになりました。



昔の紅葉駅は現在の『新夕張駅』と名前を変えています。



知っていますか?
ご当地入場券というのを売っています。
この日は祝日のために駅員さんがいないのでホテルマウントレースイのフロントまで買いにきました。



嫁と私の分。
2枚購入しました。
(今年の9月30日で発売を終了です)



ところで。
何度も書きましたが夕張市は2007年に財政破綻しました。

全国で唯一の財政再生団体、北海道夕張市。
財政破綻した当時の2007年に約1万2千人だった人口は、今年5月末に8千人を切りました。
高齢化率(人口に占める65歳以上の割合)は50%を超えました。

道には『売り家』の文字も見えます。
荒廃した建物も数多く目につきました。



財政破綻のニュースを知ったのは12年前のことです。
予想はしていましたが現実はかなりショックなものでした。


心に残っている言葉。

『再び訪ねたいと思う街には共通点がある。
きれいな景色やおいしい料理よりも、地元の人に親切にしてもらった思い出だ』




『頑張れ! 夕張!』
































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2019-9-22(日)大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 ( 25日目

2019-09-23 05:04:22 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-9-22(日)大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 25日目です。
北海道旭川市にある『道の駅 あさひかわ』で25日目の朝を迎えました。

天気は曇り 気温13℃
暖かい朝です。
人間の適応能力には感心しています。
寒がりの私ですが13℃が暖かすぎて長袖1枚で過ごしています。
まぁ昨日の黒岳ロープウェイの雪の中を半袖Tシャツ1枚の人には敵いませんが(本当に驚きました)



それにしてもさすがは大都市旭川。
大きいですね。
北海道に来て初めて車の渋滞に遭いました。
懐かしかったです。
いやいや、嫌味とかそういうのではなく、本当にそう感じているんです。

というのも北海道に来て、1時間走っても他の車とすれ違わなかったり、1日中車を走らせているにも関わらず歩いている人を誰も見かけなかったりが当たり前にあったんです。
なにせ小学生が通学している姿などはまだ2回しか見ていないんですから。
それも登校時に1回と下校時に1回だけです。
(大勢ではなく4〜5人)
そういうことに見慣れてしまって、渋滞している状況を懐かしく思ってしまったというわけなんです。

さて夜中に降り続いた雨も上がり、今日は曇から晴れへと天気も回復するようです。
観光するにはピッタリの日になるかも。

それにしても昨日の黒岳の紅葉が見れなかったのがどうも気がかりでなりません。
そこで今日はリベンジです。
再び紅葉を観に、旭岳ロープウェイへ行くことに決めました。

しかし観光の前に温泉らしい温泉に入りたいものです。
近代的な温泉はちょっと。
ということで『道の駅 あさひかわ』から走ること15分。

やってきたのは『龍の湯温泉』
中はレトロ感満載です。
こういうところですよ、入りたかったのは。
温泉は鉄分で赤茶色っぽく、湯温は高めで湯船は深めでしたが気持ち良く入れました。
施設自体は少し古いのですが掃除が行き届いています。
綺麗です。

ここではマッサージ器を使いました(1回=100円)
昔の古いモノです。
上下したり、幅を変えたり、叩いたり、足がエアーでどうたらこうたらなどはありません。
ひたすら同じ位置で揉むだけ。
揉む力は痛いほどです。
自分で肩の位置を変え、その痛みを堪えます(笑)
まるで罰ゲームのようなあんま器(マッサージ器ですけど、あえて)
でもこういうレトロな感じが好きなんですねぇ。
いつまでも置いてもらいたいあんま器です。
もちろん温泉も。

AM10時『龍の湯温泉』を出発!

AM11時30分 旭岳ロープウェイ到着。
さて紅葉は見えるのでしょうか?


下から見てみても紅葉らしきものが見えません。


そこでロープウェイから降りてきた人に聞いてみました。
『すいません、旭岳の紅葉はどうでした?』
『今年はダメですね。道も雪が降って溶けてぐちゃぐちゃでした』
『そうですかありがとうございました』というやり取りをした後、嫁といつもの会議。




もし紅葉が好転した場合と時間的に許せるようであれば、後日もう一度ここに来よう、という事で今日はこれから富良野に帰ってコインランドリーで洗濯することに。
結局、この日は温泉と洗濯で終始したのですが、オフにしては走ったぞー、と思っている私です(笑)

ということでこの日は観光はしなかったのですが、ここ北海道に来てずっと気になっていたことを少し書きたいと思います。


///////////////

北海道の道路でよく見かける、空中から吊るされた下向きの矢印。


こんなモノは大分では見た事がありません。
北海道に来た初日から気になっていました。

通称『矢羽根(やはね)』といいます。

 
矢羽根とは、道路の道幅を示す標識のことです。
これがないと冬場の雪に埋もれた道路ではどこからどこまでが道路なのか分かりません。
さらに視界不良時には頼りになる大切な道標です。

現在、国道に約10万本を設置しています。


矢印部分は真っ平らに見えますが、ほんの少し角度をつけ、着雪を防ぐなどの工夫もしています。
材質はアルミ製がほとんどです。
矢羽根の長さは縦1m20cmと、子供の背丈ほどあります。


幅は矢印部が35cm、それ以外は15cmです。



基本的に路面から5mの高さに設置されています。




///////////////

それともう一つ。
信号機です。
私たちの知っている信号機は横並びが基本です。


でも北海道では縦型の信号機が普通なんです。
何故でしょう?
横だと積もる面積が大きくなり、そのぶん重みが全体にかかります。

さらに積もり続けた大量の雪が走行中フロントガラスに落ちたりなんかするととても危険です。
そこで縦型の信号機の登場です。
これなら面積も狭いので、危険度は低くなります。


もう少し書くと。

今、省エネ効果のある寿命の長いLED電球が信号機にも導入されています。
しかし、これは雪国だとデメリットがあるんです。
従来の信号の電球は、熱を発するので表面についた雪をその熱で溶かすことができました。
しかしLEDは熱を発しません。
そのため電球についた雪が解けなくて見えにくいのです。
ただ現在はそのための対策も、なされるようになりつつあります。

もう一つ、ついでに。

北海道では青色から赤色に変わる時、黄色信号の点灯時間が長く設定されているのを知っていますか?
これは冬場、積雪や凍結により道路状況が悪くなるため、ドライバーが慌てず減速できるように設定されているそうです。

まだまだ北海道で気になったことはありますが、『移動して書くことが少ないブログの日』に少しづつ書いていこうと思っています。


さて、明日はどこに行こうかな?
夫婦旅はまだまだ続きます。











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2019-9-21 大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅(大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ)・・・24日目

2019-09-22 06:59:52 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅(大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ)・・・24日目です。

2019-9-21(土)

北海道上川郡当麻町にある
『道の駅 とうま 』で24日目の朝を迎えました。
天気は晴れ 気温6℃
ここは北海道の真ん中にある道の駅と言われています。


いつものように朝4時に目が覚めたものの寒いので車の中の寝袋でまったりしていた私。
そろそろ夜が明けたかな、と思った時間、突然室内に響く嫁の声。
『ちょっと月が凄いことになってるよ。
見て見て!
オレンジ色に輝いているよ。
カメラ、カメラ。
急がんと消えてしまうよ』
慌てて布団袋から飛び出し、カメラを持って外に出たものの月の姿は無し?

『え? 月は? オレンジ色の月は?』
『そこにあるじゃん、そこよ、そこ!』
『だって・・あれは』

そう!
察しのいい皆さんはもう気づいていると思います。
私の撮った写真がこれです。



オレンジ色の光を放つ街灯。
寝ぼけ眼で見ると月に見えないことは・・うーん厳しいかぁ(笑)


歯を磨いてくると言って車から出て数分。
嫁が慌てて帰ってきました。
『ちょっと向こうの山に朝霧が立ち込めてるよ。カメラ、カメラ。急がんと消えてしまうよ。今度は本当だから』

『今度は、本当だから』・・この言葉が面白くて笑ってしまいました。

分かってるって。
面白い景色や不思議な景色をカメラに収めさせようと教えてくれてる優しさは充分に感じているけど。
どこか天然なんだよね(笑)

見ると幻想的な風景。
畑の向うにある建物がまるで蜃気楼のように揺らいで見えました。
本当だった(笑)


トイレで歯を磨いていた男性に話しかけました。
『黒岳の方は行かれましたか?
もし紅葉のことについて情報を知っていたら教えていただきたいのですが』
『私もよく知らないのですが、どちらから来られたんですか?』
『大分県の臼杵です』『え!私も大分です、竹田ですよ』
こんな事があるんですね。
世間は狭いものです。
それから30分ほど話しましたがこの方は昨年はバイクで北海道を1周したので、今回は車を買って1人で1周する予定だということです。
北海道に来て1週間目。
行き先は決めていなくて気分次第と言っていました。
私と同じ匂いがしました(笑)



さぁ、出発です。
目的地は
『大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ』


しばらく車を走らせるとはるか向こうに大雪山連峰が見えてきました。


初雪の知らせがあったのが数日前。
楽しみです。



途中で見た看板。
クマの顔が可愛すぎて怖くありません。
逆に会いたくなっちゃいますね。




ロープウェイ乗り場に到着。



駐車場にはすでに車がたくさん停めていました。



ロープウェイは出たばかりです。


こんな手書きで書いてましたよ。
天気は晴れ。
温度5℃
視界は良好のようです。


チケットを買います。
大人1人ロープウェイとリフトの往復=3000円
2人で6000円 お高い!


次は9時30分に乗ります。


ロープウェイの影を見てもらえると分かるのですがかなり高いです、



ロープウェイを降りて少し歩いて次はリフトです。
安全バーのようなものはありません。
揺れると場所によっては怖いです。
ここはまだ低いので雪がまだらに見えます。




ところどころに紅葉も見えますが、目を見張るような色づきはありません。
ではこれから色づいていくのかというとそうでもなさそうです。


スタッフの方に聞くと、今年は一桁の気温が少なかったので(北海道も暖かかった)葉っぱの色が紅葉する前に雪が降ってきた。
つまり夏から冬に一気に変わったので葉っぱが色づく秋がなかった。
ということなんです。
『今が紅葉の最盛期なのではないだろうか』
と言っていました。
ロープウェイから見た真っ赤な紅葉を観に、再挑戦しようと思ったのですが・・・悩みますね。


といっても、紅葉だけが山の楽しみ方ではありません。
初冠雪の山並みが青い空と白い雲に映えます。



誰かが作った雪だるま。



ここは黒岳7合目ロッジ。
ここから先は名前を書いて頂上を目指します。


といっても私たちではありません、念のため(笑)


私たちは滅多に見ない雪で子供のように遊びます。


9月に雪に触れるなんて生まれて初めての経験です。


もしも周りに誰もいなかったら。
一人で雪合戦をする自信は間違いなくあります(笑)




さていい加減遊んでので再びリフトに乗ってロープウェイ乗り場まで帰りこれから昼食です。
その前に靴が汚れていたら洗えますよ。




私が頼んだのは『黒岳テッペンカレー』
冬季限定の看板メニューの再現です。
じゃらん、一押しの一品です。
味は?
黒岳の味でした・・そんなことは無い(笑)


名残惜しかったのですが雪のない場所まで降りてきました。
ここから4分のところに滝があるので移動します。
『銀河の滝』と『流星の滝』です。



細く繊細な白糸のように優美な姿で流れ落ちる「銀河の滝」、太い1本の滝となって力強く流れ落ちる「流星の滝」
雄滝、雌滝ともいわれています。
残念ながら流星の滝は逆光がすごくて上手く撮れませんでした。
ざんねん。




これで今日の観光は終わり。
今夜お世話になる道の駅に車を停め、明日の行き先を決める会議の開催です(笑)
なかなか決まりません。
仕方がないので明日の朝は温泉に入ってそれから決めることにしました。
天気予報は雨。
日本一周を目指して北海道を走っている自転車の彼は大変だろうなぁ。
頑張れ!










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