大分トリニータ 第42節(最終戦)11月23日 対湘南 2-3 負け

2014-11-25 17:41:19 | 大分トリニータ
長い笛が鳴った。
この瞬間プレーオフに進出する夢は断たれた。
ピッチには何人もの選手が倒れこんだ。
もう一度J1の舞台に上がるんだ。
その想いで今日を迎え、王者・湘南に対し、走りボールを奪いゴールを決め一歩もしりぞくことはなかった。
1人がボールを持てば全員が前を向いて走り出し、相手を上回るシュート数で勝利をものにしてきた湘南。
事実、4月20日第8節アウェー湘南戦では大分12本のシュートに対して23本と打たれ、4-0で完封負けをしている。
あの屈辱から7ヶ月。
若いチームの成長は早い。
今日の試合結果を見るが良い。
湘南15本のシュートに対して大分は16本と上回っているのだ。
FKも湘南14に対して大分28と数にして倍だ。
結果は負けてしまったが未来を感じさせる本当に面白い試合だった。
その選手に対して今日集まった1万2千を越すサポーターはドームを包み込む大きな温かい拍手を送った。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「20周年記念横断幕」
たくさんのサポーターが横断幕にご自分の名前を書いていた。
うちは広島にいる娘と青葉(孫)の名前を書かせていただいた。


その横断幕は昨日(11月24日)のファン感謝デーでも会場に貼ってあった。
(ファン感の様子は明日にでもアップしたいと思います)



最終戦「おばちゃん」が帰ってきたので早めに来たみんなでいつもの「勝ち点 3」


あ!!
「トリガール」  発見!!
みなさん思い思いのところに付けるんだね。
リュックにバッグに帽子なんだ。




「ニータン」
今年最後のニータンは大分合同新聞のキャラクター「ブンブン」のコスプレ。



腰にはその新聞で作った「マイバッグ」



そのバッグに毎回、お菓子を入れる仲間のOさん。
ニータンもOさんを見て嬉しそう(笑)
Oさん、ニータンとのふれあいも今日で最後になりましたね。
今、寂しくないですか?




「マイバッグ 作成」
で、「そのバッグが簡単に作れますよ」・・という甘い言葉を真に受けて挑戦してみた(笑)
まず表になる部分に高松の写真がくるようにする。




え~そんなこんなでお姉さんに手取り足取り教えてもらっていたら・・・
次々と仲間が来ては横に置いてあった私のカメラで写真をバンバン撮ってくれるもんだから、
隣のお姉さんがビックリして「あの~~忙しくて大変なんですね」って同情してくれた(笑)




何とかここまで出来た。
後は持つところを糊で仕上げるだけ。



はい、完成。
ちゃんと「高松」が表になっている。
まぁ、私ができるくらいだからだれでも簡単にできる。
ぜひ、一度作ってみてはいかがだろう?




「選手バス 出迎え」
最終日の選手出向かえにはいつもと違うものがある。




「勝って結果を出してくれ」という想いはもちろんある。
それは選手もサポーターも同じくらい強い気持ちだろう。




しかし、その反面、結果を気にして硬くなるくらいなら今年最後の試合くらい悔いのないように自由に伸び伸びとプレーをしてくれと思う気持ちもある。



バスの中の選手の顔を見た。
その直前に入ってきた湘南の選手の顔とはあきらかに真逆の緊張した顔つきだった。



「決起集会」     
そのまま「決起集会」へ。
気合の入った最終戦にふさわしい「決起集会」だった。




「選手 弾幕」
選手一人一人に自分の想いを書いていく。
全員のを紹介できないので心に残ったものや面白かった言葉を紹介しようと思う。
原文のままなので誤字脱字もそのままに。 
「林 容平」から 
 大分で家 買え~
いい不動産屋  しょうかいするよ~

 



「末吉 隼也」から
あなたのプレーに涙が出ます。
ありがとう。感謝



「ダニエル」
お前がいないとかてねーぞ。
来年もよろしく。



「松原 健」
君のいるとこは大分




「高松 大樹」
あなたがいるからこのチームを応援しだしました。



「ニータン」
いつも元気ありがとう。
ステキなコスプレも大好き




「武田 洋平」
マイペースなプレー 大好きです。



「松本 昌也」
大分の宝
大分の星
中津の宝



「伊藤 大介」
最高のボランチ




「松本 怜」
すべての弾幕の中で「ハート」と「女性の名前」がダントツに多かったのがレイチェル(笑)



「G裏町内会 今季最後のゲーフラ」
なかでも「愛 トリニータ」」のゲーフラは関東からサポ経由で来たもの。
林容平のゴール数である「星」は前半の容平のゴールによって後半は星の数が7個になっている。



仲間のM君は「木島」推し。
そこに飛び込んで来た「木島のボール」
がっちり掴んでガッツポーズ。
やったね!!



ドームに来てくれた100人以上の湘南サポさん。
遠いところありがとうございます。
来年は戦うことはありませんが再来年、また大分銀行ドームに来てください。




「Kしゅん」   
初めてこのドームに来たのが「幼稚園の卒業記念」だった。
このビッグフラッグには当然届かなかった。
いつも抱っこしてもらって嬉しそうに手を伸ばしていた。
この子の成長記録は私のトリニータ記録でもある。


来年は中学生。
今は「別府のじぃじ」と同じ腕時計をするようにまで成長した。
いつか私も身長を追い越される日がくるだろう。
来年も元気で大分に帰ってこいよ!!
(トリニータブルーのお揃いの腕時計よく似合うよ)



試合前。
現在、大分トリニータに在籍する全ての選手のコールをした。
これが嬉しかった。



来年、この11人全員がこのビジョンに映し出されることはおそらく・・・無い。
目に焼き付けておきたい。




開始7分。
レイチェルがトラップした瞬間西が走りこみクロスを上げた。
そこに「容平」がヘディングを決めた。
このプレー一つ間違えばけがもしかねない容平の気迫あふれる気持ちのこもったゴールだった。
レイから西、そして容平のそれぞれのプレーにしびれた。
個人的に言うとこのゴールを生で見れただけでも今日ここに来た私は幸せだと思った。




最終戦なのですぐにゴールの「星」を書けるように青マジックを持ってきた。
容平、移籍後7点目のチームトップのゴール。




「ジョンヒョンのブレ球」
過去、何度も何度もジョンヒョンのFKの凄さ、その威力について書いてきた。
来年、監督の構想の中にジョンヒョンがいるのならぜひ、もっとFKやミドルを打たせてみたら面白いのではないだろうか。




「ジェット風船」
ハーフタイム。
この時点で1-1の同点。
願いは勝利。
それしかなかった。




「12、770人」
今季2番目に多い観客数だ。
サポーターの熱意と期待がわかろうというもの。     




試合が終わった。
2-3  負けた。
負けたけれど気持ちの見えた本当に良い試合だった。
PO圏内である6位の「山形」とはわずか1点差。
あの時のあの試合をああしていれば・・・。
この結果を見れば誰しも考えることだろう。
しかし「たら」「れば」は勝負の世界では通用しない。
だからこそその時のその瞬間のプレーが大事になってくる。




「容平」が「ダニエル」が「為」が走りきった。




いつも陽気で「輝希」とふざける「ダニエル」が下を向き・・・


・・・涙をぬぐった。



ハイタッチをする湘南の選手の横で顔をぬぐう「高松」




流れる悔しさや涙を止める事もせず天を見上げる「レイ」




キャプテンとしての責任を果たせなかった思いからか2度、3度と立ち止まりその場にうずくまった「高木」
無言で高木を見つめる「伊佐」



この一試合にかける想いが一番強かっただろう「為」
「J1に行けなかったので今年はゼロ」
「来年、J1に昇格して初めて100になる」



「青野 社長」
「来年は勝負の年」と言い切った。




「田坂 監督」
「来年は優勝します」と断言した。





「カン君」と「末吉」
昨日のファン感謝デーで「カン君」がこんなに弾ける性格だと初めて知った。
おとなしく恥ずかしがりの選手だとずっと思っていた。
人はみかけによらないって改めて思った。
(ファン感は明日か明後日アップする予定)


もう一人「末吉」
彼の練習姿勢を見ていたら感じるだろうが「自分に厳しい人」である。
ある練習をしている。
人数が多いので自分の番から番まで数分間待たされる。
ほとんどの選手はじっと見ているが末吉は違う。
その数分間を惜しむように自分の体をいじめる。
だからこそ90分間、走り続けることができるのだろう。
彼から「職人」という言葉を連想するのは私だけだろうか?





「キャプテン 高木」が選手からパパになった顔だ。
こういう姿についホロっとしてしまうのは私が年をとった証拠なんだろう(笑)



「トッキー」
良いパパぶりが板についている。



家の中でも息子のわんぱくに手を焼いている様子がよくわかる(笑)




「ありがとう ゲーフラ」
嫁があのナビスコの決勝の時に作り「国立」に一緒に行った「戦友」だ。
毎年、選手のみなさんに感謝の気持ちを込めて最終戦に必ず揚げている。




言い方は悪いかもしれないが私達はビッグクラブでもなければ都会のチームでもない。
いわば田舎の「雑草軍団」だ。
それでもJ2の王者に対して互角もしくはそれ以上に戦うことができたのだ。
最終成績が7位というのはお金の無い貧乏クラブにあって決して悪い成績とは思えない。
「たくさんの感動を」
「たくさんの思い出を」
「たくさんの歓喜を」
「たくさんの出会いを」
今季も「ありがとうございました」



個人的にお礼を言いたい。
「ニータン」とニータンといつも共にしているお姉さん。
忙しいときでも「ブログに書きたいので説明してください」と聞くと今日のニータンのコスプレの説明をしていただいたこと感謝しています。
またニータンには「勝ち点3」のポーズをお願いしたり、その他いっぱいのお願い事、全部かなえていただいたこと感謝しています。
「本当にありがとうございました」 




「ニータンコスプレ同好会のみなさん」
もう一人いらっしゃいますが、写真を撮る機会がなかったのでもうしわけないです。
いつもニータンの素晴らしいコスプレを考えていただきまして感謝しています。
「本当にありがとうございました」 




「女性コールリーダーさん」
この人たちがいないとG裏はまわりません。
サポーターをまとめドームを一本にし、選手の気持ちを高揚させ、勝利へと導く。
90分間戦い終わった彼女達が精も根も尽き果てふらふらになっているのを何度も見ています。
頭が下がります。
「本当にありがとうございました」 





「ボランティアの方々」
100人以上いるボランティアの方々。
前から不思議だったので聞いてみた。

ボランティアには2種類あるそうだ。
一つはトリニータのことはまったく知らなくてボランティアになって興味を持った人。
もう一つは元々トリサポでトリニータが好きでボランテイァになった人。
まだ前者はわかる。
後者がわからない。
ボランティアの人って試合が一切見れないわけだ。
トリニータが好きなのに、すぐそばで試合が行われているのに見れないことになる。
だから見るためにアウェーに行くそうだ。
これって「究極のトリニータ愛」じゃないか。


ドームで私達が快適にスムーズに過ごせるのもみなさんのおかげです。
「本当にありがとうございました」 




「仲間のみんな」
みんなと過ごした時間が私の宝です。
本当にありがとう。




私達の足はゆっくりだった。
大銀ドームから去ろうしなかった。
このまま帰れば終わってしまう。
「2014年トリニータ物語」が終わってしまう。
現実の世界ではあるけれどここはある意味「異空間」なのだ。
年齢も地位も関係ない。
名前がだれなのかも、どこに住んでいるのかも関係がない。
トリニータが大好き。
そのことのみの空間なのだ。
ただ・・そんな私達の気持ちを知ってか知らずか夕陽が私達を急がせた。

       
今年ホームで出会ったたくさんのみなさん。
アウェーで出会ったたくさんのみなさん。
みなさんとの絆をこれからもずっと大切にしていきます。
本当にありがとうございました。


      
来年、大分トリニータはJ2で優勝します!!

「このままでは、終われねぇ」





























この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 湘南戦を前にスポパへ(もう... | トップ | 2014大分トリニータファン感... »
最新の画像もっと見る

大分トリニータ」カテゴリの最新記事