ねことねことねこと…

かわいい預かりっ子たち(保護猫)の紹介や、たま~に我が家の家猫たちとのニャンタスティックな日常を綴ります。

梨と猫~年をとるということ

2017年10月30日 | 我が家の猫の紹介
これ、なかなかいい写真でしょ?


この穴から狙ってみました


箱の中身は、昨日、大雨の中、90kmの道のりを運転して、
今年も津山の実家でもらってきた津山産の「新高梨」です。

お隣りさんへのおすそわけ用に、梨を選んでいると、
我が家の猫たち、一応みんな集まってきました。

でも、好みの匂いのしない梨なんて、猫たち、すぐに興味を失います

 ↑ このオトコをのぞいては!

最長老のムーさんもやって来たけど、梨よりも「はるま」をチェック!!


それにしても、このオトコ、この梨のどこをそんなに面白がっているんだか…


ひょっとして、興味があるのは、梨ではなく・・・

   この「」ですかね?

なんにせよ、「はるま」のように何にでも興味をもつというのが
       「若さの証」でしょうか。
  そして、興味や好奇心が薄れていく・・・
     それが「年をとるということ」なのかもしれません。

昨日は実家の母の、今日は義理の母の用事をいろいろ手伝いましたが、
どちらももう80歳代後半。
 年の割には元気で活動的な方だと思いますが、
いろいろな用事が一度で済まなくなった、というところにも
   「ああ、年をとったなあ。」というのを感じます。
   買い物するものをメモしたのに、そのメモを忘れたので途中で取りに帰る。
   メモに、買いたい物をメモすること自体忘れて、家に帰って気づく。
   義父の入っているグループホームに持っていく書類について、
      「○○は持って行ってますか?」と聞くと「朝、バッグに入れた。」
    と言っていたのに、ホームに着いたら「無い。違うバッグに入れたのかも…」
   ・・・・・・・などなど・・・・・

こんなことが毎回普通にあるので、
何かの用事で一緒にどこかに行く時には、
時間と気持ちにゆとりをもっていないといけません。

でも、これが年をとるということ。
   やがては、「自分の行く道」ですよね。

あれこれ考えると切ないことも多いけど、
  自分自身、できるだけ外出の機会をもって
   無理矢理にでも周りのことに関心をもっていきたいという気持ちは
  若い時よりむしろ大きくなっているような気がします。

興味・関心・感動・ときめき・・・・   

   私もだんだん年をとっていくけど、失くしたくないなあ