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冬になると毎年
周りの人が転んで骨折している。
今年も会社の子が
右手首を複雑骨折してしまった。
2年前に私の母が
滑って転んで右手首を骨折。
高齢なので骨が付いても
指が動かなくなると思い、
ギブスをしている間も
書道の練習は休ませなかった。
本人は筆も思うように握れず
イライラして
うちの子は鬼のようだとか
書友に嘆いていたけど。
相方と私が師匠の書道会へ
入会した時に
母も誘って入会し、
お稽古日違いで通っている。
しかし
書道は面白いなあと思う。
母の書は骨折以来、変わった。
ほんの少し
手首の動きが悪い分
腕全体を使い書く。
すると
遊びがある豪快な線が
生まれるみたいな気がする。
書友からも
怪我の功名だねと
言われているが
本人は思う字形ではないので
不満タラタラだ。
不満と文句ばかり言いつつも
この爆弾低気圧の中、
太空提出にお稽古に行くだろう。