
1:製作方針
今年の競作のお題は「お立ち台」。参加が第一であればまあ手軽に小型のジオラマなんぞ作っても良いのですが、やはり鉄道模型なら走行させてナンボと思ったんでクラブの規格に則ったモジュールを作ってやろうと画策。そしてモジュールを作るなら「鉄橋」を作りたいと以前より考えておりましたので、その「鉄橋」のある情景を作ることにしたのでした。
イメージは可部線の横川~三滝間に架かるあの鉄橋です。
2:基本部分の製作
クラブの直線モジュール規格に則ってボードを製作。軽量化の為にファルカタ材を使いました。
橋を架けるという事は川を流す必要がある訳で、側板にあたる部材はレール面や河川敷や川面までを考慮した形で切り出しております。
また、初の試みとして他のモジュールとの接続時を考慮して高さが調節出来る足を付けてみましたが、実際に会議机に載せて接続の際にはかなり有効でした。
主役の鉄橋はコスミックのキットを利用しました。但し、モジュール運搬を考慮して鉄橋部分は取り外し可能にする為に、レール接続を含めアレコレと少ない脳ミソを使っております。
3:情景の製作
基本的な地形は発泡スチロールを芯にしてプラスターを使い製作。河川敷の法面は津川洋行のパーツを使ってます。
そしてハイライトの川についてはKATOの「ディープウォーター」を使い表現。
色を含め自分なりに考えて表現したつもりですが、結構エエ感じに表現出来たのではないかと自己満足状態です。
堤防の道路は耐水ペーパーを使用、草木の表現はKATOやウッドランドシーニックス社の情景素材を使いました。
4:製作を終えて
ボードの製作や電気関係、地形の表現には結構苦労したように思います。
川の表現についてはえるが君に教えてもらったり、ネットで収集した情報を参考に我流で進めましたが、なんとか河口に近い澱んだ浅めの川を表現出来たように思います。