TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

うらやましい?(070)

2005-06-17 02:13:20 | tennis
 去年の10月、タイのトレーニングキャンプへ行った時に久しぶりにフィリピンのカイル.ジョシュア.ダンダンくん(16歳)に会いました。彼には3年前、フロリダのキャンプでいっしょになり、顔を憶えていたのでした。あのころはぜんぜんへたくそでしたが(失礼!)去年会った時はものすごくたくましくなっており、テニスの実力もけたちがいに上がっていました。

 彼のコーチのドミンゴさんに聞くと、ITFの試合に出始めて3年、最初は1回も勝てなかったそうです。しかし、がんばってアジアを転戦し続け、少しづつ勝てるようになってきたそうです。現在は252位。

 その時、日本とフィリピンの比較の話になりました。以下その時の模様。

ドミンゴコーチ「日本では中学の全国大会、高校の全国大会があるんですか。それはうらやましい。フィリピンなんか、そんなものは全くないので、試合といえばITF。まったくうらやましい。」

私「いやー、実はまったく逆で、日本では不思議な現象が起こっているんです。全国大会のせいで多くの選手たちが世界を目指さない…。」

ドミンゴコーチ「…?」


今月末、涼し目のロンドンへ行く一行とは全く逆、猛暑(たぶん)のフィリピンへ男子4人を連れて遠征です。ドミンゴコーチに再会できるでしょうか?


写真は山梨INOテニスクラブのジュニアたち。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする