TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

ランキングについて思う2(078)

2005-06-23 01:34:09 | tennis
 うーん、失敗しました。中村vsミスキナは結果を知らない状態で観るべきでした。1セット目、ミスキナのセットポイントを5回も逃れて1-5から4-5です。オーストラリアンオープンの時のモリック戦もそうでしたが、またまた手ごたえ十分だったでしょう!!

 ランキングについて。

 関東ランキングの改良案はとてもすばらしいとして…。本当に不思議なのは、日本という国が国のランキングを持たないということです。どこの国へ行ったって、ありますよ、ナショナルランキング。日本は…夏休みが終わると、申し訳程度に全国小学生ランキング、全国中学生ランキング、全国高校生ランキングをそれぞれ、全国小学生大会、全国中学生大会、インターハイの結果をもとに10位くらいまで?出すというだけ。

 何年か前(3年前かな)に大阪市長杯を観にいったら、クズネツォバのコーチのスペインのヒメネスさんのレッスンが観られるということで、全く知らなかったのでラッキーと思い、観ました。次の年は、ニックボロティエリでした、やはりホテルでのお話を聞きにいきました。しかし、関東の人は私以外1人もいません。関東に情報を流さず勉強会を開き、「これで関東に差をつけたぞ」という感じを強く受けました。実際はそうではないのかもしれませんが、少し閉鎖性があるな、と、思いました。

 そして、これじゃいかんなー、と思いました。

 だれか日本全国の統一しません?関東、関西それぞれの意地だとか、そんなのは捨てて。日本のジュニアの将来のためです。全国選抜ジュニアの時、集まっていた日本全国の協会のブレインたちの会議で、こんなことが話合われていることを願います。


そうそう、フィリピン遠征の皆さん、海ぱん、一応持って来てください。

 それから、もう一つ。皆さん、今日のキッズテニス講座に興味深いお話が。一部の親のみなさんはこれを見て「ぎょえーー!」と思うでしょうし、ある親のみなさんは、「そうなのよね」と思うでしょう。そして、このお金がないとどうしようもないという現実と戦っているのが福岡のMコーチであり、名古屋のOコーチなのです。私もがんばらなくては!!


 写真はまたまたロンドンのバラです。
コメント (4)
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ランキングについて思う1(077)

2005-06-23 01:06:12 | tennis
 ウインブルドンは2回戦に突入です。日本人は藤原さんも1回戦で負けてしまいました、中村さんとミスキナの試合を今、放送中です。結果を知っていて、観ているのですが、なかなかいい表情で戦っています。エナンアルデンヌが1回戦負けをするという波瀾がおきました。そしてカルロビッチも1回戦で負けてしまいました。彼がロディックを破り、破竹の快進撃をする木全予想はみごとはずれ。

 1回戦のDaniele Braccialiとの試合は壮絶だったようです。スコアは
Bracciali6-7(4-7),7-6(10-8),3-6,7-6(7-5),12-10 Karlovicとなっていました。ひょっとして、カルロビッチのサービスダウン1回だけ??

 今日はランキングについて。関東ジュニアランキングに動きがありそうです。

 全国選抜の時、いつも仲良くさせていただいている東京のKコーチから、お話を聞きました。今関東ジュニアランキングについて見直し策を練っているということ。

 以前の改正(いつの事でしたか?たしか今高3の連中が12歳に上がる年でしたから、7年前くらい?かな)で、ランキングがかなりおかしな事になっておりました。そして変動ランキング(←出てみないと、何ポイントとれるのかわからない、びっくり箱状態)というもののせいで、とてもわかりにくい。さらに、ランキング上位の選手は試合で優勝してもランキングが落ちるという理由で、試合に出なくなりました。

 こんなことを踏まえて、いろいろ改良案を練っているそうです。

 その中で面白そうなのは、

(1)ITFのポイントを反映させるという点。
(2)関東ジュニアの64ドローの内、各県配分を1つ減らし、各種目8本枠の予選を直前に実施する。これには各都県大会で負けて、出場できなかったランキング上位32名で争う。
(3)全ての登録選手は18歳以下のランキングを持つ。その中で年齢抽出方式で該当年齢のランキングを得る。
これらのアイデアです。あくまでも、まだ案ですので、お間違えのないように!!

 オーストラリアでは12歳の大会でけっこう強い子の親に子供のランキングを尋ねると、「500位くらい」とか「オーストラリアは18歳のナショナルランキングしかないんだよ」とか言われました。ヒンギスは12歳の時にウインブルドンジュニア(もちろんITFのグレードAで18歳より下、何歳でもいっしょくたですよ)で優勝したと聞きます。これを考えると、いいかも!と思えます。

つづく。

写真はロンドンの水鳥。ハンプトンコートでは、すべってころんで糞だらけにならないよう、みなさん注意しましょう!
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