TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

キッズテニス講座(072)

2005-06-18 23:29:13 | tennis
ゆうべ、ものすごいブログを発見してしまいました。そして感動してしまいました。

キッズさんがつくるブログで、「キッズテニス講座」というタイトルです。

この方、5歳になるお子さんの親で、自分で子供にテニスを教えてらっしゃいます、試行錯誤しながら。そんな苦労話と外国の書物の翻訳(子供にテニスを教えることに関する本で、親とコーチが対象、こんなすごい本には久しぶりに出会いました、それもキッズさんのおかげで)をうまくミックスしながら毎日の話が紡がれていきます。とてもすばらしい出来です。(←なんかちょっとえらそうですね、すみません)

 そして、多くの親、コーチ達に読んでほしいと思いました。

 ブックマークに入れましたので、みなさんチェックに行ってみてくださいー!!びっくりしてもらえること請け合いです!

 写真は、私の土曜のクラス、「サングラスをしてまぶしくないよー」が現在のこのクラスのはやり?!のようです。
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難しい話(071)

2005-06-18 01:58:11 | tennis
 インターハイや全中はやらないほうがいい、とかそんな事をいいたいんじゃないんです。とっても難しい話なんですが…。

 いい所もたくさんあります。団体戦だって、皆で一丸となってそれはもう熱く熱く闘う姿、観ていて感動します。

 1999年の山形で行われた全中の男子団体決勝、2ー2で迎えたナンバー3シングルスはあまり上級者とはいえない同士の闘いとなりました。(ひどい言い方ですみません、本人の方、読んでたらごめんなさい)しかし、悪いいい方をしたらへた同士(重ね重ねすみません)の試合でこんなに感動した事は今までなかった、と思う試合で、観ていて涙がでてきたのを憶えています。応援も両校全員、声をからしていました。

 個人戦もそうです。特にインターハイシングルスの初日、地獄の8ゲーム4試合は、それはもう熱い戦いです。茨木インターハイで観た、足がつって全く動けなくなっているのに、最後まであきらめない選手の試合は、今もまぶたに焼き付いています。

 でも、力を入れて言いたいのは、指導者や大人が、そして選手自身、学校監督が「インターハイがテニスの最終的な目的ではない」という事を理解しつつ、それを受け入れていく…ことが大切だと思うのです。

 千葉のジュニア委員会の普及指導部会の活動で「おやおや親子のテニス新聞」というのを作っています。毎回、私がお絵かき係の手作り新聞です。(興味のある方みてね…http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~cta-jc/oyaoya.htm)年3~4回発行で今回30号(クイズ…さて何年続いているでしょう?)、今回は千葉インターハイ特集でした。県内の選手でインターハイ出場を果した子たちの作文を集め掲載しました。しかし、作りながらすこし複雑な気持ちに…。

 子供たちには(1)抱負、(2)小学生たちへのメッセージ、という感じで文章を書いてもらいました。とてもすばらしい文章を書いてくれた選手がたくさんいました。(特に元私の教え子TAの文章にはうならされました←少し自慢!)しかし少しひっかかったのは「みんなも努力してインターハイに出場できる選手になってください」というニュアンスの文。当然みんな地元開催のインターハイに出場できて、ものすごいうれしいのはわかります。それに、もし私が同じ年で、同じ境遇だったら、舞い上がって同じことを書くと思います。ですから彼等に罪はないし悪気もない、よかれと思って書いているんですから。
 
 しかし、これを読んだ小学生たちが、「よし僕もインターハイに出られる選手に最終的にはなってやる」と、思ったりしたら…と思うのです。この点、指導者やコーチがしっかりしなくてはいけないなーと強く思うわけです。

 この事を私の生徒の中学生に話してみました。そしたら答えは「わかってますよーコーチ。」
いつもそんな話をしているせいか、全く問題なしでした。しかし、まだ小学生たちには話してません、とてもデリケートなお話になるでしょうから、どう話そうかずっと考えてます。

 ちょっと、今日は難しい話でした。

写真は去年の山梨合宿よりギャングの親分達。
コメント (4)
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