日経平均株価が史上最高値を更新し続けてとうとう4万円を超えました。
これから、どこまで上昇するのか、はたまた今はバブル相場でここが天井で、これから反転して下がっていくのかと、色んな人が色々と発信しています。そしてそんな話を聞いて右往左往するのが個人投資家です。日本の個人投資家でも既に数億円から数十億円を株式で稼いでいる人達は大勢いて、そんな人達の相場観等を聴いていると、やはりそれぞれの人が、それぞれのやり方で勝負をして勝ち残っている様です。羨ましい限りです。
新NISAについてですが、YouTubeで個人投資家はこれを使わない手はないと言い、TVワイドショー等では専門家と名乗る人が国が勧めるものだから危険だと反対といってみたり。
日本のNISAがモデルとしたイギリスのISA(アイサ)について調べてみると、1999年に導入された時、10年の期限付きで開始したものの、その人気から2008年に恒久化が決定。その内容は日本の年間投資額360万円に対して2万ポンド(約362万円)、非課税保有期間は両国とも無期限、非課税保有限度額は日本の1800万円に対してイギリスは無制限となっています。
イギリスでの利用者は18歳以上のイギリス国民の42%で、2022年4月時点の残高は4564億ポンド(約82兆6000億円)で、恒久化が決定した2008年と比べると残高は、なんと5.8倍になっているそうです。また、ISA開始直後から参加した高齢者の中には資産が100万ポンド(約1億8100万円)のISAミリオネアが相次いで誕生と話題にもなり、国民も自分が裕福になる事で政府への支持率も上がっているようです。
多分、日本政府も政府が、年金のみで国民の老後生活をすべてカバー出来ないのは分かっているものの、その事を国民へはそのまま言えないので、先にISAで成功しているイギリス制度を真似、日本国民もNISAを活用して「自分の老後の生活は自分で稼いでくれ、その代わり税金は取らないから」という事だと思います。
さて私の妄想です。これから数年のながれですが、日本では新NISAで株式相場に参加者が増えて市場には数十兆円の新たな資金が流れ込み、同時期に中国市場は不動産バブルが弾けて既に一斉に外国資本が引き上げていますが、その資金はアメリカと東京に入ってきます。アメリカは好景気に沸いており、今後もうまく経済運営して株式相場も基本的に成長出来そうです。欧州はロシアのウクライナ戦争で、しばらくは経済が成長する事はなさそうなのでアラブの豊富な資金も欧州でも中国でもなくアメリカと東京に流れてくるでしょう。
実経済では、中国と西側のデカップリングで日本には世界のIT関連企業が更に進出してきます。また、現在円安の影響で海外からの旅行者もコロナ前に戻りつつありますが、旅行者の割合が以前の中国人一辺倒から、世界中のあらゆる国からに変化した事で、安定した観光客数が見込め国内産業も好景気が続くでしょう。それらの状況から、日本では働き手が不足してくるので、給料も時給も上昇してくるでしょう。働き手不足問題もロボットやAIを駆使し効率を上げ対応出来、政治もやみくもに外国人労働者の入国枠を広げない形になります。勿論、様々な商品やサービスも値上がりが進むでしょう。経済の好循環で企業業績もあがり、給与も上がる事から世界から優秀な人材も集まりだし新発見や新発明も生まれ、世界の憧れの国になるでしょう。大手企業を中心に国内中小企業も大いに発展して株価も今の5倍から10倍になっているでしょう!
唯一心配なのは、近隣国の暴走と国内の無能な政治家の下手な法律や経済運営ですね。素晴らしい未来が訪れますようにと言う、私の未来予告でした!