春の山では案外とおかずが盛りだくさんです。
山に着いた時には、まだ山桜も咲いていませんでしたがあっという間に満開になり、数日で桜吹雪を見せてくれて、直ぐに葉桜になってしまいました。

土筆に蕗のとう

数日経つとまた出てきます。

コゴミが沢山出てきました

ココにもコゴミ

行者ニンニクは畑に植えてます!

ウルイも出てきました。

コシアブラも。

野生の山椒ですが実が成りません。

最初のわらびも発見です。
山小屋のある敷地内でも、最初は蕗のとうの天麩羅に始まり、直ぐに土筆が大量に出てきます、ほぼ同時にコゴミも出てきます。次に行者ニンニクで醤油漬け、うるい、シャクに山ぶどうの芽、山椒、シャク、三つ葉、萱草等を天麩羅にして独特の味覚で春を楽しめます。
そして、直ぐに山ウド、タラの芽、コシアブラにワラビに蕗にミズと7月まで続きます。山菜では無いですが原木シイタケも出てきています。春のキノコも山には出ていますが私には食用と毒キノコの判断が付かないので食べられません。大量に採れるものは保存方法も試してみています。去年沢山とって塩漬け保存しているワラビも今も塩抜きすると美味しく食べられるので、今年はワラビに加えて、蕗も塩漬け保存に挑戦してみるつもりです。
街に生活していると、これらの春の山菜の天麩羅は贅沢この上ないですが、山に生活すると家の周辺には山菜の宝庫で日常のおかずになってしまいます。
多分街中でも、公園や空き地、河原や道路わき等を目を凝らせば美味しくいただける食材は有るんでしょうが、都会になればなるほど採取しようとしても、他人の目が気になり出来ない雰囲気だと思います。因みに私が以前案外と人気が高い蕎麦店で食べた山菜天麩羅蕎麦では俗にいう「ぺんぺん草」も天麩羅にして出ましたが、とっても美味しく頂けました。季節を感じられるこんな美味しい食材を食べない手はないと思いますが、やはり街では何か薬剤でもかかっている可能性もあり難しいかもしれませんね。