今日から本格的に盆休みやね~俺はバリバリ仕事しているけど。
あっちゃこっちゃの海に波乗り行っている友人たちから、いろんな報告が入ってくるよ~俺はバリバリ仕事しているけど。
日本海も太平洋も内海も、どこも波乗り出来る波があるようだ~俺はバリバリ仕事しているけど。
羨ましくなんかないよ~≧(´▽`)≦アハハハハ...(・_・、)
昔のアルバムを見ていて、なんとなく今まで乗ってきたサーフボードを思い出してみたくなった。
一番最初に購入したサーフボードは、上の写真の左のん。
バイクで事故して打ちひしがれていた俺に、友人K太がなぜか花屋さんで見つけてきてくれたサーフボード、1万円だった。
ハワイのIslandというとこの、たぶんビッグウェーブ用ガンで、210㎝もあり、しかも重たくて重たくて。
そもそも波乗りなんかする気はなく、部屋のインテリアとして購入したのに、17歳になる直前、4月になって無理矢理海(磯ノ浦)に連れて行かれ、うっかりその日のうちに乗れてしまったもんやから、どっぷりと波乗りの魅力にはまってしまったのだ。
しかしこの板は、どういうわけかパーリングばっかする板で、おそらく小さい波では長さとロッカーが合っていなかったのだろう、刺さる刺さる。
そして当時は電車サーファーだったのでボードケースが必須だったのに、街のサーフショップではこの板が治まるボードケースが売っておらず、サーフボードを作ってくれる彼女もおらず(当時は彼女お手製のキルティングのボードケースが大流行り、椰子の木とか昔のステップワゴンとか丸文字の名前とかフエルトのアップリケで付けてもらうのだ(*/∇\*)キャ)、今で言うニットケースを無理矢理被していたが、肩ひもが付いていないので重たすぎていつも泣きながら運んでいた。
でも初めてテイクオフさせてくれて、そして初めて横に走らせてくれたのはこの板だから、愛着があってその後もかなり長い間部屋のインテリアとして保管していたな~。
2枚目のサーフボードは、夏休みになってリペアのバイトをさせて貰ったサーフショップで、オーナー(兼シェーパー)のみっちゃんから買った中古のExpressサーフボード。
178㎝くらいで、写真のようになぜかデッキ側にチャンネルが付いていた(グリップがよくなるらしい、今思えば笑)。
最初の板と比較したら、もう当時最新の板だし、当時最先端のトライフィンだし、回転性がよくパーリングもしないので、ぐんぐん波乗りが上達した頃、面白くて面白くて仕方なかった頃。
この写真は当時の自分の部屋、ひどい部屋やね~、下の娘の部屋ががらくただらけで散らかっていて、いつも「片付けろ~!」って怒りまくっているけど、これじゃあ人のことはいえないや~ΣΣ┏(_□_:)┓iii
ちなみに一番上の写真の真ん中は16歳の俺、いそこで初サーフィンをした次の日にあまりの波乗りのおもしろさに思わず高知へさっそく初トリップに行ってしまった帰りに撮影した。
当時は聖子ちゃんカットをしていたけど、海から上がってセットが出来ず爆発頭にいつもなるので、このしばらく後に、今とほとんど変わらない、海から上がってもほったらかしに出来るおかっぱ頭になったのだ。(2枚目の写真の頭、今と同じでしょ)
2枚目の板は、18歳になる直前の生見で折ってしまって、次に購入したのは、3枚目にして初めてのオーダーメイド、17歳の夏休みにお世話になった高知の吉田さん(吉田武プロのお父さん)に削って頂いたタイフォニックセンター(一番上の写真右)。
自分に合わせて作って頂いた板はほんとうに調子よく、車の免許も取ったこともあり、この頃から大会に出ることにはまっていった。
お金もなかったしタイフォニック・センターはほんとうに調子がよかったし、でかなり長い間(1年半くらい)使っていたけど、もうクラッシュだらけで重たくなっていき、さすがに寿命が来た。
4枚目の板は、当時、お世話になっていたLOOPサーフショップ(現在のDIZZY)でオーダーしたサンセット・インターナショナル(藤原氏シェイプ)。
この頃はショップのメンバーのみんなといつも一緒に海に行っていて、オーナー始めでかい波が好きな人が多く、今までの人生のなかで最もでかい波ばっかり(時には泣きながら)やっていた頃だ。(胸~肩は波じゃないなんて勢いだった)
ちょうどこの板を作った頃に知り合ったのが今の妻(今の妻以外に妻はいないが)、しばらくして長女を授かったので、勢いで結婚しちゃって、しばらく貧乏生活が続いたため、この板はかなり長い間使っていた(といっても金もなく車もなく子どもも小さかったためあんまり海には行けなかった)。
今の会社に転職して、生活もボチボチ安定してきて、二人目の子どもも海に連れて行っても大丈夫になってきたので、今とあまり変わらないペースで海にも行けるようになってきた。
で、ようやく5枚目を久しぶりにオーダー、フーテンさんシェイプのマジックアイランド(写真の順番が間違っている、右から2番目の板)、ものすごく早い板で、しかもレイル・トゥ・レイルがスムーズすぎて、今までの人生のなかで一番太っていたあの頃、乗りこなせなくてかなり手こずったし、いつまで経ってもあまりにも自分に合わず、かなり短命だったなあ。(この板に貼ってあるデッキパッチはかなり初期の頃のアストロデッキ)
そういえば「子どもの成長を記録するためのビデオカメラが家にはないのに、なぜ同じ値段くらいのサーフボードを買うのだ!」と家族からは怒られた。
次の6枚目は目先を変えたくて勤務先の近所にあるヒルハウスにてオーダーした、ドミンゴ(飯尾さんシェイプ)。
テイクオフを楽にするためにファット気味に作ってもらって、でも回転性はしっかり押さえて貰ったので、もの凄く調子がよく(前の板が自分に合っていなかったこともあり)大お気に入りになった。
そのうえフィットネスクラブに通ったりして、身体も絞り、フィジカルも復活したし、年齢的にも元気な頃(25歳くらい)やから、19歳の頃の波乗りを取り戻せたこともあって、鬼のように海に行っていた。
大阪からの通いなのに月の3分の1は海にいた(半分は家族と、半分はバイク屋の友人たちと共に)し、初めて海外サーフトリップ(スリランカ)に行ったのもこの板でだ。
そういえばスリランカへはこのドミンゴとマジックアイランドを持って行ったのだけど、マジックアイランドは地元の子どもにプレゼントして帰ってきたわ、いま思い出した(笑)
ドミンゴ、不満がなったのでしばらく使っていたけど、やはり寿命が来た。
折ってしまった・・・リペアしてみたけど重たくなってしまって、かなり性能を落とした。
泣く泣く7枚目となる新しい板をオーダー、またDIZZYに戻って(ごめんなさい)、阿部さんシェイプのドロップ・アウト、この板、初めておろしたのがバリのチャングーの頭半、なんかいいねえ~♪
この頃は和歌山のリーフに行くことが多かったので、そして「年2回は海外行くぞ!」と気合いが入っていたことから、この板は、回転性を少し抑えて貰って頭~頭半くらいのリーフの波を中心に使うイメージで作ってもらったので、小波では使いもんにならなかったけど、少しサイズアップしたら調子よかったなあ。
長くなったので、このへんで前編は終わり~後編に続く・・・(ちなみに我が家には未だにビデオカメラは存在したことがありません)