【🎦17 2024/6/16鑑賞】 恋人と別れたジェイミー(マーガレット・クアリー)と、その友人で自分の殻を破れずにいるマリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン)は、鬱屈した毎日から抜け出そうと車の配送をしながらフロリダ州タラハシーへ向かうことにする。手配した車に乗り込んだ二人だったが、トランクに謎のケースを見つけたことで、それを狙うギャングに追われる。ジェイミーの元恋人の警察官スーキー(ビーニー・フェルドスタイン)や上院議員チャネル(マット・デイモン)らを巻き込み、事態は予想外の方向へ進む。
イーサン・コーエンが監督、脚本、製作を務めたロードムービー、鬱屈した日々から抜け出そうとアメリカ縦断ドライブをする二人の女性が思わぬトラブルに巻き込まれるという映画。
英題は「DRIVE-AWAY DOLLS」でそのままながら、これがラストでは変化するので。
コーエン作品おなじみのクセ者役者のズレた悪党コンビっぷりとか、かなりツボやし、どうでもいいとこでトンでも役者が出演しているから侮れない。
軽くて、痛快で、カラフルで、くだらないネタに満ちた快作ながら、細部のリアリティへの配慮があってこそ、しっかりと軸のあるコメディとして成立するという好見本な作品だ。
「自分はいったいぜんたい何を見させられているんだ?」と思ったら負け❕
しかし、なんで設定が1999年なんやろ?
別に現在でも描くことが出来る設定やと思うのだが…。
強いて言えば、もしかしたらリンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)に意味があるのか❗❓
「まぢか!」ってくらい、かなりキツい下ネタも、そう思うこっちが恥ずかしくなるほどのあっけらんさもすごい。
85分、この尺の短さも、この作品の快適を際立たせている。
マーガレット・クアリー、ジェラルディン・ヴィスワナサンも適役ながら、ビーニー・フェルドスタインが秀逸すぎてやばいっ❗💦
マーガレット・クアリー演じるジェイミーが、とにかくずっとノーブラってのも、なにか意味があるのか?
イーサン・コーエン監督作品は、細部にわたって絶対に意味があるから、「❔」だらけになってしまって、ほんま気が散るねん😓
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