Asakusa Framework Advent Calendar 2015およびG*(Gradle)Advent Calendar 2015の11日目です。
Asakusa FrameworkにはEclipse上で開発する為のEclipseプラグイン『Shafu』というものがあります。
これを使うとほとんどの操作(Asakusaアプリケーション用新規プロジェクトの作成からコンパイルまで)をEclipse上で出来るので、とても便利です。
Shafuでのコンパイル関連機能は、内部でGradleタスクを実行することで実現されています。
(ちなみに、Shafuを入れると任意のGradleタスクをEclipse上から実行できるので、AsakusaFWと無関係に使っている人もいるとかいないとか?)
ただ、それに関してよくハマることがありますorz
Shafuの実行に使われるGradleのバージョンはbuild.gradleに書かれているものではなく、(Shafu用の)Eclipseの設定で指定されたGradleバージョンが使われる、ということです。
ShafuのGradleバージョンは、デフォルトでは1.12であり、かなり古いです。たぶんShafuがリリースされた当時のバージョンがこれだったのでしょう。
今は、AsakusaFWの新規プロジェクトを作ると、2.8です。
まぁ、自分が使っているbuild.gradleのGradleラッパーのバージョンと合わせておけばいいでしょう。
少なくとも2系にしておかないと、コンパイルしたとき等に不可解な例外(何かのクラスが無いとか)が発生することが多いように思います。(こないだもShortTypeHandlingというクラスがエラーになって、なんだそりゃ?って感じでした)
サンプル通りにbuild.gradleを記述しているのに実行するとエラーが出る、という場合は、まずはGradleのバージョンを疑ってみるのが良さそうです。
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