現代忍術バトルRPG『シノビガミ』
ルールブックも兼ねているので、タイトルには「リプレイ」ってついてないなぁ。
(ページ数は2:1でリプレイの方が多い。Role&Roll Booksなので、本のサイズはピーカーブーとかガンドッグとかのリプレイと同じ(つまりちょっと縦長))
そういう訳で、表紙のイラストも、リプレイのPCではなく、シノビガミのイメージキャラのようだ。
タイトル通り忍者もので、奥義とか“秘密”のルールが上手く出来てて燃える(笑)
リプレイ部の冒頭でもキャラクター作成の為に説明が為されているが、特徴が分かるのがいい。リプレイ形式の利点ですねぇ。(生命力がどうなっているのかはリプレイを見てもルールを見ても分かりづらかったが^^;)
戦闘のイニシアティブの決め方や間合いのアイデアも感心した。現代物で忍者なので、個々のPCが(普通のRPGと違って)必ずしも同じパーティーとは限らず、相互に戦闘できるというのも面白い。
(そして河嶋さんの特徴、欄外のツッコミとボケも面白いw)
ハンドアウトで指定する“秘密”がシナリオの肝になるんだろうけど、影斗や幻蔵の秘密みたいなのをだいたい想像するので、祭莉の秘密(NPCにもハンドアウトがある!)とか、あばんの秘密が意表を突いていて良かった(笑)
(どのリプレイでも変なキャラってのはいるけど、「あばん」てすごい名前だな(ドラクエじゃあるまいしw)。イラストで口の横にしわがあるように見えたから、「おばん」かと思ったぞ(爆))