Asakusa Framework Advent Calendar 2016の24日目です。
Asakusa on M3BPでは、バッチ(YAESS)実行時のオプションを環境変数で指定することが出来ます。
まずASAKUSA_M3BP_OPTS。これはjavaコマンドに渡すオプションを指定します。
$ export ASAKUSA_M3BP_OPTS='-Xmx64g'
M3BP本体はC++なのでOSネイティブのバイナリーで実行されますが、Asakusa on M3BPはJava部分もあるので、javaのヒープ容量もそれなりに必要です。
(かといって64GBは多すぎですが^^; メモリーが512GBもあると、JavaVMのヒープも「てきとーに64GBにしとけばいっかー」みたいな感じになります(爆))
それからASAKUSA_M3BP_ARGS。これはM3BPのパラメーターを指定します。
特にm3bp.propertiesで記述するような内容は、--engine-confオプションを(複数)使って指定します。
$ export ASAKUSA_M3BP_ARGS="--engine-conf com.asakusafw.m3bp.output.buffer.size=4194304 --engine-conf com.asakusafw.m3bp.output.buffer.flush=0.8"
あとASAKUSA_M3BP_LAUNCHER。
これについてはアドベントカレンダー2日目(バッチのメモリー使用量の確認方法)を参照して下さい。