デモンパラサイトリプレイ『異形たちの街角』
源平もドラゴンブックでなくRole&Roll Booksだったが、これも。最近はそっちに移ったんだろうか。
著者はエムブリオマシンで名前を見かけた片山さん。なんとなくおとなしい感じがするのは、まだ借りてきた猫の皮をかぶっているのだろうかｗ
PCには今までの悪魔憑きだけでなく、警察の強化スーツ？であるAAS、ミュータント、サイボーグが登場。
どこぞではやたら弱い印象を植え付けてしまったAASだがｗ、こちらではゾンビのような回復力を見せつけている(笑)
つーかセラフィムが主だとほとんど脇役のような警察が、縦横無尽に大活躍ｗ
今月末発売（中旬発売予定だった）のL&R vol.6にもこのPC達のリプレイが出ているようだ。珍しいタイミングの発売の仕方だな(笑)
ダブルクロス・リプレイ・ジパング2『日ノ本ビッグバン』
前巻の発売が昨年末だったので、けっこう時間が空いた感があるが。
しかも2冊目にして完結！？（最近はだいたい1シリーズ3冊は出てたから…）
とは言ってももうすぐDXも3rd editionが出るので、すべてのDX2のリプレイの完結編。（でも戦国がラストだなんて…簡潔に言って変ｗ）
前半は前巻と同じノリで無茶の総決算(爆)
敵の名前も設定も倒し方もGMのダイス目すらも馬鹿らしい(笑)
後半は“（ジパングシリーズとは）信じられない”ような展開に…こういう面影の君のような話に弱いんだよねぇ(ホロリ)
そして最後の敵は当然信長だが…戦闘配置図に並べられた名前を見るとなんだか妙に笑えた。すごいスケールなんだかやっぱジパングシリーズなんだか(爆)
まぁDX2も派手に上手くしめくくられましたね。
六門セカンドリプレイ『追え！悪魔天使の野望』
おや、六門世界のリプレイが出てる…またスカーレットシリーズかー
と思ったら、違った。リード&リードで連載されていたやつだった。
リード&リードの中で完結してしまったので、よくある“続編の書き下ろし”というものも無くて、単行本化されただけ、という感じ＾＾；
（あぁ、おまけイラストは増えてるみたいだが(爆)）
GMの思惑というものが（たぶんGMをやる人向けの参考として）いちいち書かれているのが安田さんぽい(笑)
リード&リードで見たときにも思ったが、六門世界の小説のキャラのその後が出てきている模様なので、そちらを知っていると楽しいんだろうな～。
マンガ『ソード・ワールド2.0 リトル・ソーサラー ミュクス1』ねこ村モトキ
ソードワールド2.0のコミック。
非常に正直にぶっちゃけると、ドラゴンエイジで連載されている作品の中で（贔屓目に見ても）下から3～4番目なので心配していたのだけれど…単行本になってみるとそれほどでもないなー。
ラクシア世界の中のひとつだからどんなパーティー・ストーリーがあってもいいんだけど、マンガ単体として稚拙なんだよね(嘆)
普通のマンガだったら、そこがどういう世界なのか読者に分かり易く伝えるためにかなり労力を割いていると思うが、SW2.0を全く知らずに初めてこのマンガを見た人がラクシア（の魔法とか神とか）について分かるか（誤解しないか）といったら無理でしょう。
リープ・スラッシュがどんな魔法なのか、あの絵では分かりません…。せっかくマンガという絵を伴った技法なんだから、そういうところはしっかりして欲しかったなぁ。（車田正美じゃないんだからさぁｗ）
例えばSW2.0を知らない人に教えるために見せようと思ったら、マンガというのはとっつきやすいと思うんだけど、これじゃちょっとなぁ。
まぁマンガのタイトルも「ソード・ワールド2.0」の方が「リトル・ソーサラー ミュクス」より大きいので、SW2.0を知らない人はターゲットにしてない気もする(苦笑)
巻末にキャラデータと地図がついているのはさすがSW2.0。特に地図については「ルーフェリアってここだったんだ！」みたいな(爆)
（戦闘に参加しないという理由でデータ非公開なのはおかしいだろｗ…戦場には居るんだし。つーか戦闘に参加しろよ！(笑)）
ミュクスの夢とかサリサの夢（はどうでもいいかｗ）とか壮大そうな伏線も張られているが、ちゃんと回収されることを祈る＾＾；
（どうでもいいが、ミュクスってミンクスと似てるな…名前だけ(笑)）
