Asakusa Framework Advent Calendar 2018の5日目、AsakusaFW 0.10.2の機能の紹介です。
FlowPartやJobFlowのテストクラスでテストデータを指定する際にprepareやverifyメソッドを使用します。
基本的にはExcelでテストデータを書くのでそのファイル名やシート名を指定しますが、そのデータを加工する処理(transform)をverifyで指定することが出来ます。
AsakusaFW 0.10.2から、prepareでもデータを加工することが出来るようになりました。
あるデータが他のデータから作られている場合(しかしExcel上で実現するのが難しい場合(例えばハッシュ値を計算するとか)は、prepareでデータが加工できるととても便利です。
なお、この加工を記述するのはModelTransformerというクラスを使っていましたが、AsakusaFW 0.10.2から、Java8標準のConsumer(関数型インターフェース)でも記述できるようになりました。つまりラムダ式で書けるので、とても便利です(笑)
Java標準の機能に寄せて行くのは良いことだと思います。
(最初からそうしていればと言う人もいるかもしれませんが、ModelTransformerが作られたのは、たぶんJava7の頃なので^^;)
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