Tsurugi Advent Calendar 2024の2日目です。
Tsurugi本体のバージョンは、初公開されたものがTsurugi 1.0.0-BETA1で、その後BETA2, BETA3…とバージョンアップしてきました。
今年の9月にBETAが取れてTsurugi 1.0.0となり、現在のバージョンは0.1上がってTsurugi 1.1.0、次のバージョンは1.2.0になる見込みです。
一方、TsurugiにJavaでアクセスする為の通信ライブラリーであるTsubakuroのバージョンは、初公開時が1.0.1で(1.0.0はリリースミスがあったため、すぐに1.0.1が出ました^^;)、その後Tsurugi本体がバージョンアップするのに合わせて1.1.0, 1.2.0…と0.1ずつ上がってきました。
そして、Tsubakuroを使用しているJavaライブラリー(高レベルAPIであるIceaxe)やJavaアプリケーション(Tsurugi SQLコンソール(tgsql)や原価計算ベンチマーク・請求処理ベンチマーク等)のバージョンはTsubakuroのバージョンと一致しており、Tsubakuroのバージョンアップに合わせてバージョンが上がっています。
そういうわけで、Tsurugi 1.1.0に対応するJavaライブラリーやJavaアプリケーションのバージョンは1.7.0です。
バージョンの値がずれていて分かりにくいですが^^;、そもそも、Tsurugi本体のバージョンアップとクライアントライブラリーのバージョンアップは同時に行われるとは限らないものです。今後、開発が安定してくれば、Tsurugi本体のバージョンが上がってもクライアントライブラリーのバージョンは上がらないことが有り得えると思います。
ちなみに、Tsurugi公式ではなく自分が個人的に作っているTsurugiのEmbulkプラグイン(embulk-input-tsurugidb・embulk-output-tsurugidb)もTsubakuroを使っていますが、初公開が0.1.0で、その後は0.0.1ずつバージョンアップしてきました。
Tsubakuroのバージョンアップだけでなくプラグイン本体の修正でもバージョンアップしてきたので、対応するTsurugiのバージョンとは、さらに不一致でした^^;
なので、Tsurugiが1.0.0になるのに合わせてプラグインも1.0.0にしました。これなら分かりやすいと思います!
…しかしこれを書いていて思ったんですが、今後、Tsubakuroのバージョンが上がらなくなったらプラグインのバージョンも上がらなくなるので、そうしたらTsurugi本体のバージョンとは乖離してしまいますねorz