新型コロナウイルスの感染者が国内で増えている状況を、朝からずっとテレビで報道している。しかも当
初中国渡航者に限定していた症例とは違う、検査対象から外れていた国内在住者で中国渡航歴がない人に
も広まっていて、街中のインタビューでも「どう対応すれば」と困惑気味に話す人が印象的だ。注意して
いるはずの医療関係者にも症状が表れて、厚生労働省の対応が遅れている事を如術に示している。何しろ
厚労省は症状がない人の感染も「想定していなかった(朝日新聞)」としており、今更ながら検査対象を
広げる方針を決めたという。
世界はSARS、MARSの経験から早々と対策を講じてきていたが、安倍総理は中国マネーの日本経済に対
する影響や習主席の招へいを意識し完全な対応を取っていなかった。後手後手の対応で更に感染者が増加
する懸念が出てきた。勿論パニックに陥るべきではないし必要以上に恐れることも危険だが、政府対応の
遅さは検証すべきだ。
最後に早くから警鐘を鳴らしていた山野美容芸術短大客員教授の中原英臣氏(感染症学)の話を紹介した
い「政府の対策はあまりにも遅い。既に国内に感染者がいたにもかかわらず、検査対象が狭かったため、
発覚していなかっただけではないのか。もっと早い段階で医療の専門家に対策をとらせるべきでしたが、
東京五輪を控えており事を荒立てたくないから強い対策をとらなかったのでしょう。日本感染症学会は6
日に『既に国内にウイルスが入り込み散発的な流行が起きていてもおかしくない』との見解を公表してい
ます。その通りになったということ。もはや政府は頼れず、自分の身は自分で守るしかない。手洗い、う
がいのみならず、使い捨て手袋などで予防を徹底すべきです」(日刊ゲンダイ 2月14日)
初中国渡航者に限定していた症例とは違う、検査対象から外れていた国内在住者で中国渡航歴がない人に
も広まっていて、街中のインタビューでも「どう対応すれば」と困惑気味に話す人が印象的だ。注意して
いるはずの医療関係者にも症状が表れて、厚生労働省の対応が遅れている事を如術に示している。何しろ
厚労省は症状がない人の感染も「想定していなかった(朝日新聞)」としており、今更ながら検査対象を
広げる方針を決めたという。
世界はSARS、MARSの経験から早々と対策を講じてきていたが、安倍総理は中国マネーの日本経済に対
する影響や習主席の招へいを意識し完全な対応を取っていなかった。後手後手の対応で更に感染者が増加
する懸念が出てきた。勿論パニックに陥るべきではないし必要以上に恐れることも危険だが、政府対応の
遅さは検証すべきだ。
最後に早くから警鐘を鳴らしていた山野美容芸術短大客員教授の中原英臣氏(感染症学)の話を紹介した
い「政府の対策はあまりにも遅い。既に国内に感染者がいたにもかかわらず、検査対象が狭かったため、
発覚していなかっただけではないのか。もっと早い段階で医療の専門家に対策をとらせるべきでしたが、
東京五輪を控えており事を荒立てたくないから強い対策をとらなかったのでしょう。日本感染症学会は6
日に『既に国内にウイルスが入り込み散発的な流行が起きていてもおかしくない』との見解を公表してい
ます。その通りになったということ。もはや政府は頼れず、自分の身は自分で守るしかない。手洗い、う
がいのみならず、使い捨て手袋などで予防を徹底すべきです」(日刊ゲンダイ 2月14日)