よしーの世界

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バスケ日本 五輪前ラストマッチでNBA5人の強豪フランス撃破!

2021-07-18 15:34:06 | 日記
 ◇バスケットボール男子日本代表国際強化試合 日本81―75フランス(2021年7月18日 さいたま市

・サイデン化学アリーナ)


 バスケットボール日本代表(FIBAランキング42位)は五輪前最後の強化試合でフランス(同7位)と

対戦し、81―75で勝利。東京五輪本番へ弾みをつけた。


 NBA選手5人を揃える世界的強豪を相手に怯むことなくプレー。八村塁(23=ウィザーズ)は28分57

秒出場で19得点7リバウンド、渡辺雄太(26=ラプターズ)は29分44秒出場で18得点9リバウンドとNB

Aコンビが躍動した。第1Qからリードを奪う展開で、前半終了時点で16点リード。後半は追い上げられ、

第4Qで一時同点に追いつかれながら振り切った。ターンオーバーは6回で、前半に限れば一度もなし。

格上を撃破する最高の形で本番前最後の試合を締めくくった。(スポニチアネックス 7/18 日)


大興奮の試合だった!前半で16点リードも、正直出来すぎで攻守に活躍していたエドワーズのケガで離

脱もあり、嫌な予感もあったが案の定強豪フランスは後半八村塁徹底マークで仕事をさせない布陣。3

Pを次々に決めて同点になった時には正直厳しいと思った。それでも比江島の4Pプレイが流れを完全

に日本側に持ってきての勝利。今から本番が楽しみだ。
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新・日本の階級社会   橋本健二

2021-07-18 07:27:47 | 
今や日本において「格差社会」という言葉は普通に使われているが、私が生まれる少し前から「1億総

中流」と呼ばれ、1部の金持ちと中流という、それなりの生活を営んでいるという意識を持った日本人

が大多数という時代があった。中流には金持ちまではいかないけれどまあまあ余裕のある人たちとそれ

程余裕はないが貧乏ではないと感じている人たちが混在していた。本書では拡がる格差社会について最

近のデータを元に分析している。著者の独自データは項目を増やして、曖昧性を排除し現代日本の社会

性を浮き彫りにしている。


今まで取り上げられることが少なかった「アンダークラス」をキチンと定義して、私たちが気付かなか

った階級を細かく分けているので、非常に理解しやすく出来ている。衝撃的だったのは所謂「資本家階

級」と「アンダークラス」では身長、体重に明らかな違いがあり、階級が下のクラスでは病気にも陥り

やすいというデータで、何となく感じていたことが事実として目の前に突き出された感じだ。


女性の階級社会についても詳細にデータ化されているのは興味深い。女性の場合は古いデータでは男性

中心のものしかなく、さらにパートナーのクラスによって左右されやすく、既婚、未婚、親との同居、

一人暮らし等でも環境が全く異なるので困難な作業だったと思われるが、分かりやすくカテゴライズさ

れている。


本書では格差社会の不合理性を指摘し、格差を縮小するための処方箋が示されている。非常に具体性が

あるもので、政治家や政治家を目指す人はもとより、普通の人々にも読んでほしい。自分がどのクラス

辺りにいるのか想像をめぐらすのも一興だ。


新・日本の階級社会           橋本健二        講談社現代新書
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