ニューズウィーク日本版2021.8.31 SDGs特集

ニューズウィーク日本版8月31日号はスペシャルリポートでSDGs（持続可能な開発目標）を取り上げて

います。サブタイトルは「未来をつくるSDGsが日本各地で芽吹き始めた」で、日本企業の動きが本格化

し、文科省が学習指導要領で採用し、小学校で20年から、中学校では今年度からSDGsを扱う教育が実施

されている。と書かれています。



最近日本でも、世界各地でも異常気象のニュースが増えています。台風は巨大化し、長雨での河川の氾濫、

熱波による森林火災も起きています。明らかに以前とは違う気象が地球に起きていると思えます。「持続

可能な開発目標」は世界中の人々の一番の関心事になるでしょう。



2015年に国連で採択されたSDGsは30年までに達成すべき17の目標からなります。

１．　貧困をなくそう

２．　飢餓をゼロに

３．　すべての人に健康と福祉を

４．　質の高い教育をみんなに

５．　ジェンダー平等を実現しよう

６．　安全な水とトイレを世界中に

７．　エネルギーをみんなに そしてクリーンに

８．　働きがいも経済成長も

９．　産業と技術革新の基盤をつくろう

１０．人や国の不平等をなくそう

１１．住み続けられるまちづくりを

１２．作る責任 つかう責任

１３．気候変動に具体的な対策を

１４．海の豊かさを守ろう

１５．陸の豊かさも守ろう

１６．平和と公正をすべての人に

１７．パートナーシップで目標を達成しよう


リポートでは大手スーパー・イオンの取り組みや、培養肉の今、日本初の新素材「ライメックス」、徳島県

上勝町のごみゼロ宣言等々企業や町ぐるみでの活動が報告されています。SDGsは企業の果たすべき役割が

大きい。掲げられている目標は日本人に馴染み深い物が多い、日本の次の基幹産業になり得るものも沢山あ

りそう。政府自ら率先してほしいものです。