予想以上の面白さだった!何しろドキュメンタリー映画であり、題材が「政治」であるので途中間延
びがして、イマイチの感が漂うかとも思っていたが、主人公国会議員の小川淳也は生真面目、熱い、
そして誠実さが本当に伝わった。躊躇しながらも巻き込まれ附いていく妻、子供の頃に選挙の手伝い
に行く母と泣きながら離れさせれられ、小学生の時に父の大きなポスターに恥ずかしさを覚えながら
大人になり「娘です」のタスキを掛けながら応援する娘たち、クレバーな父、社交的な母にも支えら
れ、地方選挙で3世である宿敵、そして今や平井卓也デジタル改革担当大臣と接戦につぐ接戦という
戦う構図が緊迫感があり痺れた。
バックには音楽もなく、ナレーションもないので、少し聞き取りにくい会話も何とか理解しようと耳
をそばだてる自分がいた。2003年に32歳にして総務官僚を辞し香川1区から出馬するが落選、2005
年に再び立候補し、平井氏に敗れながら比例四国ブロックで当選。しかし選挙区で勝てない議員は発
言権が党内で弱いという現実に直面する。魅力的な人物ではあるが日本の政党の論理には勝てない。
映画後半で国会での質疑応答は迫力があり、ネットでも評判になった。いつも思うのだが民主党系の
議員は自分が一番優れていると思いがちだ。しかし枝野幸男代表も立憲民主党結成時からは存在感が
薄い。批判するだけでは国民の共感を得ることが難しい。小川淳也のように論理で責めることが出来
る議員を先頭に立ててほしい。今の自公政権に勝つためにはそういう手法が必要だ。
エンターテイメントとしても抜群に面白く、感情を揺さぶられる作品だ。香川弁も柔らかく、政治の
世界を垣間見ることが出来る。私たちの生活に政治は直結している、沢山の人たちに観てほしい。
びがして、イマイチの感が漂うかとも思っていたが、主人公国会議員の小川淳也は生真面目、熱い、
そして誠実さが本当に伝わった。躊躇しながらも巻き込まれ附いていく妻、子供の頃に選挙の手伝い
に行く母と泣きながら離れさせれられ、小学生の時に父の大きなポスターに恥ずかしさを覚えながら
大人になり「娘です」のタスキを掛けながら応援する娘たち、クレバーな父、社交的な母にも支えら
れ、地方選挙で3世である宿敵、そして今や平井卓也デジタル改革担当大臣と接戦につぐ接戦という
戦う構図が緊迫感があり痺れた。
バックには音楽もなく、ナレーションもないので、少し聞き取りにくい会話も何とか理解しようと耳
をそばだてる自分がいた。2003年に32歳にして総務官僚を辞し香川1区から出馬するが落選、2005
年に再び立候補し、平井氏に敗れながら比例四国ブロックで当選。しかし選挙区で勝てない議員は発
言権が党内で弱いという現実に直面する。魅力的な人物ではあるが日本の政党の論理には勝てない。
映画後半で国会での質疑応答は迫力があり、ネットでも評判になった。いつも思うのだが民主党系の
議員は自分が一番優れていると思いがちだ。しかし枝野幸男代表も立憲民主党結成時からは存在感が
薄い。批判するだけでは国民の共感を得ることが難しい。小川淳也のように論理で責めることが出来
る議員を先頭に立ててほしい。今の自公政権に勝つためにはそういう手法が必要だ。
エンターテイメントとしても抜群に面白く、感情を揺さぶられる作品だ。香川弁も柔らかく、政治の
世界を垣間見ることが出来る。私たちの生活に政治は直結している、沢山の人たちに観てほしい。