武見敬三厚生労働相は2日の記者会見で、先月29日に政治資金パーティーを開催したことを問われ
「背に腹は代えられない。私の事務所の金庫は7月中旬で全く空になるところで、必要不可欠だった」
と述べ、現行法の範囲内での開催で問題はなかったとの考えを示した。
数百人規模の開催だったと指摘され、大規模パーティーの自粛を求めた大臣規範への抵触に関し「
(人数は)勘定していないので分からない。特に盛大にやろうというつもりだったわけではない」と釈
明した。
武見氏は、自身のパーティー開催について、事務所の窮状を訴えながら「現行法に基づき、通常と同
様の形でやらせていただいた」と述べた。(東京新聞 2024年8月2日)
自民党は変わらない。大臣自ら「カネがない」と政治資金パーティーを開き、事務所が大変だから資金
集めをしたと言う。勿論収支報告が出てくるわけではない。結局なし崩し的に政治資金パーティーは開
催され、カネを多く集めた議員が当選を繰り返す。
カネがかかる政治を創り出したのは自民党だろう。そして余禄に預かろうとする人たちがすり寄り、既
得権益を手放したくない人々が献金をする。日本の政治を歪めているのは自民党そのものだ。選挙で与
党の議員数を減らさなければ日本はドンドン悪い方向に進んでしまう。