パリオリンピックは5日、スポーツクライミング男子複合のボルダー準決勝が行われ、17歳
の安楽宙斗(JSOL)が計69・0点で1位、2023年世界選手権複合3位の楢崎智亜が計
54・4点で2位で終えた。
安楽は第1課題、第2課題をともに完登。出場した19人のうち、第2課題を完登したのは安楽
だけだった。楢崎は、第4課題を完登して2位に入った。
2人は7日に行われるリードを戦い、ボルダーとリードの合計点が高い上位8人が、決勝へと
駒を進める。(読売新聞 2024/08/05)
何気なく観ていたのですが、この競技は面白い!場所はパリ郊外のセーヌサンドニ県に作られた
「ルブルジェ・スポーツクライミング会場」で、観客もかなりの入り。第1ステージから第4ス
テージと並んでいましたが、克服ポイントがかなり離れていて、とても人間業とは思えない。最
初に登場した南アフリカ代表からずっと何人も、ほとんど最初の段階から全然登ることが出来な
い時間が長く、難関コースを実感させました。
本当に驚かされたのが安楽で、信じられないスピードで登っていく姿に唖然としました。準決勝
リードは8月7日17:00からです。
男子複合リード準決勝は観ていてハラハラドキドキ、あと少しというところで手が滑って落下と
か、スリル満点でした。残念ながら楢崎はリードで点数を延ばすことが出来ずに予選敗退という
結果でしたが、安楽はボルダーの得点だけで予選通過という珍事、リードでも4位と結果を残し
決勝進出です。