岸田文雄首相(自民党総裁)が9月の総裁選不出馬を表明したことを受け、「ポスト岸田」を
目指す閣僚らは15日、続々と出馬に意欲を示した。首相は同日の閣僚懇談会後、「閣僚の中に
は総裁選に名乗りを上げることを考えている方もいると思う。気兼ねなく、堂々と論戦を行って
ほしい」と述べ、岸田内閣の一員でも出馬は制約されないとの考えを示した。
斎藤健経済産業相は15日の記者会見で、総裁選出馬の意欲を表明した。「昨日から今朝にか
けて『総裁選に出るべきだ』といった連絡が数多く寄せられた。そういう声を真剣に聞かないと
いけないのかなと思い始めている」と述べた。(産経新聞 8/15 木)
岸田首相の14日の退陣表明を受け、自民党の閣僚が次々に総裁選に名乗りを上げている現状を大
手マスコミは盛んに報道しているが、現在の自民党閣僚たちが総裁になったところで、自民党は
何も変わることがない。彼らは長期間権力を握ってきたために「今だけ、カネだけ、自分だけ」
という考えに完全に染まってしまっている。
日本は今、大きく変わらなければ未来が見えない状況まで来てしまった。まずは政治家の税金の
私物化を検証しなければ始まらない。国民が誰も政府を信用していないからだ。次の選挙では疑
惑のある政治家を一人でも多く落選させなければ、日本は変わらない。