福岡の看板屋 独り言(看板.・カワムラ)TEL092-935-7058

皆様に生かして頂いてる看板屋としての呟きです。内容は独り言なので、万が一気分を害された方が居られましたら何卒ご容赦。

呪縛

2018年12月16日 | Weblog

 一週間分まとめ買いの買い物を実家に持って行った・・・

やっとの思いで 外すことに成功したトある宗教団体が支援する政党のポスターが 

ま~た 実家の壁に貼られていた 

 

かッと頭に血が上り つい母に怒鳴ってしまった

私「恥ずかしいけん 外せええええ!」

母「この罰当たりがっ 帰れっ!私は殺されようと この信仰を貫くとよっ!」

私「ポスターは辞めれ ここは〇〇〇会と宣言しとるようなもんやんかっ!

  俺なんか 壁にゴシック体で大きく(うちは〇〇〇会とは関係ありません)って

  看板出したい位なんだぞ!見っともない」


ご近所の目も憚らず 怒鳴り合いをする親子・・・

私「ちィ~ったあ 今回の悪法が通された事で目が覚めたかとおもったら

  なぁ~んも理解しとらんやんかっ!」

ポスターを外す迄、滾々と諭し その後、何度も電話して 確認していたが

母「わかっとるよ わかっとる あんたの言う事が正しいと思うよ」

正直、訝しく思っとったら やっぱ こういう事になっとりました。


子供が河原から拾ってきた石を見て「そんな物持ってちゃ~いけん!よか事ぁないけん」と

注意するような想いだったが そんなぁ~もんじゃない!ええ加減にせい。


居直られりゃあ~ほれっ!人間ちゅうのは 忠言耳に逆らうっちゅうわけで

諫めようとすると 都合の悪い事にゃ~思考停止になり耳を貸さない。


例えるならば 犬の前で屁をこくと 人間の嗅覚の何千倍もある筈の生き物が

悪臭を喰らい じっと 私を見つめ「なんばすっとか!?」と軽蔑の視線を返し 

じっとしておられるような物であるのだ。(不快な臭いはカットできる能力)

 


一体全体、誰が誑かすんでしょうか・・・

やっつけても やっつけても 関ヶ原の伏兵のように うじゃうじゃ

ヤッテくるのです。来年は選挙だからなっ!普段は年老いて 役に立たなくなった

母を邪魔者にする癖に 知り合いが多い事を当て込んで 使っちゃろうという魂胆は

みえみえ~ はっきり言って頭にきているのであります。


大成功した衆愚化にしめしめと胡坐をかき、昔は 麻雀で恐る恐る捨て牌しながら 

皆の反応を気にしていた連中が、今は開き直り堂々と 何でもありなのであります。

誰かが指摘しなければ 覚醒などあり得ない。


家にかえり 母を怒鳴った事に嫌悪感を持ち 妻からも

 「信じとるっちゃから 仕方がないやん そ~っとしとっちゃらんね」

私「馬鹿言うな  義を見てせざるは 俺の性分に合わんのだ」

妻「生き甲斐やから 取り上げたら元気が無くなるとよ~」

怒鳴った事で 返って私自身が憔悴しきって落ち込む有様


そんな中 タイミングを合わせたように 久しぶりに 友人Uさんから電話があった・・・

まるで、この一件を知っていたかのように Uさんから 認知症の症状の話題

を持ちかけられ 待ってましたとばかりに 今回の一件をぶちまけたのであった


 私:「Uさんは この団体、如何思われますか?」

U氏:「私は半分、奥様の言う事に賛成です 一言で表現すれば 健康食品会社ですよ」

深い事は書かないが、やりとりしていくうちに 私自身、仏教を愛するが故に 正義感を

振りかざし  私こそ、この宗教の呪縛から解かれていなかったのかも・・・

何故か死んだ叔父が「好きにさせとけ」とU氏の口を借りて告げたような気がした。

「え~いクソ 度し難し!これ以上何も言うまいよ!」


やりっぱなし こきっぱなしのインチキな振る舞いに対し 罰もなければ 何の沙汰も

ない・・・こりゃ~まるで 此間観た映画「沈黙」のように・・・

一人で「何てこった!」と悔やみ大騒ぎしている 世界一の暇人だったのだ・・・


もう、いいよ 好きにしな・・・

必死で洗脳を解こうとする俺が馬鹿だった。

「なぁ~んも変わらんよ」


唯、後世の人達から 笑われても 俺は知らない・・・

後は世間の人達の見識に委ねるしかないだろう 皆さん 怖がらないで「沈黙」しないで

下さいね ゆでガエルの洗脳を解くには 皆さんの本音が一番効くのですから。