一週間分まとめ買いの買い物を実家に持って行った・・・
やっとの思いで 外すことに成功したトある宗教団体が支援する政党のポスターが
ま~た 実家の壁に貼られていた
かッと頭に血が上り つい母に怒鳴ってしまった
私「恥ずかしいけん 外せええええ!」
母「この罰当たりがっ 帰れっ!私は殺されようと この信仰を貫くとよっ!」
私「ポスターは辞めれ ここは〇〇〇会と宣言しとるようなもんやんかっ!
俺なんか 壁にゴシック体で大きく(うちは〇〇〇会とは関係ありません)って
看板出したい位なんだぞ!見っともない」
ご近所の目も憚らず 怒鳴り合いをする親子・・・
私「ちィ~ったあ 今回の悪法が通された事で目が覚めたかとおもったら
なぁ~んも理解しとらんやんかっ!」
ポスターを外す迄、滾々と諭し その後、何度も電話して 確認していたが
母「わかっとるよ わかっとる あんたの言う事が正しいと思うよ」
正直、訝しく思っとったら やっぱ こういう事になっとりました。
子供が河原から拾ってきた石を見て「そんな物持ってちゃ~いけん!よか事ぁないけん」と
注意するような想いだったが そんなぁ~もんじゃない!ええ加減にせい。
居直られりゃあ~ほれっ!人間ちゅうのは 忠言耳に逆らうっちゅうわけで
諫めようとすると 都合の悪い事にゃ~思考停止になり耳を貸さない。
例えるならば 犬の前で屁をこくと 人間の嗅覚の何千倍もある筈の生き物が
悪臭を喰らい じっと 私を見つめ「なんばすっとか!?」と軽蔑の視線を返し
じっとしておられるような物であるのだ。(不快な臭いはカットできる能力)
一体全体、誰が誑かすんでしょうか・・・
やっつけても やっつけても 関ヶ原の伏兵のように うじゃうじゃ
ヤッテくるのです。来年は選挙だからなっ!普段は年老いて 役に立たなくなった
母を邪魔者にする癖に 知り合いが多い事を当て込んで 使っちゃろうという魂胆は
みえみえ~ はっきり言って頭にきているのであります。
大成功した衆愚化にしめしめと胡坐をかき、昔は 麻雀で恐る恐る捨て牌しながら
皆の反応を気にしていた連中が、今は開き直り堂々と 何でもありなのであります。
誰かが指摘しなければ 覚醒などあり得ない。
家にかえり 母を怒鳴った事に嫌悪感を持ち 妻からも
「信じとるっちゃから 仕方がないやん そ~っとしとっちゃらんね」
私「馬鹿言うな 義を見てせざるは 俺の性分に合わんのだ」
妻「生き甲斐やから 取り上げたら元気が無くなるとよ~」
怒鳴った事で 返って私自身が憔悴しきって落ち込む有様
そんな中 タイミングを合わせたように 久しぶりに 友人Uさんから電話があった・・・
まるで、この一件を知っていたかのように Uさんから 認知症の症状の話題
を持ちかけられ 待ってましたとばかりに 今回の一件をぶちまけたのであった
私:「Uさんは この団体、如何思われますか?」
U氏:「私は半分、奥様の言う事に賛成です 一言で表現すれば 健康食品会社ですよ」
深い事は書かないが、やりとりしていくうちに 私自身、仏教を愛するが故に 正義感を
振りかざし 私こそ、この宗教の呪縛から解かれていなかったのかも・・・
何故か死んだ叔父が「好きにさせとけ」とU氏の口を借りて告げたような気がした。
「え~いクソ 度し難し!これ以上何も言うまいよ!」
やりっぱなし こきっぱなしのインチキな振る舞いに対し 罰もなければ 何の沙汰も
ない・・・こりゃ~まるで 此間観た映画「沈黙」のように・・・
一人で「何てこった!」と悔やみ大騒ぎしている 世界一の暇人だったのだ・・・
もう、いいよ 好きにしな・・・
必死で洗脳を解こうとする俺が馬鹿だった。
「なぁ~んも変わらんよ」
唯、後世の人達から 笑われても 俺は知らない・・・
後は世間の人達の見識に委ねるしかないだろう 皆さん 怖がらないで「沈黙」しないで
下さいね ゆでガエルの洗脳を解くには 皆さんの本音が一番効くのですから。