あれから 一年・・・
時がどれ位、経ったのか 分からない程
母の死は 実感がない。
頭の中に靄でもかかっている様だ・・・
まるで サウナの中に閉じ込められ
タダ、タダ 熱気の苦しみに
神経を持っていかれ 寂しさのベクトルを
別方向に向けられている様な感じだ
母に育てられていた現実が 夢だった様にも感じる。
嗚呼 家族出演の人生ドラマは やがて 最終回を迎え
それぞれの役者が 役を降り 懐かしい アーカイブ
映像として 宇宙空間に残るのだろうか・・・
一体 誰が懐かしむのだろう やっぱ 出演者だけの
物なのか ご先祖様達なのか・・・
それでもいい いや それがいい・・・・