私がまだ30歳代の若い頃の話だ・・・・
何を血迷うたか インチキ宗教に嵌り ま~所謂2世ッテ奴だが
所轄の地域を任され 家庭訪問なるものを 飯も喰わんで
やるのだが・・・そんな中で60歳代の壮年のオッサンが 呆れ声で びったれた。
「12月だろ・・・そろそろ あれかい?土の餅の話が出てくるんだろう?」
土の餅の話・・・
端折って言うが これは 乞食をやっていた お釈迦様に泥で作った餅を供養した
童の話なのである 徳勝童子といふ・・・・wwww
その真心の功徳とやらで 大金持ちの阿育大王に生まれ変わると言う
こりゃ なんともまあ 供養好きにゃ~たまらない 都合の良い仏教説話なのである。
オッサンが言った 土の餅の話とはこの事だ・・
12月年末が近づくと 教団側から この話をするようにと指導されているので
毎年の恒例行事なのである
そして その晩 若い連中を集め インチキ新聞を読んで 皆に講義をしていると
この 土の餅の徳勝童子について質問があった・・・・
俺が預かっていた人達というのが こりゃ又 色んな人が居て・・・
吃音癖のある青年曰く
「こ、こんど 会館に ど、泥団子をも、持って行っていいっすか?
お、俺も大王の身分になりたい ら、来世は大王様だぁ・・」
私:「・・・・・・」
青年「だ、ダメですかね?」
どんなもんでっしゃろ?と上目遣いで見つめられる私・・・
この子は 偶に ドキッとするような鋭さで 皆がタブーにして
いるような事を平気で問いかけてくるのだ そりゃまるで
帝釈天が姿を変え こちらを試すような・・・・何が言いたい!?
それとも 何かい?素で言うとるのなら
(アホか 貴シャ~ン そりゃ教団側が銭が欲しいから
いい加減な事を言っとるのであって それを真に受ける馬鹿が
いるかよ!与太話を本気にすんなちゃ!あいつらは※喜捨を
遠回しに ねだっとるのよ・・・)与太話ではなく 阿含経に出てくる
話なので 本物の仏説なのかも知れぬが
その真心の供養は 大勢の人の貧困の払しょくになる筈だが
実際、そうは成っていない・・・つまり 釈尊の真意が全く
伝わっておらず 形骸化した話になっちまったって ところだろう
※喜捨=喜んでお金を供養します させてください
腹が減っていたせいか・・・イヤ違う!あの60歳代の壮年のオッサンの言葉が
胸につかえていた事もあり そして又 自分自身を騙しだまし 信仰している自分にも
嫌気と疑問を考えないように 己を偽っていたので ムキになっつて こう返した
私:「おお いいぜ 真心の泥団子をよ~ た~くさん 会館に持って行って
入口に積み上げちゃろうぜ!ハチの巣突っついたみたいに 青い服着た
兄ちゃん達が すっ飛んでくるから
そん時ぁ その泥団子投げつけようぜ(人の真心を何だと思ってんだ)
ってね 俺は車汚したくないんで リアカーを農家から借りてきな!
ついでに 拡声器も持ってこい!
俺と心中する気があるんなら いつでもやるぜ!俺も建前は嫌いだ
いいか これをダブルスタンダードっち言う!」
青年:「や、やっぱ ダメなんでしょうかね」
私 :「どうせ ダメに決まっとる!教団側は最低1万円以上だそうだ 教義に書いていない
一生開くか分からない 宇宙銀行もあるでよぉ~」
やられました・・・この吃音癖がある青年に 悪酔いしていた俺に塩水を飲ませ
ゲロを吐かせたのであります。
ま~ 要スンに 地獄の沙汰も金次第・・・
分かりやすく 俗っぽくてよいぢゃ無いっすかぁ~
自分の頭で考えないと 自分が獄に囚われている事にも
気づかない・・・今の日本も こんな状態なのが 不思議だ・・・
自分等の生活を壊されても尚 信じ続ける 思考停止な人達が
覚醒しないと 投票率も上がらず カルトが永遠に支配し続ける
だけなのでありますな・・・お跡がよろしいようで