福岡の看板屋 独り言(看板.・カワムラ)TEL092-935-7058

皆様に生かして頂いてる看板屋としての呟きです。内容は独り言なので、万が一気分を害された方が居られましたら何卒ご容赦。

不思議なオッサン達

2024年10月12日 | Weblog

トアル大型薬局店で、内臓脂肪を減らす薬が激安だったので

ニヤニヤしながら 梱包に書かれていた説明書を読んでいたら。

 

デブの兄ちゃんが 横に立ち、私と同じく薬をニヤニヤして

見ていると白衣を着た 60歳くらいのオッサン店員が

やってきて 

 店員:「あ~それは、運動せんと 効果ないからっ!」と

キッパリ言い放った。

 

兄ちゃん:「嗚呼~そうですか でも、運動せなぁ~いかん

とは書いてないですよ」と反論したのだった。

するとオッサン店員は

(この人、まつ毛を女性専用のビューラーでカールさせて

 いるのだろうかパサパサとしばたたたかせて 

 不自然な目は 忽ち涙目になり、ほら あの~昔 頑固、

 変わり者で痩せたラーメン屋の巨匠がいたじゃない 

 ポマードべっちょりオールバックの あの神経質そうな

 顔して怒鳴りまくる・・・)あんな感じの人・・・

 

目を充血させ「だから ダメだって言ってんじゃね~の!」

とムキになりやがったのだ。

兄ちゃんは 私の方を見て大きく目を見開き

(どうなってんの此のおっさん)と

赤の他人である 私の同意を乞うのであった。

 

暇人の私は、この兄ちゃんに大いに同情し 助太刀を

買う事にした。

 

私:「オッサンが なんば、ワンとかツーとか吠えろうが 

   運動の明記はないんやから

   それに デカデカと楽に脂肪燃焼と書いてあるっ!

   このジャイアン君に座布団一枚!」

  兄ちゃん 顔が引き攣り 少しㇺッとした顔になり

 

兄ちゃん:「それじゃあ そちらは、ドラえもんですか?」

      と反撃した

   私:「き、きしゃ~ん 年上ぞ 年上のワシに向かっ

      てっ!なんかっ そん態度はっ!

      大体、助太刀を買っとるワシに、ちょ~っと、

      いじられたからっちゅうて・・・

      長幼の序!君も武士なら 論語を読め 

      論語をっ!」と

怒りに震え、3人の間は修羅の膠着状態になった・・・

 

すると、店員オッサンが、お前の出る幕かっと

店員:「俺が言うとるっちゃから 間違い無い!」と

    再び戦いのリングに引き戻す。

兄ちゃん:「オッサンが開発したんっすか?これ!?」

     嘲りを込めかなり強めに返答したのだ 

     多分 助っ人が現れ 心を強くしたんだな・・・

     買い物客がギョッとし 数人が注目した。

私:「ば、馬鹿チン ムキに成るな 馬鹿と思われるぞ 

   頭ば冷やせっ!」

     

二人とも険悪なムードになりつつあったので

 私:「お宅も、商売人なんやから ええやん 

   売れればそれでっ!」

  店員:「イヤ、お金の無駄やと思ってさあ~」

私:「そうか 親切心が伝わらなかったんどすな 

   兄やん 老婆心やからな怒るなちゃ 悪気なしっ!

   ここは、一丁、 ちょちょんがチョン!」と

   東村山風・盆踊りの舞で締めくくった。

 

メタボ2名と痩せっぽちレスラー1名は離合集散し、

オッサン店員が居なくなったのを確認して

棚の整理をしている エプロン姿のオバハンに聞いてみた・・・

私:「薬剤師さんかな~変わった人いますね?」

(イヤ 俺達も人の事ぁ~いえねえ)

オバハン:「えっ?何か粗相がありましたか?」

かれこれしかじか話をすると

オバハン:「え~?そんな人、うちには居ませんけど・・・」

 えっ!?んじゃ誰っ!?

 私:「白衣着とったべえ?」

オバハン:「白衣・・・床屋さんも着るしねぇ・・・」

私:「げっ!んなら 床屋のオッサンがブラブラしてココに

   買い物に来よったんかい!」

オバハン:「・・・・・」少し ぷっと吹き出しそうになり

 

それ以上の詮索はせなんだ・・・

だって オバハン、忙しそうなんだもん