2017年10月29日記事・・・
とある ラジオのDJがリスナーの投稿文を読み上げる・・・
「銀杏って美味しいんですよねぇ~!
あれは、イチョウの実を踏み潰して
種だけを持ち帰って作るんですよねぇ~♪」
私:「誰だっ!そげな事言っとる奴はァ!」
激昂してしまった・・・
この季節になり 街は黄昏、暖色の秋景色と
なる・・・
心地よい日差しを全身に受け、散策してる人達は、
鼻をひくひくさせながら
立ち止まりゃ~あ靴の裏を確認する
動作がよく見られるだろう・・・のどかな秋の風景。
そう、ウンコでも踏んづけてしまったのではないかと・・・
犬のウンチだろうか・・・それとも、散歩中のオッサン、
オバハンがトイレを我慢できずに、この歩道の何処かで
野糞でもタレたのだろうか・・・
お気の毒に、野生する ビワの葉っぱを尻拭き紙に
代用したのだろうな・・・
なんて、そりゃ間違い!
あの、ウンコの様な、へそのゴマを
ほじくった様な悪臭の原因は、
イチョウの実なのドス。
酪酸 エナント酸が成分らしい・・・足の裏の臭いの素。
何でも、諸説いろいろだが、イチョウを繁殖させるために
私らがいつも食べている種を人間を含めた動物に
喰われないように くさい果実で守っているらしい・・・
すげ~!
此間、妹に誘われ 父母を連れて 牧場公園に出かけた・・・
イチョウの木の並ぶ並木道、旨そうな梅の実みたいな物が
道端に転がっている。
田舎育ちの父母に尋ねる
私:「こりゃあ 何の実ね?」
母:「イチョウの実たい ビールのつまみに銀杏の素揚げが、
出るやろうが」
私:「えっ?この、梅の実みたいなやつ?ちょっと違うんじゃ
ない?」
突然、妹が叫んだ!「兄ちゃん!お父さんが 口に入れたばい!」
私:「喰えるとね!?父さん 大丈夫ねっ!?」
父:「うえっ!ぺっぺっぺっ!」と吐き出す
どうやら渋かったみたいだ。
私:「ったく!見とらんと 父さんは、どげな事でもすんなァ~」
母が実の中から種を取り出して言うには 実じゃなくて
種が市販の食用だというのだ。
そりゃ そうだろう、店で食ったやつは
枝マメのでっかくなったような物だ・・・
それよか、母さん 手を洗ってよ!知ってて 何故に素手で
さわるかな~
妹が心配して スマホで検索・・・
イチョウの実を食べようと研究している人がいるらしいが
あれを喰う人間の気が知れぬとも記述してあった・・・
ったく 私が好奇心旺盛なのは父の遺伝なのか・・・
そういえば、妻が銀杏が好きだと言っていたなァ~
よし 拾っていくかっ!
と道端に落ちている銀杏の実を袋いっぱいに拾った・・・
家に持ち帰ると 家族から悲鳴が!
子供達「誰か、踏んづけてきたろう?」言わずもがな
ウンコを踏んづけて来たろう?
と言うのである。
そのままにしておいたのでは 大変な事になるので種子を
取り出し 果肉は可燃ゴミ袋へ・・・
種は日に干し 少しの水で湯がいて皮を剥く
(ペンチでコツをつかみながら)
中身を取り出すと 料理屋で出てくる 銀杏のおでましだァ~
塩を振って 爪楊枝にさし 妻に差し出すと
好評で沢山食べたよ。
私:「歳の数以上食うと害があるらしいぞ」
うイ~ひひひひ 愛の成せる技なのである。
まあ、人間の本能ってやつか タダで手に入る物を
収穫して家族に与えるってのは 実に気持ちの良い事
っちゅうか ナンチュウか~農耕民族の証なんだな~
だからと言って 果肉の部分を道端に潰して擦り付ける
所業は良くない!
汚物を撒き散らす行為と一緒なのだからね・・・
あっ!それと 木になっている物を採ると窃盗扱いに
なるので注意!
あくまで 道路に落ちた物を拾う事。
所有者は各自治体であることが
多いので 権利主張しているようなアホな団体ではないと
思うが・・・
権利主張するならば ちゃんと、拾って掃除せにゃいかんね・・・
東京大学の銀杏並木では いつもこんな臭いが
するのだろうな~
綺麗だけど変わってんな~
しつこく追伸・・・
もし、彼女とデート中に ベンチにイチョウの実が
落っこちていて尻で踏み潰したら 汁までついてて
腹切り物だろうなァ
た、タレかぶったと思われるぜっ!
相手が情の無い人間ならば失恋間違いなし。
恋愛の季節 未婚者は気をつけるべし!
ps 全然 関係ない追記だが・・・
味のマルタイの「屋台ラーメン」は うまかっちゃんに
匹敵する インスタントラーメンだ。歴史は、
屋台ラーメンの方が古い。あらためて 思うのだが
各社 分からぬように内容量を減らしているのに対して
価格も量も質も しっかり維持しているのが
このラーメンだ。
秋の夜長 小腹が空いたら 此のラーメンが
ベスト!(令和元年 消費税増税の前々日の覚書)
令和4年追記 コストプッシュインフレで
又 値上げしやがった!このラーメンも耐えきれぬように
なったみたいだ ダメだこりゃ!